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Posted by みやchan運営事務局 at

2010年01月29日

風邪と漢方薬




風邪を引いたときに使う漢方薬のほとんどは、
『傷寒論(しょうかんろん)』という本に載っているものです。

これは後漢~三国時代にかけて、
張仲景(ちょうちゅうけい)という人が書いたと言われているのですが、
これは傷寒(しょうかん)という病気の治療のためだけの本なのです。

傷寒とは何か?実はそれはわかっていません。
チフスとも、インフルエンザとも、マラリアとも言われています。
また、そういった病気の総称であるとも。

要するに、熱性の伝染病のことであるのは間違いありません。

感染初期の軽い症状、
寒気がして肩がこったような気がするという頃に始まり、
2~3日たったとき、
4~5日たったとき、
間違った薬を飲んでしまったとき、もっと長引いたとき、
お腹がゆるいとき、便秘したとき、
微熱があるとき、高熱がでたとき、

これが延々と続き、
113種類もの漢方薬が出てくるのです。

有名な処方では、
葛根湯(かっこんとう)、麻黄湯(まおうとう)、
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)、桂枝湯(けいしとう)、
小柴胡湯(しょうさいことう)などなど。

さて、私も先日この風邪をひいてしまいまして、
結局のところ、治るのに1週間かかりました。

いつもはヤバイと思ったらすぐに漢方薬をのんで、
一晩で治していたのですが、
今度の風邪はしつこかった。

自分の身体ですから、色々と勉強になることは多かったですね。

一番に感じたのは、
とにかく食べてはイカンということです。
あれほど皆様には説教しておきながら、今さらなんですけど、
もともと暮れから正月にかけて食べ過ぎていました。
その悪しき習慣を断ち切ることが出来てなかった。

二日目に、もう治ったかと思って焼肉をたらふく食べた。
焼肉にはなんの罪もなく、食べ過ぎた私が悪いのです。

そこでまた、二度目の「ヤバイ」がきて、
ずるずるとリフレインの日々を送ったのです。

風邪を引いてる間、
お腹いっぱい食べると必ず悪寒がきました。
(そうなっても食べるいやしさ)

また、寒い環境の中にしばらくいると、
やはり悪寒がきました。
途中からカイロをはるようになって治ったけど。

反省すべき点は、とにかく風邪をひいたら、
食べ過ぎない!!!!これですね。

それと防寒には気を配るってのも大切。
寝るのが薬って言うけど、
仕事をほったらかして寝てられる人なんて、
いないのですから。

私はずっと漢方薬を飲んでいました。
これのいいところは、副作用による二次災害がないところです。

眠くならない、咽や口が渇くこともない、
だるくならない、咳が出ても残らない。

新薬は、とりあえず咳を止める、鼻を止める、
熱を下げる、そういうのは得意なのですが、
咳が残っていつまでも長引いたり、
治ってもちょっと元気が出なかったりすることがあります。

どちらも一長一短なので、
新薬が絶対によくないと言うわけではありません。
状況に応じて選ぶと良いと思います。

『傷寒論』は、とてもいい本で、たくさんの漢方薬を教えてくれ、
熱性の伝染病になった私達を助けてくれています。
紙のない時代のことですから、
最初は竹筒に書かれていたそうです。

張仲景さんは、よほど苦労して書いたんでしょうねえ。
世のため人のためと思って。

でも、昔は私のように食べ過ぎる人はいなかったでしょうから、
せっかくの薬の効き目を鈍らしているのかも・・・。
そこがちょっと申し訳ない。

今日は金曜日、週末です。(だよね?)
私は土曜日の午前中、もしかしたらちょっといないかも。
その後はずっとおります。

おヒマな時にはお立ち寄りください。では。  

Posted by キリンさん at 11:44Comments(18)漢方

2010年01月28日

穴があったら入りたい Ⅶ



先日は友達の恥をさらしたのですが、
「友達=キリンさん」疑惑が根強く囁かれている模様。

それを払拭すべく、
正々堂々と自分のエピソードを披露いたします。
ま、そんなたいしたことじゃないんで、
忙しい人は読まないでね。

もう20年前の大晦日のおはなしです。
当時は、お正月の三が日はデパートもスーパーも
お休みでした。

ですから30日、31日の買い物もハンパじゃない、
そういう時代であります。

スーパーのレジは長蛇の列で、殺気立っておりました。
私も二カゴにいっぱいの商品をかかえ、
やっと自分の番がきた、その時のことです。

ない!!卵が!!!!

卵の買い忘れは致命的です。
まあ、いいか~、というわけにはいきません。

重いカゴを両手に抱えて、また並びなおすのか!!???
この忙しい大晦日に!!
ところが幸いなことに、
卵売り場はすぐそこにあったのです。

「すみません、卵、すぐ取ってきます!!」
こんな時に、オバサンは強いのだ。

後に並ぶ人達の刺すような視線をかわし、
走って卵をとって来たのでした。

そしてレジの計算が終わったその時、
衝撃の事実が!!!!!!!

消え入るような声で私がつぶやいた言葉は、

「・・・・スミマセン、財布、忘れました・・・・・」

これはノンフィクションです。

さて、今日はちょっと忙しいのでここまで。
みなさま、元気だしていきましょうね。  

Posted by キリンさん at 10:28Comments(23)王様の耳はロバの耳

2010年01月27日

まさかの漢方 膀胱炎




お店に膀胱炎のお客様が来られたときに漢方薬を出すと
「いや、じっくり治してるヒマはなくて、
 今すぐ効かなきゃ困るんですけど~~~~」
と、よく言われます。

膀胱炎は、はっきり言って辛い病気です。

おいしっこが頻繁にしたくなる!!
でも、出にくい!!
出すと痛い!!!
しかも出たあとも、ずっと残ってるようで気持ち悪い!!
しばらくしたら、またしたくなる!!
でも、出にくい・・・・

と、振り出しに戻って延々と続きます。
我慢していると、
お腹も痛くなり、血尿が出るようになり、
高熱が出て、
腎盂炎を引き起こし、
悪化すると死んでしまうことさえあるのです。

