2011年07月29日
日曜日は博多 日帰りの旅

大学を出て広島で働いていた時のはなし。
本格中華の店に入ったのですが、
そこで出てきたのが白くてツルツルした箸。
私は以前、横浜の友達から、
高級中華の店では象牙の箸を出す、
そう聞いていたので、
おお、これがそうに違いナイと思い、
一緒にいたみんなに、
「これねえ、象牙の箸よ。」
と教えてあげました。
みんな
「ほんま~、さすがじゃねえ。
高級店は違うわ。」
などと感心顏。
嬉しくなった私は、
給仕に来てくれた黒服のお兄さんに、
「これ、象牙のお箸ですよね?」
と確かめてみたのです。
「よくご存知ですね。」
と言ってくれるかなあと期待しながら。
するとお兄さんは表情もかえずに
「プラスチックでございます。」
と答え、何事もなかったかのように去って行ったのでした。
話はかわりますが、
日曜日は博多で勉強会です。
ちょっと忙しいので日帰りですが、
いっしょうけんめい勉強して来ようと思っています。
みなさまも、
充実の週末をお過ごしくださいませ。
2011年07月27日
覚え方

子供の頃は記憶力が良く、
人間テープレコーダーと言われました。
(じ、時代が・・・)
それが年齢には勝てないもので、
どんどん記憶力が落ちていくばかり。
漢方の知識だって、ザルのように抜けていくばかり。
それを悲しく思っていた私に、救いの神が!!!
先日ご紹介した、
偉い漢方の先生の本の中にあったのです。
「覚え方」
という項目が。
これぞ私のために先生が書いて下さったとしか思えない、
喜んでページを開いた私。
それによると、
学習を積んでも、いっこうに覚えられない人がいて、
それにはさまざまな理由がある、という出だし。
ふむふむ、で、その理由は?
「志が低い」
・・・・・・・・・か、返す言葉もございません。
何を目指して学習しているのか、
それを確認してみる必要があるというのです。
あまりにそれが低ければ、
学習の成果もそれに比例するのだと。
これは漢方に限らず、
どの世界にでも言えることかもしれません。
自分がやっていることを、
目の前の仕事をこなすというだけではなく、
何のためにやっているのか、
多面的に色んな角度で考えてみれば、
また違った景色が見えてくるかもしれない。
そうすることで
色んな意味が重なってくると、
一つのことをしっかり覚えて忘れなくなるのでは。
そんなのただの「精神論」だと片付ける人もいるけれど、
それだけではないと思う。
なでしこジャパンの活躍があれほど胸を打つのも、
志の高さではないでしょうか。
だって日本での女子サッカーの立ち位置は
あまりにも低かったから、
お金や名誉欲が目的の人なんかいなかったわけで、
ただサッカーが好きで好きで、
それを後世にも引き継ぎたいという志が力を出させたのでは?
昔の漫画があれほど面白くパワフルだったのも、
「漫画なんか読んでたら、ろくな大人になれないよ」
そう言われていた時代に、
それでも漫画が好きで好きで、
いつか漫画に市民権をという志があったからなのでは?
おっと、話が少しずれたか。
小学校を卒業するとき、
サイン帳に
「志あるところに道あり」
そう書いてくれた友達がいました。
覚えが悪いのを年齢のせいに逃げ込まず、
ちょっと頑張ってみようかな。
それを忘れてしまったときには、
またこの本を開こう、
そう思った私なのでした。
2011年07月26日
燃える火は熱い

昨日は
生爪を剥がされた話で自慢しようと思ったら、
あにはからんや、
皆様の武勇伝の方がすごかったりして、
ちょっとがっかり気分のキリンさんです。
(詳しくは昨日のコメント欄参照)
思えば昔の子供は傷だらけでした。
けがして泣いても誰も同情などしてくれず、
うっかりしてるからだと罵られるのがオチ。
でもそんな経験を踏みながら
誰もが痛みを覚え、成長していったような気がします。
昨日、あるお客さんが来られました。
その人のご主人は理科の先生。
理科といえば、
そう、実験ですよね。
私が大嫌いで、みなさんは大好きだという。
その実験が、この頃は大変なのだと言うのです。
火をちゃんと使ったことがない、
そんな子供が増えているのが原因。
「火が熱い」
それは知識としては知っているのだけど、
実際には使ったことがないもんだから、
火が消えれば、すぐに大丈夫だと思ってるんですって。
バーナーを使い終わった時が危ない。
火さえ消えてしまえば、もう熱くない。
そう思って、すぐに素手で掴んでしまって火傷を負う。
上に紙を乗せても平気。
昔だったら、その子供が叱られるとこですが、
今は学校の不行き届きにされてしまう。
人間は火を扱うことで進化したと言われます。
ところが進化し過ぎて火が身近になくなってくると、
何かが退化していきそうな気がするのは私だけでしょうか。
さて、今日からいつもの断食をやってます。
3日間の予定。
がんばろうっと。
2011年07月25日
生爪を剥がされても

