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Posted by みやchan運営事務局 at

2015年11月24日

目覚めれば、そこは阿波岐ヶ原。



日曜日は、福岡で日帰り勉強会でした。
ちょっと漢方のお話などもしなければならず、頑張った私。
(こう見えても、二人以上の前で話すのが苦手)

日帰りの交通手段は、高速バスであります。
なんたって安いし、バスの中で眠れるというのがその理由なのだ。

帰りなんて、ほっとしたのも手伝って、
ほとんど爆睡です。

一度、北熊本サービスエリアで目が覚めました。
が、その後もすぐに眠りに落ちた私。

高校のとき、スリーピングブーティーと呼ばれたのも
伊達じゃありません。

ぐっすり気持ちよく眠っていた私ですが、
ふと気づくとバスが停まっていました。
なんだか外は真っ暗な所です。

えびの?いや、小林か都城かな?
宮崎駅まで、あとどのくらいだろう。

駅で降りたら、タクシーで帰ろう。
ダーリンと息子は晩酌してるから、迎えは頼めないもんね。

開いたドアから、バス停の表示が見えました。

「阿波岐ヶ原」

・・・・・・・・・・・ん?阿波岐ヶ原って、どこだっけ?

あわきがはら、あわきがはら、・・・・えーーーっ!!阿波岐ヶ原!!???

そうです、私が乗った高速バスは、佐土原が終点というモノ。

前の席のお兄さんに聞きました。
「こ、ここっ、阿波岐ヶ原ですか????」

「そうですよ。」

「私、宮崎駅で降りるはずだったんですけど、停まりました!!??」

「えっ!!と、停まりましたよ!!」(驚いた様子)

「うわっ、私ずっと寝てたもんで気づかなかったんですよ。」

「えっ、そ、そうですか。」(完全に困った様子)

いいじゃん、そこで降りて帰れば、そう思う?
だって、夜の11時なんですよ。
外は真っ暗だし、雑木林の真ん中みたいだし、さすがの私も怖いじゃん。

あたふたしてるところへ、
荷物を下ろすために外に出ていた運転手さんが、乗り込んできました。

「すみません!!私、宮崎駅で降りるはずだったんですが、どうしましょう!!」

「えっ!!そんなこと言われても・・。」(驚きながらも困惑している様子)

「次はどこに停まるんですか?」

「次は佐土原、終点です。」

えっ!!佐土原まで!!

とりあえず、バスから降りなければならないのだけど、
真っ暗なところでポツンと取り残されるのは、怖くて嫌だったので、

「あの、どこかこの先の明るいところで下ろしてもらえませんか?」

「ええっ、そう言われても、そんなとこがあるかどうか・・。」(完全に迷惑そう)

「じゃあ、この近くに何かありませんか?」

「道の向かい側にローソンがありますよ。」

「あっ、じゃあ私ここで降りてローソンに行こうと思います。」

「そうですか。」(そんな宣言されても、知らんがなという顔)