病院に行って、抗生物質を処方してもらえば、
ほとんど治るんですけどね。

でも、忙しくて病院に行けないとか、
抗生剤で副作用が出るとか、
そういうこともありますよね。

初期だったら、漢方薬で治ります。

一番よく使われるのが、
「五淋散(ごりんさん)」という薬です。

この薬は、
消炎、鎮痛、解熱、利尿などの作用により、
尿路系の炎症を鎮めてくれるものです。

また、滋養強壮作用もあるので、
体力が弱ってかかってしまったときなんて、
抗生剤よりも適していると言えるでしょう。

それと、流産防止の配慮もなされているので、
妊娠中の人でも飲めるという利点があります。

膀胱炎を繰り返す人は、
手元にいつも持っておいて、
「やば~~~~い!!」
ってな時にすぐ飲めば、その段階で治すことが出来ます。

でも、これは抗生剤と同じように、あくまでも対症療法の薬。
繰り返す人は、それなりの理由があります。
そこを解決しなければ、根本治癒とはいかないんだけどね。

今は膀胱炎といっても市民権を得ているけれど、
昔は口に出すのがちょっと恥ずかしいイメージでした。

福岡に住んでいたころのことですが、
23歳の若い友人が
「膀胱炎らしいんだけど、恥ずかしくて一人で病院に行けない」
と言うので、もう一人の友達とついて行ったことがあります。

人目につくとイヤだと言うので、
わかりにくい場所の個人医院を探して行ってみると、
普通の家みたいな小さなところで、

「泌尿器科・性病科」
と、これまた小さな看板が・・・・・。

二人は
「えっ!!こ、こ、ここ!!??」
としり込み加減になったのですが、
本人はもう腹痛も出てきていて辛いもんだから、
「我慢できん!!入る!!」

しかたないので二人で両脇をかかえながら入ったのですが、
中は畳敷きの小さな待合室のある、
とってもレトロな空間でした。

大正時代の小説に出て来るような、不思議な感じ。
幸い他には誰も来なかったので、ちょっと安心。

その後は処方された薬を飲んでいたのですが、
こじれていたのですぐには治らず、
何度か付き合わされました。
(その間、だれも他に客はなかった)

ああ、あの時に五淋散を知っていたらなあ。
遠い日の思い出です。

そうそう、その年の福岡はとても寒くて、
彼女が膀胱炎になったのも、
雪の中をたいした防寒もせずに、
営業に歩き回ったのが原因。

冷えと疲れ、これです。
最初に病院に行ったときも、雪が積もっていました。

ヤバイときには五淋散、覚えておいて下さいね。
疲れがひどい時には、
疲れをとるものを一緒に飲むと、より効果的です。

さて、今日は水曜日ですね。昨日は火曜日でした。
なんでこんなことを言うのか?
わからない人はわからくていいんです。
気にしないでください。では。  

Posted by キリンさん at 10:58Comments(17)漢方

2010年01月26日

穴があったら入りたい Ⅵ(だよね)




もうじきオリンピックですね。
注目はやっぱりフィギュアスケートでしょうか。

スケートといえば、宮交シティにスケート場がありましたよね。
今はもうなくなってしまい、淋しい限りです。
京都で大学時代に行っていたリンクも閉じてしまい、
初めてスケート靴を履いた呉のリンクもとっくに姿を消しています。

と、嘆く私は、そう、スケート好き。
スピードにのってビュンビュンすべると、
風になったかのような爽快感があります。気持ちいいのです。

でも、今日の話は私ではなくて友達(男)のこと。

スケート場って、休憩の時間があるのを知ってますか?
プールと同じように、全員が外に出て暫く待たなければならないの。

もっともこれは休憩のためではなくて、
スケート場の氷を整備するための時間なんです。
全員が上がった氷の上をは、
みんなのエッジがつけた無数の傷があります。

けずれた氷を掃き清め、
その上に薄く水を撒いて傷を埋めていくのです。

小さなリンクは人がホウキを使い、
大きなリンクは機械がやってくれるのですが、
私達は綺麗になっていくリンクを、
魔法を見るように眺めているのです。

友達は、当時小学校の5年生だったそうですが、
それを見ていると、
その鏡のようなピカピカのリンクに、
真っ先に滑り出して、誰にも邪魔されずに真ん中に滑って行きたい!!
と、強く思ったのです。

スケートしたことあれば、ご存知でしょうが、
スケート場にはオキテがあって、
全員が一定方向にぐるぐる回って滑るんですよ。
だから、真ん中に行きたくても、
人をよけながらでなければ進めません。

でも、休憩の直後であったら?
彼はそこをねらったわけです。

入り口にスタンバった彼は、その時を待ちました。
そして、休憩の笛を係員さんが口にくわえるのを見た瞬間、
音が鳴る前に勢いよくリンクに飛び出したのです。

まさにその時です。
彼のスケート靴のエッジが入り口にひっかかったのは。

3メートル飛んだ、と本人は言ってました。

係員さんは驚きのあまり笛を吹かなかったので、
彼がふっとんで胴体着陸し、
その勢いで真ん中までツーッと滑っていくのを、
全員が見守っていたというわけです。

何が恥ずかしかったかって、
一刻も早くその場から立ち去りたいのに、
わらわらと寄ってきた係員さんやヤジウマが、
「だいじょうぶか?だいじょうぶか?」
と大騒ぎして医務室まで連れていかれ診察されたあげく、
どこにも怪我がないとわかると、
「な~んだ」って顏されて、
しこたま説教されるまで、一人になれなかったことだって。

私じゃありませんよ。
彼はそれ以来、スケート場には足を踏み入れてないそうです。

いや~、見たかったなあ。

ボーリング場で、
ボールと一緒にレーンをすべって行った人は見たことあるけど。

さて、今日は月曜日です。
お天気もよさそうだし、元気だしていきましょうね。  

Posted by キリンさん at 10:55Comments(25)王様の耳はロバの耳

2010年01月25日

トマトと漢方




最初に言っておきたいのですが、
トマトの使われている漢方薬はありません。

ですが、中国では2000年前から栽培され、
家庭料理として不及してきました。
薬膳料理のお店で目にした方もあると思います。

東洋学的に言うと、トマトの効能は
「生津止渇(せいしんしかつ)」
簡単に言うと、水分を補充し渇きを収めるという意味です。

もともと夏野菜ですから、冷やします。

ということは、冬に食べたら身体に悪いのか?
いえいえ、そうではありません。

当然ながら、生のトマトをガツガツ食べてはいけません。
体中が冷えてしまいます。
でも、食べ方によっては冬でも身体の調子を調えてくれるんです。

胃熱をとってくれる、これです。

七草粥のときに、ちょっと書いたと思うのですが、
暮れ正月の暴飲暴食によって、胃に熱が溜まっているのを、
七草が優しく冷ましてくれるってこと、覚えてますか?