母が繰り返す私の思い出話の中に、
「つかさちゃんは、生爪を剥がされても
涙ひとつこぼさんかった。我慢強い子じゃ。」
というのがあります。
それは私が小学校一年生のとき、
掘りごたつに入ったまま寝たらいけんよ、という言いつけに背き、
眠ったままコタツの中にずり落ちて
練炭に足を突っ込んでしまい火傷を負い、
それが治りかけたときに、
まだ川には入っちゃあいけんよ、という言いつけに背き、
川に入って遊んだあげく
バイキンが入って化膿させ、
腫れあがった足をかかえて病院に行ったときのことです。
ぐじゅぐじゅになった患部を見た先生は
「こりゃあ、親指の爪を剥がさんといけん。」
つ、つ、つ、爪を剥がすんですかいーーー!!!??????
小学校一年とはいえ、
自業自得であることは重々承知。
それに、そうしないと治らないのであれば
文句を言える筋合いではありません。
「お母さん、押さえとってください。」
今にして思えば、
昔は手術でもなければ
めったに麻酔を使うことはなかった。
歯をくいしばれーーー!!!!!
と、誰に言われたわけでもありませんが、
自然にそうなるものです。
こんな時、
目をつぶる人もいるけれど、
私は直視しなければ不安になるタイプなので、
風前の灯である親指の爪を凝視していました。
「いくよ。」
という声とともに、爪はぺりっと剥がされたのです。
泣きませんでした。
お医者さんも、母も、看護婦さんも、
えらいえらい、よく我慢した、と絶賛の嵐。
帰りにはご褒美にチョコレートを買ってもらい、
家でも褒められ、
とても得した私でありました。
あのね、正直に言いますけどね、
ほんとのところ、ちっとも痛くなかったの。
どうやら患部がかなり傷んでいたため、
爪も腐りかけて、
申し訳でくっついていたらしい。
だから、
軽く皮をぺりっとはがした程度の
軽い衝撃のみで、アッサリ剥がれてくれたのです。
でも、それはナイショ。
だって、
我慢強い子と褒められておいた方が
断然お得ですもの。
あれから50年近くがたつのですが、
母はまだ騙されたまま。
ごめんね、お母さん。
2011年07月24日
オーブの夏祭り

画像は、はりがね屋ホショ、りあんさんの作品。
言わなくてもわかるわね。
オーブの夏祭りでゲットしてきました。
ふふふのふ。
ムーミンの家のイメージだそうです。
可愛いでしょう。
なんと、この作品、
くじ引きの景品なんですよ!!!!
なんて贅沢な。
お買い物したら、クジを引かせてもらえるのですが、
何が当たっても損することはないという、
豪華な景品ラインナップ。
私はイベントレポートが苦手なので
どこに行っても極力記事にしないのですが、
今日ばかりは日曜だけどアップしてみました。
可愛い作品がいっぱいあって
楽しいですよ。
詳しく知りたい方は、
「オーブの夏祭り」で調べてください。
(リンクの仕方がわからない)
いまいち紹介になってないなあ。
今日限りのイベントなので、
内容よりも早くアップすることを優先いたしました。
では。
2011年07月22日
子供のじかん