散々迷惑かけたんだから(自覚はある)さっさと降りねば、
そう足早にバスを降りると、追いかけるように運転手さんが、

「お荷物、預けてなかったですか?」

預けてました。ありがとう。
変なオバサンに迷惑かけられながらも職務に忠実な運転手さん。

真っ暗な中、ローソンの灯りの有難かったこと。

さっきも言ったけど、ダーリンと息子は晩酌してるからお迎えは頼めません。

が、ラッキーだったのは広島の娘が帰ってきてたんです。
ぶつぶつ言いながらも迎えにきてくれたので、やっと私は我が家に帰りついたのでした。

「佐土原だったら行かんかったよ。」

そう娘に睨まれたキリンさん。

お店によく年配のお客様が来られ、
まったくこれだから年寄りは・・・なんて思うこともあるけれど、
今回は自分がその年寄になっちまったのでした。

ご迷惑おかけした皆様、申し訳ありませんでした。  

Posted by キリンさん at 12:05Comments(2)王様の耳はロバの耳

2015年11月18日

妄想する力


「妄想する力」とか、「妄想力」という本がいずれ出るんじゃないかな。
いや、もう出てるかも。

出てないのなら、私が出そうかな。
それが出版されたらベストセラーになるかも。

ベストセラーになったら、印税ががっぽり。うふふ、えへへ。

と、妄想するキリンさんであります。

夜寝る前に、私はいつも漢方の本を読むのです。
ちょっと難しい本であります。

読みながら考えます。

こんな難しい本を読んでる私、すごいかも。
毎晩こうして勉強を続けたら、いずれ高名な漢方家になれるかもしれない。

そしたら評判が評判を呼んで、
全国からお客さんが殺到したりして。

うちの漢方薬を飲んで元気になった各地の人たちから、
きっとお礼が届くかも。

北海道はカニ?ウニもいいなあ。
青森はりんごだろうか。さくらんぼは何県だっけ?
いや~~、食べきれるかしら、困っちゃうな。うふふ、えへへ。

さて、どのあたりから私は夢の世界にいるでしょうか。

早いよ。
本、一年たっても読み終えてないから。

というわけで、いつまでたっても大成しない私なのですが、
とりあえず幸せにぐっすり眠ることだけは出来ております。

寝る前に楽しいことを考えるというのは、
不眠によく効くのだそうですが、
どれだけ幸せなことを考えることが出来るか、
それは妄想力によるのではないでしょうか。

それも、幸せな妄想ですよ。
暗いヤツはいけませんよ。

若い頃も、よく妄想しました。
街を歩きながら、片思いの彼とばったり出会わないかと。

「あれっ、ぐうぜん~~~。」
なんて言いながら、せっかくだからお茶なんか飲んだりして。

意外と話が合うねってことになって、次の約束しちゃったりして。
そして、きゃー、い、い、言えないっ!!!

なんてことは、一度もおきませんでしたが。

キリンさんってバカじゃない?そう思うアナタ、
みんな妄想するもんなんだよ。

歌にもあります。

♪ いつでも捜しているよ どっかに君の姿を
  向かいのホーム 路地裏の窓

そんなとこにいるはずもない、わかっちゃいるけど、
もしかしたら会えるかも、もしも会えたら・・・とせつなく妄想する歌詞に、
みんな共感をおぼえるじゃありませんか。

妄想する時間は幸せな時間だと、私はそう思うのです。

とりあえず、寝る前に幸せ~な気分になれるよう、
妄想力を鍛えてみては如何でしょうか?  

Posted by キリンさん at 15:13Comments(4)王様の耳はロバの耳

2015年11月16日

東京は、冷たくて、そして優しい。



東京に行ってきました。
薬屋関係の、とある会議であります。

その内容を説明してもつまらんから書きません。

羽田に着くまでは何事もなく、
なかなか順調な滑り出しでありました。

空港では、他の地方から上京するメンバーと待ち合わせ。
赤坂まで連れて行ってもらわねばならんからね。

「敵を知り己を知れば百戦また危うからず」

そう、自分の都会での移動能力の低さを知ってる私は、
誰かを頼ることにしているのだ。
これで戦に(移動に)負けることは(失敗することは)ないのだ。

「あかさかみつけまで行くから、けいきゅうでしんばしまで行って乗り換えだよ。」

意味はワカランが、素直にうなずき、憑いて、いや着いていく私。

「そこに券売機があるから買っておいで。」

そのメンバーは、日頃から上京の機会が多いので、
なんとかカードを持っており、切符は買わないのです。

内心ちょっとドキッとしたけど、切符の買い方くらいはね。

券売機の前では、長い行列が出来ていました。
そこに並びながら、上にある路線表示に書いてある金額を探せばいいんでしょ。

ふふふ、知ってるもんね、そのくらい。

「しんばし・・・・・」

あれ??

日頃から自覚していたのだけど、
視覚認識能力が落ちてきているのです。
寄る年波なのです。

列は少しずつ前に進んでいきます。

ど、ど、どうする?私!!頑張れ、私!!