トマトには、胃熱をとり、消化を促進し、
肝の解毒を助けるという効能があるんですよ。

だから、相変わらず暴食気味でヤバイ方は、
上手にトマトを食べるといいと思います。

ただ気をつけておきたいのは、
胃弱で胃に水がポチャポチャしていそうな人には向かないってこと。

それと、未熟なトマトには、
ソラニンという毒性がある成分が含まれているので、
青いトマトは室温で完熟させてから使う方がいいみたいです。

今のシーズンは、火を通した料理をとることをおススメします。
加熱すると衰える成分があるとはいえ、
有名なリコピンは、その方が吸収しやすくなるんですよ。

有名な中国の家庭料理に
「西紅柿鶏蛋(読み方は知らない)」
という、トマトと卵の炒め料理があります。
西紅柿は、トマトのこと。鶏蛋は、卵の意味です。

作り方は、調べてください。
(私に料理のことを聞いてはイカンよ)

そうそう、
写真のトマトは、ブロガーのとらさんから頂きました。
すでに完熟なので、置いとく必要もなく、すぐに食べられます。
とらさん、有り難う。
私の胃、はっきり言って燃えてますんでとてもタイムリー。

その他にも、色々と頂き物をしております。
なかなかご紹介出来ませんが、
ちょっとだけね。



pia masaご夫妻からの、せんべい。
裕さんからの、韓国土産。
それと、ラベルだけになってしまった、
やっさんからの栗きんとん。(写真とる前に食っちまった)

とらさんからのトマトは、
ダンボールに一杯あったので、
若干は残っています。

食べたい!!という方は
くすりのキリン堂まで取りに来て下さいませ。
(配達はなし)

最後に豆知識。
生キュウリ、生人参と一緒に食べると、
ビタミンCが破壊されるので、
サラダでは一緒にしない方がいいそうです。

それでは、今週も元気だしていきましょう。  

Posted by キリンさん at 11:15Comments(29)漢方

2010年01月22日

安らぎの空間、憎しみの空間




今、ムーミン展が開催されてますね。

写真の本は
『ムーミンパパの手帖』といって、
私の大学時代の恩師の著書なんです。

副題が「トーべ・ヤンソンとムーミンの世界」
とあるように、ムーミンの物語を通して
著者であるトーべ・ヤンソンの世界観を著しておられるのですが、
これがユニークで面白いの。

その中に、
誰もが自分の場所を必要としているという話があります。

その一つが安らぎの空間

1・安心感が得られる
2・それとともに、解放感がある
3・一人だけでいられる(そして狭い)
4・あたたかみや、ぬくみが感じられる

たとえば動物の巣や、冬眠する場所のようなイメージ。
子供の頃の、秘密基地のような。

昔うんと小さい時、押入れの中に電気スタンドを引き込んで、
自分の部屋を作ったことがありました。
すぐに叱られて出されてしまったけど、
あの薄暗い空間の中での満ち足りた気持ちは、今でも忘れません。

ムーミンにも、ムーミンパパにも、ムーミンママにも、
それぞれの安らぎの場所があるのです。

ムーミンママのそれは、
自分が描いた庭園図の中で、
主婦としての家事に疲れ、慰めと解放を求めてそこに入り込み、
自分の描いたりんごの木を抱きかかえて目をつぶるのです。

ここまでなら、
普通に「ああ、わかるなあ」ってとこなんですが、
もう一つ大切なのが、

憎しみの空間だと言うのです。

それは、
他人に対して秘かに憎しみや怒りを抱いてもよい場所。

ちょっと教会の懺悔の部屋にも似ているのですが、
誰も懺悔を聞いてくれたり許してくれる人はいません。

ただそこでは遠慮なく暗い気持ちを抱くことができ、
ひたすら浸っていられるというだけです。

ムーミン谷には「怒りの森」というところがあって、
あのムーミンママでさえ、
憂鬱なとき、腹の立つとき、ひとりになってせいせいしたいとき、
その森に入っていき、
憎しみや悲しみを抱きながら、ただ歩くのです。

そういう感情をかみしめて歩くうちに、
いつのまにか頭の中が空っぽになり、すっきりする、そういう場所。
それが憎しみの空間です。

生きていると、
安らぎの空間と、憎しみの空間と、
その両方が必要なのではないかと私は思います。

最近感じるのは、
その両方の確保が困難な世の中になりつつあるってこと。

だからこそ、
意識してそういう自分の場所を見つける必要があるのでは?
私はそう思うのですが、
皆様はいかがですか?

さて、今夜は漢方勉強会です。
来週は漢方ガチガチのブログを目指し・・・・
はしませんが、
そっちにもちょっと触れようかなあと考えております。

それでは、良き週末をお迎え下さいませ。  

Posted by キリンさん at 11:25Comments(16)王様の耳はロバの耳

2010年01月21日

喜びのパワー




ずっと前に、マーラさんから、
オラクルカードを譲ってもらいました。

自分の気持ちがまとまらない時や
困った時に、ちょっと引いてみたりしてます。

ここんとこ、ず~っと手にしてなかったのですが、
昨日ちょっと引いてみました。

実は消しゴムハンコのミキちゃんに来てもらって、
2月末に出す新しい店の相談をしていたのです。
と言っても、ほとんどアホな話で笑ってばかりなのでしたが。

新店を出すのって、さすがの私でも結構不安だったりします。
こんなご時勢でもありますし、大丈夫かなあと。

そこで、ちょっとオラクルカードさんのご意見を聞いてみようかと、
そういう話になって、引いてみました。

近い過去、現在、近い未来の3枚のカードを。

写真のカードは、現在。
これね、布袋さんなんです。

意味は「Power of Joy」
そう、喜びのパワー!!!!!