今朝のテレビで節電の話題が出ていました。
夏休みになり、
子供を家に一人で置いておくための冷房電力を節約するため、
両親が経営する事務所に連れて行くというもの。
事務所のソファーに座る子供に
「どう?」
と感想を求めると
「ヒマ~。」
そりゃそうだよね。
だけど、
昔の子供はみんなヒマだった。
テレビでの子供番組なんて、そんなになかったし、
DVDもないし、ゲームもない。
トランプすらない家も珍しくなかった。
そんな中で子供というのは、
何かしら見つけて遊ぶものでありました。
複数いれば、もちろん色んな興奮する遊びが出来たけど、
一人でも遊んだものでした。
山に入って木に登ったり、ヤブに分け入ったり、
秘密の場所を見つけては、
今度、仲良しにだけ教えてあげようとワクワクしたり。
家の中でも、
布団で基地を作ったり、
タンスの中や押入れの中に入ってみたり、
シャボン玉を作ったり、
(全てが叱られる結果となるのだが)
絵を描いたり本を読んだり。
(これは叱られないが、本も紙もあまりなかった)
うちは両親がよく出かける家だったので、
夜は子供だけということがよくありました。
そして、弟は寝てばかりいるヤツだったので、
一人の時間がとても長かったけど、
さほど退屈することはありませんでした。
なぜか?
それはいつも、歌っていたから。
しかも歌詞の中に浸りきって
妄想にふけりながら歌っていたからです。
月の明るい夜のこと、
4歳くらいだった私は、
毛布を引っ張り出して縁側に行きます。
縁側の隅で全身すっぽりと毛布にくるまって、
お月さんを見上げながら、
歌うは「十五夜お月さん」
これがなんとも悲しいメロディーに悲しい歌詞。
十五夜お月さん ごきげんさん
ばあやは おいとまとりました
十五夜お月さん 妹は
遠くへもらわれていきました
十五夜お月さん かかさんに
もいちど私は会いたいな
ばあやもいない、
妹もいなくなり、
母とも引き離された私。
(もともとばあやも妹もいないし、母は留守なだけだが、
そこは想像でなりきるの。)
これを歌いながら、ひとりぼっちに浸っていると、
お月さんが自分を哀れんでくれているかのように思え、
「ああ、なんて可愛そうな私。」
と、涙ぐまずにはいられないのでした。
誰かが見ていたら、
なんじゃこの子は、と滑稽に見えたでありましょうが、
今にして思えば
孤独を癒す最良の方法だったかもしれないのです。
4歳の子供が広い一軒家に一人ぼっちで取り残されている。
月夜とはいえ、夜のことです。
心細いに違いありません。
でも、泣き叫んだところでどうにもならない。
大きな声で楽しい歌を歌ってごまかしても、
歌が終わればもっと悲しくなります。
それよりも、
空想の世界で可愛そうな子供になってしまうというのは、
なかなか面白い方法だったのでは?
子供をあなどってはいけません。
困った時には、
子供なりになんとか工夫して乗り切ろうとするもので、
それは大人になるためのステップなのです。
そのためにも、
子供には子供の時間が必要なのではなかろうか、
そう強く思うキリンさんなのですよ。
今でも
その夜の月が悲しいほど明るかったことや、
黄色い毛布と、
毛布の縁のツルツルした布の冷たい感触が
すぐに思い出せるのです。
2011年07月21日
至福の読書

「ブログが更新されていませんが・・・」
というメールを、遠方に住む友人から頂きました。
忘れずに見ていてくれたのね。ありがたや。
正直に言います。さぼってたんです。
実は画像の本が、さぼりの原因。
これは私が大尊敬する偉い漢方の先生の、小論文集であります。
本を書かない主義の方なので、著作はなく、
その教えを受けるためには直接お話するしかありませんでした。
ですが今回、専門誌などに寄せられた文章が、
まとめられて本になったのです。
舐めるように読んでいます。
漢方の本というと、難しそうなイメージがあるでしょうが、
たしかに難しい話も多いのですが、
なにしろ内容が面白いので、
辞書を調べながらでも、読み進まずにはいられないのです。
この先生のお話を聞けたのは、たった三度。
その時に強く思ったのが、
まるで私の為にお話して下さったみたい、ってこと。
ところが、一緒にいた友達がまったく同じ感想を持ったというのです。
私はそのとき、漢方初心者。
彼は専門書をいっぱい読んで、専門薬局で修行している中級者。
こんなにレベルの隔たりがある二人なのに、
どちらにも感銘を与えるような話が出来るなんて、スゴイ!!!
そんな先生の本なのですから、
やはり誰が読んでも、それぞれが面白いと感じられるものなのです。
内容は、あまり知られていない韓国の漢方史のことがあれば、
漫画、映画、プロレスの話、
本の読み方や、漢文の読み方、辞書などの選び方など、
とにかく多岐に渡るもの。
先日、空さんが来たので、
ちょっとだけ読んでもらいました。
「面白い!!」
と言ってくれましたよ。
漢方に関しては素人の彼女にも面白い、不思議な本です。
ちょっと興奮気味な記事になりました。
とりあえず、元気です。
あ、仕事もちゃんとやっております。
心配かけて申し訳ありませんでした。では。
2011年07月14日
酵素断食の意味