自らを励ましてみましたが、それもむなしく、
最前列に来て券売機をにらむ私。

新幹線だと、行先を入力すると金額が出てくる・・・・。

出てくるわけないよね。

しかも、ナントカ線という路線を選ばねばならんという、
私の能力をはるかにオーバーした手順をふまねばならんのだ。

路線なんか知らんわ!!宮崎県民をなめんじゃねえぞ!!
冷たいぞ!!都会の券売機め!!

いくら腹の中で悪態ついたところで無駄なこと。
にっちもさっちも行かない私は、やっと後に迷惑かけてることに気付くのです。

並び直すしかない・・・・・・。

「すみません、どうぞお先に。」
そう振り返って言った相手は、いかにも都会風な、しゃれた若者でありました。

メガネがなんだか冷たく光り、無表情な感じが、やれやれ、と言ってるように思えました。

涙をこらえて(うそ)後ろに回ろうとしたその時、
その男性が、

「どこまでですか?」

「えっ、あ、あかさかみつけ・・・。」

「赤坂見附だったら、新橋で乗り換えですね。」

そう言って、私が握りしめていた千円札を受け取ると、
さっさと切符を買ってくれたのです!!!!

その、さらっと無造作な親切が、都会の優しさでありましょうか。

この嬉しい出来事から始まった東京では、
良いことばかり。

ふらっと入ったイタリアンなお店はめちゃめちゃ美味しくて、
よく見ると周りの席は外人客ばかりでした。

そしてカラオケでは、
アイス自爆物語という伝説が出来たのだけど、
それは私が主人公じゃないので披露はしません。

でも、抱腹絶倒だったんだよ~。

お仕事も充実な内容。

今日からの仕事にも、しっかり元気で取り組めそうです。

では、今週も元気だしていきましょうね。  

Posted by キリンさん at 11:58Comments(2)王様の耳はロバの耳

2015年11月02日

温灸で、幸せ体験



書家の沙夜さんの作品。

じっと見てると、しみじみほのぼのして来るから不思議。

大島弓子さんの昔の漫画に、

「幸せってものは、
 心地よいお風呂につかってゆっくり手足をのばした、その一瞬のもので、
 あれこれ物を考え始めたら、 もうオシマイ。」

なんて台詞がありました。

「本当の幸せとは?」
なんちゅう難しい議論よりも、
この言葉が何年も(何十年も)消えずに心に残っております。

要するに、
無心で気持ちの良い瞬間というものが、
本能的な幸せなんだろうなあ、ということなんであります。

大好きな人に抱かれた瞬間、
美味しいお料理を一口食べた瞬間、
あったかいお布団にもぐりこんだ瞬間、
それから・・・・・、色々ありそうで、日常生活には意外と少ない幸せな瞬間。

そこでおススメするのが、温灸なんです。
え?なーんだ宣伝か、って?

そりゃまあ、そうなんですけどね。




初めて温灸をする人のほとんどが、

「うわ~~、気持ちいい~~・・・・・。」
という言葉を口にするのです。

うちの温灸器はれっきとした医療機器。

効能効果には、

「結構の促進、筋肉のこり・神経痛や筋肉痛の緩和
 疲労回復、胃腸の働きを活発に」
と、明記されています。

それで、冷え性、お腹の不調のある人、赤ちゃんがほしい人、
肩こり、首こり、腰痛の養生、
眠れない人に、などなど、色んな方たちにおススメしているのですが、

やっぱり「気持ちいい~~~」のが一番なのかなと、
私は考えるのですよ。

厳しい時代、忙しい日々、難しい人間関係、
そんな中で、簡単に自分を癒すことが出来るもの、

それが温灸なのではないでしょうか。

うわ~、やってみたいなあと思う方も、
ホントかな嘘やろ~と疑う方も、

とにかく一度、体験してみませんか?

一回500円、くすりのキリン堂で体験できますよ。
所要時間は約30分。

火傷しない、臭くない、安全なお灸でございます。  

Posted by キリンさん at 15:48Comments(0)健康一般