なんでも
「人間関係で感じる喜びは、
 お互いを生き生きさせ、ワクワクさせ、成長させる」
のだそうで、
「喜びのパワーを通じて自分や他人を助け、
 癒すことができる」
のだそうです。

楽しいばっかりでいいのか?
と、迷うこともあったのですが、
ポジティブでいいらしい。
「今の状況に、ユーモアを見出しましょう」
とも書いてありました。

まさに「これでいいのだ」とお墨付きをもらったような・・。

そういえば、
夕べはカッ達?田野店で中国語を習ってきたのですが、
私はその前の晩も、カッ達?田野店に行ったのです。

いや、日にちを間違えただけなんですけどね・・・。
着いてみると、お店、真っ暗なんだもん・・・。

きっとこれもユーモアなのですね。そうに違いない。

過去のカードも未来のカードも、
どちらも嬉しい励ましでした。

誰でも不安を抱えて生きているものです。
でも、下を向いて悩んでいたのでは始まりません。

カードの布袋様のように、
明るく笑顔でがんばるわ~。

今日は自分のつぶやきみたいな内容になりました。
興味ない人はゴメンね。

そうそう、最後に、
皆様に忘れられないように言っておきますが、
これは漢方ブログですから。では。

  

Posted by キリンさん at 10:46Comments(25)王様の耳はロバの耳

2010年01月20日

究極の選択



今、うちのトイレには電気がつきません。
電球を替えてもダメなので、
どこかが故障しているのでしょう。

真っ暗だと健康チェックに困るので、
懐中電灯?ランプ?を置いてあります。
キャンプ気分で、なかなかよろしい。(私だけか?)

そういえば、実家のトイレの電気もよく切れたものでした。

友達がお泊りに来た時に、こんなことが・・。

夜、寝る前にトイレに行った友達が、
すぐに帰ってきまして、

「ねえ、電気がつかんのじゃけど・・・」

「ああ、切れとるんよ。足でさぐって入ってね。」

私は慣れているので、なんちゅうことはないと思ったのですが、
実家は古い平屋の日本家屋で、今で言う古民家。
庭は山につながっており、
トイレ(ちゅうかポットン便所)の窓からは、我が家の墓が見える。

そういう状況だったのです。

電球が切れても、電気屋さんは近くにないので、
すぐには買いに行けないし、
家族は慣れているので2~3日そのままってことも、ザラでした。

でも、友達は当然ながら慣れてないので、
しばらく悩んだあげく、

「庭でする!!」

その夜は満月。庭は熇熇としておりました。
でも、庭でするには重大な問題がありました。

「イノシシ、出るよ。」

そうなんです。夜になると、イノシシが出ていたんですねえ。

友達はさらに悩みに悩み、その結果、

「やっぱり庭でする!!
 実体がないお化けより、実体があるイノシシの方が、
 逃げられる!!」

というわけで、一件落着したのでした。
あなたなら、どうしますか?

話はかわって、
昨日の夕方のことですが、
「インテリア・トリムにようこそ」
のトリムさんが来られました。

「トリムです。」

・・・・以前からのお客様じゃありませんか。
いや~、悪いことは出来ないわ。
(悪いことって何だ?)

さて、今夜は中国語レッスンです。
それについて、ちょっと失敗があったのですが、
まあまた書きますわ。

風邪も落ち着いてきたので頑張ります!!!!  

Posted by キリンさん at 10:38Comments(24)王様の耳はロバの耳

2010年01月19日

この胸のトキメキを




写真の本は、田辺聖子さんの
『文車(ふぐるま)日記』という古典文学の紹介本です。

こ、こ、古典!!??おえ~~~~~っ!!!
なんて拒絶反応おこしてませんか?
高校の授業じゃないんだから。

『更級日記(さらしなにっき)』って、聞いたことありますか?
その中に、大好きなくだりがあるんです。

それは、13歳の本が大好きな少女が、
叔母さんから源氏物語の本をもらうところ。
当時は印刷がない時代ですから、本は貴重品です。

叔母さんは少女にお土産を渡すとき、
「実用品をあげてもつまらないから、
 アナタの欲しいと思ってるものをあげましょう。」
と言って、この本を渡すのです。

少女の反応、原文を紹介します。雰囲気を汲み取ってください。

「得て帰る心地のうれしさぞ、いみじきや。
 はしる、はしる、わづかに見つつ、
 心も得ず心もとなく思ふ源氏を、
 一の巻よりして、人もまじらず、
 几帳の中にうちふして引き出てつつ見る心地、
 后の位も何にかはせむ。
 昼は日ぐらし、夜は目のさめたる限り、火を近くともして、
 これを見るよりほかのことなければ・・・」

少女がそれこそ狂喜し、いかに興奮して
寸分の間も惜しんで読みふけったか、
生き生きと描写されています。

アナタにも心当たり、ありませんか?
「いや、そんなに本は好きじゃないし・・・」
と言う人でも、

たとえば発表会の前に、ドレスが出来てきて手を通す瞬間、
ほしくてたまらなかった自転車に、初めてまたがる瞬間、
必死でねだって買ってもらったグローブを手にはめる時・・・・。

生まれて初めてドリップでコーヒーを入れた時、
たとえ宮殿で料理人が上等のコーヒーを入れてくれたとしても、
自分で初めて入れたこのコーヒーに優るものはない、
と思いませんか?

こういうトキメキ、子供の頃にはずいぶんありました。
でも大人になると少しずつ忘れがちになってしまうものです。
でも、更級日記のこの一説を読むと、生き生きと蘇ってくるのです。

それはそうと、
ブログを始めたおかげで、
トキメキが訪れることが増えたかもしれません。

ブロガーさんが訪れて下さる時が、まさにそれです。

「今日、うかがいます。」
と連絡を頂くと、朝からソワソワしてしまいます。
「緊張する~」と、みなさん言われますが、
こっちだって緊張しとります。本当です。

突然「あの、私〇〇です。」
と名乗られることもあります。
これもビックリで、ドキドキしてしまいます。

胸がトキメクと、
血流が活発になって若返るような気がして、
私は嬉しい。
(結局は自分中心な結論)

皆様はいかがですか?トキメいてますか?  