以前も言ったと思いますが、
私を含めて今の日本人はほとんどが食べ過ぎです。
そして、食べ過ぎのせいで疲れています。
考えてみて下さい。
毎日の食事にしても、
本当にお腹が空いて食べるってこと、ありますか?
食事の時間だから。
美味しそうだから。
口淋しいから。
ヒマだから。
それがほとんどの理由。
食事をすると、消化吸収をしなければならないのだけれど、
これには相当のエネルギーを必要とし、
ビタミンやミネラルの消耗もあります。
また消化吸収すると同時に、
身体に不要なものは解毒し排泄する必要があるのですが、
過剰労働となると、これが追いつかなくなって、
体内に有害物質が蓄積されることにもなるのです。
野生動物は、
病気の時には一切モノを食べません。
身体を治すためには、
それが一番、
ということを本能が知っているからです。
何も食べずにじっと動かない、
そうすることで消化吸収に使っていたエネルギーを抑え、
病気と闘うための自然治癒力をフルに高めるのです。
前置きが長くなりましたが、
人間の場合も断食することで、
消化吸収のエネルギーを、
傷んだところの修復や、溜まった毒の排泄に回すことが出来、
その結果として身体がとてもスッキリします。
ただ人間の場合、野生動物と違って、
じっと休んでいるわけにはいきません。
仕事したり、家事をしたり、人付き合いもあったり。
社会生活の営みというものがありますので、
何も食べないと餌切れを起こします。
そのための、酵素なのです。
酵素には人間が活動するための栄養素が、
ぎっしり濃縮されているので、
食べ物を食べなくても
これを飲んでいると十分な栄養補給が可能です。
だから、外で作業をする仕事をしていても、
スポーツをしている人でも、
酵素断食なら悪影響もなく出来るんです。
酵素はすでに消化されたのと同じ状態だし、
吸収するにもエネルギーの消耗がとても少なくて済むので、
余計な体力を消耗することがありません。
また、
酵素は荒れた粘膜を修復してもくれるので、
食道、胃、腸のメンテナンスになるのです。
特に腸内の環境を良くしてくれるので、
免疫力がアップし、悪いところを治す力が増強されます。
飽食の時代と言われて久しい世の中だからこそ、
全ての人におススメしたい、
それが酵素断食なのです。
もちろん体重も減りますが(平均3日で-3㎏)、
それはオマケもたいなもので、
放っとくとすぐ戻りますので要注意。
興味のある方は
どうぞお気軽に御問い合わせくださいね。
と、今日は真面目な薬屋さんとして記事をアップしてみました。
やれば出来る子です。
2011年07月11日
組長とお好み焼を

タイトルを読んで、
キリンさんって、やっぱりそのスジの人・・!!???
と思ったアナタ、
違いますから。
先日帰省した時の話。
博多で高校時代の友人のJ子さんと待ち合わせ、
ちょっと遊んで広島駅へ。
せっかくだからと
やはり高校時代の友人の
Y子さんとムカイ君を無理やり呼び出してみました。
二人ともすぐ来てくれたのは、
きっとヒマ・・いや、あの、その、
義理堅いからなのね。
この際ついでだから(?)と
Y子さんに組長を呼び出してもらいました。
そうなんです。
Y子さんったら、組長と同じ会社なんです。
キャーこわい。
実は、私達の高校では、
学級委員長のことを「組長」と呼ぶならわしが。
校内で「組長」と呼ぶのは平気なのですが、
学校の外ではちと差し障るこの呼び名。
忘れもしない、高校3年生のとき、
うちのクラスでは、組長と私を含めた7人が、
地元のH大を受験しました。
入試の帰り、このまま帰るのもナンなので、
みんなで映画を観ることに。
「エマニエル夫人」
誰が言い出したのか?こんなの観ようって。
その時に「組長」って呼ぶと、
「ここで組長って呼ぶの、やめて。」
と言われた懐かしい青春の一ページ。
話は戻りまして、
そんなわけで、
急遽集まった5人は、仲良くお好み焼を食べました。
組長はこのたび出世なされたらしく、
上機嫌でみんなのお好み焼をおごってくれたのですが、
「9時までに帰らんと。」
と、ソワソワしてたところをみると、
尻に敷かれ・・いや、愛妻家であられるご様子。
理系のくせに、現代国語が好きだった組長、
50過ぎてからゴルフにはまった組長、
頑張って頂点を極め、
広島のメディアを牛耳ってくだされ。
さて、広島のお土産話はこれでオシマイ。
私は宮崎でがんばります。
2011年07月08日
田舎の法事