Posted by キリンさん at 11:09Comments(24)王様の耳はロバの耳

2010年01月18日

誰にでも間違いはある パートⅡ



またやってしまいました。
コメントスルーという間違いを・・・・。

「誰にでもっていうか、キリンさんだからじゃないの?」
そう突っ込まれても反論のしようがないのですが・・・・・。

頂いたコメントを読みながら、
返事を考えるタイプなんです。

だから、考えただけで返事した気になってることがあります。
それが一時はシャレにならんくらい発生したもんで、
確認するようにしていたのですが、
最近はオロソカに・・・・。

懲りない52歳でごめんね。
幸い被害者のP氏は、快く許して下さいましたので、よかったんですけど。
いや~、いい人だ。男らしいわね。(あ、わざとらしかったか?)

他にもいらっしゃるのでしょうか?ドキドキ。
ちゃんと申告して下さいね。
悪気が無いってことだけはご理解ください。
今後、気をつけます。

さて、間違いはこれだけではなくって、
週末ちょっと風邪を引いてました。

前兆はですね、
目の奥が二日ほど痛かったこと。

しばらく酵素点眼をさぼっていたせいか?
と思ってジャブジャブ点眼したのですが、
どうやら違うみたい・・・・。

目というよりも、目の奥がおかしかったのです。
今にして思えば、鼻の奥に炎症が起こりつつあったのでしょう。

金曜日の夕方あたりから、
ちょっと鼻がおかしくなってきました。
もちろん薬を飲んで寝たのだけど、
土曜日の朝はしんどくなってました。

今から熱が出ますから、という体調でしたが、
午前中はどうしてもの用事があったので、
バタバタ済ませ、お昼は娘とお付き合いのお店にランチに行き、
帰って熱を測ると、

38度2分。

やっぱりか~~~~~。
午後はひたすら漢方薬をガンガン飲んで、寝ました。

日曜日は、熱は平熱になりましたが、
鼻声はひどく、まだまだ油断は出来ないレベルだったので、
一日静養。

今朝はほとんど良くなりました。
声はまだちょっと鼻声だけどね。

ここで咳が出始めると、長引く兆しなので、
このまま治ればいいなあと漢方薬を飲んでいるのでした。

風邪の原因は明白。
暮れから続く暴飲暴食と、
疲れと冷え。(スーパー内は寒いのじゃ~~)

みなさんに気をつけろよと説教してても、
こんなもんです。

ま、誰にでも間違いはあるってことで・・・・。
(それで済むのか?)

では、皆様も時節柄ご自愛して下さいね。  

Posted by キリンさん at 11:54Comments(17)王様の耳はロバの耳

2010年01月15日

足元ぬくぬく ぽっかぽか




ここんとこ、激しく冷え込みましたね。
雪だって積もったし。
まるで真冬ですね。(真冬だけど)

暮あたりからずっと「冷え」の相談が続いてます。
そのほとんどが、手足の冷え。特に足。

小学校の理科で習ったように、
温かいものは上昇し、冷たいものは下に溜まります。

下から温めて対流させないと、
下の方の冷えは、いつまでたっても解消できません。

今日はちょっとCMなのですが、
当店には写真の機械、

足岩盤浴「足の助」君がおります。

使い方は簡単。
靴だけ脱いで、靴下のまま足を突っ込むだけ。
メカが超ニガテな私でも大丈夫!!!

足元から、身体の芯まで温めてくれるのです。
冷えた心も大丈夫!!かもしれない。

この足の助君は、消臭、殺菌効果もあるのです。
また、足を暖めることで寝付きも良くなり、
朝までぐっすり眠れます。

20分・・・300円
40分・・・500円

と、一応料金は決まっていますが、
漢方薬などを購入された際には無料になることも。

また、物々交換ってことも・・・。
(催促ではありません)

足の助効果は、長時間持続します。
是非一度お試しくださいね。

話は変わって、
某ブロガーさんが、
粉薬がニガテでオブラートは必須と言われるのですが、
実は私はオブラートがニガテ。

オブラートに包んだデカさは、
どうしても飲み込めない。

そのうち、オブラートってやつは溶けてくるんです。
だから口の中は、
ドロドロ溶けたオブラートのネチャネチャと、
破けたとこから出て来る粉薬のバフバフとで、
おそろしいことになるのです。

泣きます。

暴飲暴食のタタリで体調不良の人も多いと思いますが、
この週末はゆっくり休んで建て直しを計ってくださいね。

最後にもう一度、
足岩盤浴、本当にいいよ。
是非おためしを~~。  

Posted by キリンさん at 10:51Comments(26)健康一般

2010年01月14日

あだ名 愛称 ニックネーム




最初にお断り。
Y子さん、H森さん、T.Mさん、
似てなくてごめんね。イメージですから・・・・。

さて、言い訳も済んだところで、
昨日のpia masaさんのブログに、
あだ名のことが載っていました。

その記事を読んでいると、
高校時代の先生方のあだ名を思い出したんです。

そう、絵に描いたのは高校時代の先生方。
似てないけど、〇〇十年たってるってことでカンベンして下さい。

ここでクイズです。
これから揚げるあだ名、それぞれ誰のニックネームなのか?

「夜の関白」
「すだれ満月」
「鶏の首」
「恐怖のスリッパ」
「パンダ」
「ぬばたま」

さて、正解ですが(早いか?)

①・・・パンダ
    これは見たまんまなので解説不要ですね。

②・・・恐怖のスリッパ
    現代国語の先生。スリッパを引きずって歩くクセあり。
    ザスーッぺタ、ザスーッぺタという音とともに現れる。
    厳しいけど、東大卒で授業内容は興味深いものでした。

③・・・鶏の首
    化学。教頭先生でもある。
    正確には「鶏の首を絞めたような」
    長いので省略して使っていました。ヒドイね。でも似てたの。

④・・・ぬばたま
    実は他校の先生。友達の高校。
    古典の先生。
    「ぬばたま」とは、黒、闇、闇夜などの枕詞です。
    色が黒かったもんで・・・。

⑤・・・すだれ満月
    数学の先生。授業が面白いので、人気がありました。
    面白いっていうのは、おかしいんじゃなくて、内容の話。
    ふざけてると鉄拳がとんだ。でも、みんな好きだった先生です。
    頭が、スダレ越しに見る満月みたいだから。

⑥・・・夜の関白
    本当は、もっとギンギラギンに脂ぎっているのですが、
    絵が下手で伝わらんなあ。
    倫理社会の先生。

学校中の生徒が全員知ってるあだ名もあれば、
仲間内だけで勝手に呼んでいたものもあります。

ご本人が知っていたかどうかは不明。

高校時代って、しょーもない事にばかり頭を使って、
肝心の勉強はおろそかだったなあ。
特に私のクラスは、男子の半数が浪人しました。
ついでに私も浪人しました。

高校時代に遊んでばかりいたので、
みんな浪人中は真面目に勉強して、
それぞれ目標を大きく外すこともなかったような気がします。

宮崎は、厳しすぎますね・・。個人的な意見ですけど・・。

さてさて、寒い日が続き、風邪の人が増えてます。
何度も言うように、暴飲暴食は控えて規則正しい生活を!!