今年の桃。バックは実家の庭。
画像が若干暗いのは、
広島はまだ梅雨明けしておらず曇っていたから。
さて、
先週の土曜日は伯父の法事でありました。
母の兄で、享年は89歳。
亡くなって一年になります。
田舎のことですから、
法事は自宅で行われます。
集まったのは、15人ばかりでしょうか。
懐かしい再会に、みんなの顏もほころびます。
しかし、
今時座敷での法事は辛い・・・。
正座が・・。
その上、集まった人たちの平均年齢が高い。
年配ならば正座に慣れているのでは?
いえいえ、そうではありません。
みんな膝や腰が悪いお年頃。
正座で我慢するのが、というよりも、
そもそも膝が曲がらず正座が出来なかったりします。
低い椅子を持ち込んだり、
座布団を折り曲げて腰に当てたり、
それぞれ大変。
それでもお坊さんが見えて
お経が始まると、
なんとも言えない気分になりました。
静かな、落ち着いた、安らかな感情。
何人かのバーさん達は、
お経を唱和しているので、
不思議にハモったメロディーが流れていくのです。
お経が終わって
お坊さんがこちらを向かれました。
さあ、ありがたいお話が聞けるぞ。
謙虚になっている私をはじめ、
神妙に耳を傾ける面々。
「いや~、故人は背の高い人でしたな。」
はあ・・・・。
「奥さん、目の具合はどんなですか?」
(伯母への質問)
「特別変わりないですが。」
「ほうですか、何かあったら来てつかあさい。
長うなっても、嫌われますけんのう。
ほいじゃ、これで。」
えええええ~~~~~っ!!?????
それだけかいっ???ボーさん!!!
戸惑う私。しかしバアサン達は
「短うすんで、えかったえかった。」
「ほんまほんま、こないだのホンダさんとこは長かったもんね~。」
「足、のばそうや。」
ま、いいけどね。
その後はみんなで和気藹々を食事をし、
母と二人で帰ったのですが、
家に着くと母は
「アンタが一番かわいかった。
一番若う見えた。」
と嬉しそうに言うのです。
お母さん、見えるも見えないも、
私の周りにいた人たちは70代だから・・・・。
地元を離れていると、
なかなか親戚の行事に参加することが出来ません。
でも、たまにはいいのかな。
そう思った一日でありました。
2011年07月07日
広島のお土産

昨日、何人かのブロガーさんが来てくれたのに、
間に合わなかったのが残念。
わざとかくしてわけじゃないよ。信じて。
ブログで披露したようなアクシデントのせいで、
お土産を買えなかった私ですが、
そこにぬかりがあろうはずもなく、
送ってもらうように手配をしておりました。
それが写真の品。
藤井屋のもみじ饅頭(コシアン)と、
海人の藻塩、
どちらもおススメでございます。
ロイスのチョコは
北海道の薬屋さんから、
デンマークのチョコは、
広島の薬屋さんから頂いたものですが、
ご希望の方に差し上げます。
数に限りがありますので、
お早めにご来店くださいませ。
ちょっと忙しいので
今日はこれまで。
(明日の宿題してないの)
2011年07月06日
遣らずの雷雨