今日も一日元気だしていきましょう。  

Posted by キリンさん at 11:02Comments(22)王様の耳はロバの耳

2010年01月13日

25年目の告白




子供の頃、雪だるまの絵といえば、
これが定番でした。

ブリキのバケツを被り、たどん(丸い炭みたいな燃料)の目、
眉と口は炭で、手はホウキ。

さて、本文は雪ダルマとは関係ありません。

私の高校は、田舎の小さな扇状地からなる平地にありました。
その町に住んでる生徒は、私も含めて徒歩か自転車通学です。

でも、その町以外から来てる人達もいました。
それはバス通グループ、船通グループ、国鉄(JR)通グループのみっつです。

時々、それぞれのグループ全員が欠席することがあります。
ホームルームで出欠をとる時、
バス通グループが来てないと、みんな一斉に

「雪か~~~。」
と言います。

山奥からの一本道は、雪が深いと通行止めになるから、
バスの人達は来られないのです。

同様に、船グループがいないと
「霧か~~~。」

霧が出ると、危険なので船は運行停止になるのです。
泳いででも来る!!なんちゅうヤツはおらんし。(アタリマエだが)

では、国鉄(JR)は?
「ストか~~~。」

そうなんです。ストなんですよ。電車が動かなくなると、お手上げなんです。
バスは本数が少なすぎて対応できないし。

私の家は田舎でしたが、まだ高校のある町にあったので、
同級生の中では都会グループ。
住所も一応、呉市だったし。

バス、船、国鉄利用組は、住所も〇〇郡だったこともあり、
田舎の田舎グループという位置づけでした。

月日は流れ、卒業して25年目の同窓会があった時に場面は移ります。

田舎の中の田舎グループだったある男子と、25年ぶりにおしゃべりしました。
その時にいきなり

「ずっとお礼が言いたかった。」
と言われたのです。
??????????
まったく思い当たることもなく驚いていると、彼が話してくれたことには、

それは学園祭の準備をしていた頃に遡るのだとか。
当時は学園祭と言えば大いに盛り上がっており、
毎晩遅くまで学校に残って準備をしたものです。

その事件は、1年生のとき、
初めての学園祭に興奮気味だったある夜のことでした。

その日も遅くまで準備をして、
帰るときに、みんなでラーメンを食べようということになりました。
寒い夜だったので、
学校の側のラーメン屋さんまで、
みんなくっつくようにして団子になりながら歩いていました。

その時、彼の隣に私がいたのだそうです。
全員がくっつき合っていましたから、
当然彼の腕や身体は私と密着しているわけですが、
彼は

「嫌がられる!!!!!!」
と強く思ったんですって。

意味がわからなかった私は、なんで?と聞きました。

彼の言葉をそのまま言いますと
「自分は田舎者だから、町の女子が眩しくてしかたなかった。
 町の女子は自分のような田舎者は、馬鹿にしてるとも思っていた。」
だから、その時に身体が触れた瞬間も、
私が嫌がってよけるだろうと思ったのだけれど、
全く気にする様子もなく平気でくっついたままだったから、
そうやって歩いているうちに、

氷が解けるような感じで、劣等感が溶けていったんだそうです。
そして、それから高校生活が楽しいと思えるようになったんだとか。

私の記憶の中にある彼は、
温厚で優しく、男子にも女子にも好かれる人でした。
まさかそんな劣等感があったとは、夢にも思いませんでした。

「あの時に、よけずに普通にしてくれて有り難う。」
そうお礼を言われて、私の方が嬉しかったかもしれません。

その時、強く思ったこと。

私は彼に気を遣ったわけでも、特別親切にしたわけでもなく、
ただ普通にしていただけ。それなのに、そんなに感謝されていたとは知らなかった。

てことは、人間は生きて、普通にしているだけでも、
誰かの役に立ってるってことが、沢山あるのではないだろうか。

私自身だって、
街で通りすがりの人から元気をもらった経験は多々あります。
声も交わさずお礼も言ってないけど、
大きな影響を受けたことも。

だから、人間が生きているってことは、
それだけでも十分に意味があるのだと。

とうわけで、今日も元気だしていきましょう。
人生は素晴らしいものなのだ。  

Posted by キリンさん at 11:28Comments(25)王様の耳はロバの耳

2010年01月12日

お礼とお知らせ





いつもお世話になっております、キリンさんです。
画像のニャン子は、お客様から頂いたものです。

当店は大勢の皆様の応援から成り立っていると、
いつも感謝しております。

あ、別に何かを催促しているわけではありませんので、
警戒しないでください。

今日はちょっとしたお知らせです。

実は新店をオープンすることになりました。
予定は来月、2月24日水曜日、
場所はボンベルタ橘の地下一階です。

生目台のキリン堂も、引き続き営業して行きますが、
私はボンベルタの方でお仕事することになるでしょう。

それで、何が言いたいのかというと、
ボンベルタに行くと、行ってみないとわからないのですが、
きっと今よりも忙しくなると思われるのです。

生目台では、のんびりまったりの商売で、
(知ってる人はここで大きくうなずくだろう)
1時間も2時間もおしゃべりしたり、
時には一緒にお弁当を食べたりして楽しく過ごしておりましたが、
それも2月23日まで。

ですから、もしも、
「キリンさんとゆっくりおしゃべりしたい」
「時間をかけて話を聞いてほしい」
と思ってるけど、なかなか行けなくて・・・・
なんて方がいらっしゃるならば、お早めにおいで下さい。