広島でお仕事があったので、
ついでに里帰りして参りました。
まだ梅雨の明けない広島でしたが、
幸いなことに一度も雨に降られることもなく、
快適な日々を過ごした私でした。
が、最後の最後にやられました。
実家を出ようというマサにその時、
びっくりするほど激しい雨が降り出したのです。
そのうえ、雷まで。
やっと車に乗り込み、
最寄りのJR駅に着きました。
そこから出発し、
広島駅で乗り換えて博多駅まで行き、
福岡空港から飛行機で帰ろうという計画です。
一番ホームには、
私が乗る予定の電車がすでに停まっているのが見えました。
窓口で若い駅員のお兄さんに
「博多駅まで・・」
と言いかけた途端、
ボンッ!!!!!!!
と大きな音がして、私が乗るはずの電車の電気が消え、
真っ暗になるのが見えました。
な、な、何事!!!!???????
思わず目と目を見交わす私と駅員さん。
「だ、大丈夫でしょうか?」
と聞くと、
駅員さんは乾いた声で
「いや、大丈夫じゃないかも、ちょっとお待ちください。」
他の駅員さんたちが出たり入ったりしながら、
連絡を取り合っている様子を見ながら、
ヤバイかも・・・と不安になる私。
どうやら落雷による停電だそうで、
すぐには動かないらしい。
困った・・・。
飛行機に間に合わなかったら、どうしよう。
私が予約しているのは最終便なのです。
ローカル線が遅れたからといって、
飛行機に間に合わないという言い訳になるのか?
無理を言って翌朝の朝一に変えてもらえるかしら。
空席があれば出来るかもしれないけど、
なかったらダメかも。
新たに航空券を買ったら、ナンボじゃ~~?????
車で広島まで行こうかどうしようか、
でもタクシーだと一万円近くかかりそうだし。
どうしよう!!??
頭の中がグルグル回っている時、
若い駅員さんが息をはずませて、
「大丈夫です!!乗ってください!!」
「えっ、ホントに大丈夫ですか??」
「はい、大丈夫です。」
「ホントですか?」
「はい、大丈夫です。」
「ホントにホントに・・」
と、しつこく繰り返す私に終始にこにこしながら、
駅員さんは答えてくれました。
結局、15分の遅れで電車は出発。
無事に広島駅に着くことが出来たのです。
しかし、着いてはみたものの、
時間の余裕がどれくらいあるのかわかりません。
何時だろう、時計を探すのですが、
あせると時計って見つからないもんです。
頼みの携帯はといえば、
まさかの充電切れ。(ホラ、裏切るでしょ、メカって。)
お土産はホームでも買える。
そう思って新幹線の改札を抜けてひたすら歩く私。
エスカレーターを上って
ホームに足を下ろした瞬間、
プルルルルルル・・・・・・・・
と、発車の合図が鳴り始めました。
それは、まさしく私が乗る、いや、乗らねばならない「のぞみ」!!!
コケそうになりながらあわてて乗り込むとのと、
ドアが閉まるのと、ほとんど同時でありました。
(良い子は飛び乗りはダメですよ)
椅子に座ってほっとしたのも束の間、
お土産を買ってない・・。
車内販売が来たので、そこで買おうと思いきや、
広島土産はデカイもみじ饅頭のみ。
「きびだんごはありますが・・。」
いや、それは岡山。
しかたないので博多で買うことに。
そして博多駅に着いた私ですが、
なぜか本能が、早く空港に行きなさいと告げているのです。
時間にはまだ余裕があったのだけど、
何が起こるかワカランもんね。
携帯の充電が切れていることも、不安に拍車をかけるし。
博多駅では自分の弁当だけ買って、
お土産は空港で買えばいいもんね。
そして空港に到着。
さて、搭乗手続きです。
すると、すると、
あれ?
私の乗るはずである飛行機の、
前の便が大幅に遅れていて、まだ出ていません。
「すみません、私は次の便に乗る予定なんですが、
次の便も遅れるんですか?どのくらい?」
「さあ、次の便については、まだなんとも・・・。」
「では、前の便がまだ出てないのなら、そっちに乗っていいですか?」
「大丈夫ですよ。」
私のチケットでは、本当はダメらしいのだけど、
今回は特別ってことでした。
「もうすぐ出ますので、お急ぎ下さい!!」
そこからまた走る私。
ああ、お土産が買えない・・・・。
ってことは、きれいサッパリ失念していたのですが。
てなわけで、
結果的には30分以上も早く、
宮崎空港に降り立ったのでありました。
それにしても、
家を出る時の雷雨は何だったのでしょう。
年老いた両親の怨念か?くわばらくわばら。
てなわけで、
お土産が買えなかったという長い言い訳は
これにてオシマイ。
お付き合い有り難うございました。
2011年07月05日
美食三昧

昨日、実家の広島から帰って参りました。
金曜日からずっと食べっぱなしで
どえらいことです。
金曜日:博多でラーメンとソフトクリーム
広島でお好み焼
実家で壷屋のアイス最中
土曜日:実家でご飯と味噌汁と桃
昼は法事で懐石膳
夜はリーガロイヤルホテルで鉄板焼き
その後、居酒屋で小鰯の刺身に天ぷら他
再びリーガロイヤルホテルでピザ
日曜日:ホテルの和朝食
昼は仕出し弁当
夜はアナゴしゃぶしゃぶコース
その後はカラオケでおつまみ
その後は再びお好み焼そば入り
月曜日:実家でおはぎとコーヒーとメロン
昼はバラ寿司ともみじ饅頭
夜はホテルオークラの弁当
私が悪いんじゃないの。しかたなかったのよ。
お土産を買う時間がなかったのも、私のせいじゃないの。
それについては、明日また言い訳ブログを書く予定。
とりあえず、帰って参りました報告まで。