ボンベルタでももちろん
皆さんが来て下さるのは大歓迎だし、
いっぱい来て欲しいと願っております。

ご相談があれば、しっかり聞きたいという気持ちは変わりません。

街中だから、
買い物のついでにちょっと寄りました~っていうのも、
ウエルカムです。

ブログももちろん続けるつもりです。

あれもこれもやりたいなんて、
出来るのかなあという不安もあるのですが、
雨里さんのブログによると、
今年は魚座にとっては
12年に一度の大チャンスの年らしいので、
それを信じて頑張りますね。

これからも、応援よろしくお願いします。

さて、話はかわります。



ゆうべ、家族で鉄板焼きやまちゃんに行きました。

そこでもらったのが、
このバルーンアートのキリンさん達です。

やまちゃんの奥様は、知ってる人は知ってるのだけど、
ブロガーさんの「おくちゃん」なのですよ。

黄色いキリンさんと、その影ってことで・・・。
誰ですか?黒いキリンさんなんて言ってる人は。

影だから、影。

それでは皆様、これからもよろしくお付き合い下さい。
今週も元気出していきましょう。  

Posted by キリンさん at 11:05Comments(28)王様の耳はロバの耳

2010年01月08日

今年は〇〇力を!!



小耳にはさんだ話です。

「今年は〇〇力を身につけたい」
の、〇〇に何を入れるか?というアンケートがあったとか。

一番多かったのが「語学力」ですって。

語学力・・・きっと英語をはじめとして、外国語のことなんでしょうねえ。
いや、ほとんどが英語力かな?
中には韓国語力とか、中国語力という人もいると思うが。

それが悪いと言ってるわけではありません。
英語を理解出切れば、楽しいこともいっぱいあるでしょう。
字幕に頼らずに映画を楽しむことが出来るなんて、素敵なことです。

でもね、その前に日本語力は?

大学生のころ、新幹線の狭い通路を歩いていたとき、
外人さんがよけて道を譲ってくれたことがありました。

私はしどろもどろに
「ど、どうも・・・」
とお礼を言ったら、
「どういたしまして。」
と綺麗な日本語で返され、めちゃめちゃ恥ずかしかった。

「どうも」はないだろーーーー!!!!!私のお馬鹿!!!!
どっちが日本人やねん!!!!

また最近になってよく思うのは、漢字がわからなくなってるってこと。

「かける」という言葉でも、
・会議にかける
・野山をかける
・空をかける
・洋服をかける
・金をかける

うむむむ・・・・・。

「はかる」という言葉だって
・陰謀をはかる
・体重をはかる
・彼女の気持ちをはかる
・距離をはかる

わ、わからん・・・・・。

パソコンで文字を打って変換しても、
正しいのかどうか、判断できない時もしばしばです。

大切な文章を打つ時は、必ず辞書で確認しなければ、
エライことになってしまいます。
(ブログはあんまり確認しないので、エライことになることも・・)

自分自身を省みても、外国語力よりも日本語力かなあと思うのでした。
あ、中国語も頑張るけど。優先順位ってこと。

では、今年の目標の〇〇力は「日本語力」か?

いや、私は忍耐力だろうなあ。
最近ちょっと我慢しなさすぎ。
これではワガママ放題のオバサンになってしまいます。

自分に対して、
もうちょっと厳しくしようと誓うキリンさんなのでした。

皆さんは〇〇に何を入れますか?


そうそう、えっと、明日から連休でしたね。
お休みはありませんが、
私はいない時があるかもしれませんので、
来られる時には連絡下さると確実です。

よろしくお願いします。  

Posted by キリンさん at 10:48Comments(30)王様の耳はロバの耳

2010年01月07日

七草粥を食べますか?



今日は1月7日、お正月も御仕舞いですね。

そして、今日は七草粥の日でもあります。

春の七草は、過酷な季節に耐える強靭な生命力を持っています。
その生命力を、ちゃっかり頂こうというわけ。

七草粥には邪氣を払い、万病を除く力があるとも言われています。

ここまで読んだだけでも「今の私は絶対に食べなくては!!」
と思った人もいるのでは?
中には「キリンさんたら、またマジナイ師みたいなこと言っちゃって」
と思う人もいるでしょうが、
私がでっち上げた風習ではありませんから。
(だったら安心?放っといてちょうだい)

この風習は、大昔の中国で生まれ、日本に伝わったものです。
平安時代の宮廷行司であったという記述もあります。

その七草の中身には諸説がありますが、一般的なのが

「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、これぞ七草」
ですね。

これは南北朝時代の『河海抄(かかいしょう)』という書物に載っています。

うんと昔は貴族や偉い人だけのものっだったようですが、
江戸時代になると、将軍から庶民まで、
広く一般的な行事として定着したそうです。

ですから、七草粥を食べるってことは、
平安貴族や徳川将軍と同じものを頂くってことでもあるのです。

そう考えると、ホラ、ご利益がありそうでしょう?

漢方的に考えると、七草には
「胃熱を取り、解毒する」
という効果があります。

モチやおせち料理には、温める効果があるのですが、
食べ過ぎると、胃が熱を持ってしまいます。

七草粥は、熱を持った弱った胃腸を優しく癒してくれる、
この時期にピッタリな食べ物なんです。

ただ気をつけておきたいのは、
基本的に冷やすものなので、
乳幼児、高齢者にはあまり向きません。
またお腹の風邪を引いてる人もやめた方がいいかも。

それでも縁起物ですから食べたいというときは、
野菜の部分を少なくして、量を少なめにして下さい。

世の中は混迷を続けており、
過酷な現実につぶれてしまいそうな今日この頃、
七草の生命力を頂いて、強靭な精神を養いたいものですね。

では、今日も寒いけど元気だしていきましょう。  

Posted by キリンさん at 10:42Comments(26)健康一般

2010年01月06日

咳止めと便秘




年末から、風邪の相談が増えています。
急に寒くなったのと、
年末年始にかけての不規則な食生活が原因と思われます。

最良の策は寝る。
お薬は、二の次のもの。

と、わかっちゃいるけど、
年末年始に大人しく寝てられる人なんていませんね。
だからしかたなく、お薬に頼って無理をしてしまうのです。
責めてるわけではありませんよ。
だって、生活していかなくてはならないんだもの。

風邪が長引くと、咳が長く残るケースが多くなります。

そこで今日は咳止めの副作用について、
お話しておきましょう。

「眠気・だるさ」については、ご存知の方も多いみたい。
飲みすぎると朦朧となるってことも。

でも、意外と知られてないけど往々にしてよくあるのが
「便秘」なんです。
大だけでなく、小の方が出にくくなることもあります。

ある腫の胃腸薬と併用すると、
その確立が高くもなります。

だからと言って、絶対に咳止めを飲むなと言ってるわけでもありません。
咳がひどくて夜も眠れなかったり、仕事に差し支えたり、
胸や背中が筋肉痛になったり、
そんな時には我慢するより薬に頼るべきです。

「クスリはリスク」
よく言われる言葉です。
それをよく考えながら、うまく使うのが賢い方法なのです。

咳が出るときには、冷たい空気や乾燥を避け、
身体を温めましょう。
マスクの着用もおススメします。

当店では漢方薬をおススメしております。
どうぞご相談ください。

さて、話は変わります。
酵素のお味噌、2月の初めには出来上がる予定です。
「キリンさんのことだから、忘れているのでは・・?」
と危ぶんでる方、ご安心くださいね。

詳しくは後日お知らせしますので、お楽しみに~。  

Posted by キリンさん at 10:48Comments(22)健康一般

2010年01月05日

若い二人




つい先ほどまで、二人のお客様が来られていました。

それは誰あろう、彩楽さんと東の君であります。
あ、写真は手土産のお菓子。
食べ物に弱い私への配慮も心ニクイぜ、このヤロー。

ケイン・コスギに似ているという(彩楽さんの目で見た場合)彼は、
とても感じの良い、好青年という字を身体で書いたような人でした。

東京で勉強中の彼は、私の仕事と無関係でもなかったりして、
中医学のことなど話もはずみ、高感度アップです。

血流を見てあげて、色々アドバイスをすると、
そのお礼にと肩をマッサージしてくれました。

人には、生まれつき「補(ほ)」の手を持つ人がいます。
触ってもらうだけで、それだけで病気が治りそうな気がする手。
そんな優しい気を出している手のこと。
子供をなでる母の手が、こんなかんじ。
でもそれは、相手が子供に限られるのがほとんどですが、
誰に対しても「補の手」でで接することが出来る人もいるのです。

按摩マッサージ、針灸、整体などの仕事をする上で、
この「補の手」は大切な武器となります。

彼の手、確実にこの「補の手」の気を持っているみたい。
と、マッサージを受けながら感じたのでした。

いや~~~、気持ち良かったっす。またお願い。
(そのために褒めたわけではありません。)

そうそう、植物を育てるのが上手な人も、
「補の手」を持っているらしいですよ。

マッサージも良かったのですが、
仲の良い若い二人を見ているのは、
それはそれで気持ちの良いものです。
なんでかなあ。トシとったせいか?

てなわけで、今日は朝から気分がいいキリンさんなのでした。  

Posted by キリンさん at 13:00Comments(20)王様の耳はロバの耳

2010年01月04日

猫の中の猫




明けましておめでとうございます

今年もよろしく私のブログにお付き合いくださませ。(日本語か?)

さて、虎と言えばネコ科ですよね。
私は虎を飼ったことはありませんが、
猫はずいぶん飼いました。

猫を飼っていると、よその猫もまた、遊びに来たりするもんです。
上品な子もくれば、野良のドラニャン子も・・・・・。

中でも印象深いドラの中に、シロがいました。
シロ猫だからシロと呼んでいましたが、
目の上に傷があり、薄汚れた毛並みは一人暮らしの証です。

どでかいオス猫で、うちのメスニャン子には言い寄り、
(しかもモテる)
オスニャン子にはケンカをふっかけては怪我を負わせ、
魚は盗む、障子には穴を開ける、マーキングしまくる、
絵に描いたようなボス猫でした。

私も弟も、機会があれば石でもぶつけたいと願っていたのですが、
最も彼をにくんでいたのは、母なのでした。
そりゃあそうですわな。

家を汚されて掃除するのも、
魚を取られて困るのも、
みんな母なんですから。

シロはデブで横着で、人間が近寄っても平気で目を閉じて寝てるんです。
そのスキを狙ってぶんなぐってやろうと近寄ると、
本当に本当にもうちょっと、ってところで、
パッと逃げる。それはマッハのスピードです。

で、逃げるのもほんのちょっとだけ。
そこでまた寝る。で、こっちが追うと、またパッと逃げる。
これもまたちょっとだけ。
悔しいからまた追う。また逃げる。

それを5回くらい繰り返すと、しゃあねえなあと言う顏をして、
どこかへトンズラするのでした。

ある日のこと、母が川の横の道を歩いていると、
むこうから来たシロとバッタリ会いました。

母はどうせ当たらんだろうと思ったけど、
悔し紛れにシロを蹴ってみたら、
どういうわけかジャストヒット!!!!

シロは川に落ちてしまいました。





「うそっ!!!」
さすがに驚き慌てた母は、川を覗きました。

川と言っても水量は少なく真ん中を流れているだけで、
端の方には土が見えておりまして、
シロはその上にちょこんと乗っていたそうです。

そこから上の道まで、2メートル以上はあります。
じっと動かないシロを見ていた母は、心配になってきました。

放っておいたら、ここで死んでしまうのでは?
憎っくきボス猫シロですが、
それはやはり気が咎めます。

困った母は、家に帰ってハシゴを持ってきました。
このハシゴは木製で、かなり重いのですが、
それをかかえて母は走りました。

現場に戻って川をのぞくと、シロはそのままの姿勢でうずくまっていました。
母は急いでハシゴを川に下ろしてかけ、シロに声をかけました。
「シロ、シロ、おいで!!」

するとその声を待っていたかのように、
シロは、
ハシゴではなく川の石垣をたたたーっと駆け上り、
どこかへ走って消えました。



呆然とした母とハシゴを残して・・・・。

今となっては懐かしい、
野良猫ボスシロの思い出です。

シロの逞しさは、猫の中の猫。
猫の誇りを強く感じたのでありました。

さて、今年も元気出していきましょうね。  

Posted by キリンさん at 12:07Comments(24)王様の耳はロバの耳