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Posted by みやchan運営事務局 at

2012年03月30日

文具王に、オレはなる!!




画像のはさみ、形がヘンでしょ?
これは、ダンボールとかティッシュの空き箱を切るハサミなのだ。
大きな紙を切るときも便利です。

要するに、紙に手があたらないので、
どこまでも真っ直ぐに切れるのです。

こないだデサキで買いました。

ちょうど文具王さんって方がいらして、
色んな便利文具の紹介をしておられたのですが、
これがとても面白かった。

消せるボールペンというのは、
普通の消しゴムの原理ではなくて、
ゴムでこする時の摩擦熱で消えるのだそうです。

だから、広い範囲で消したいと思ったら、
電気コテ(今風の呼び名がわからん)とか、
ドライヤーをあてると一発で消せるのだとか。

へたらないクリアファイルの紹介や、
ホッチキスで止めたものを、
簡単に外せる新しいホッチキスなど、
面白い商品がいっぱい。

思わず何個か購入。
ガムテープのノリがくっつかないハサミは、
いま当店で役に立ってくれてます。

それにしても、
文房具って、何故こんなにワクワクさせてくれるんでしょうね。
昔からそうでしたが。

中学校のそばに、小さな文房具屋さんがあり、
そこは憧れのお店でした。
いろんな物が所狭しとぎっしり詰まっていて、
何時間いても飽きないのです。

ばら売りの色鉛筆や絵の具のコーナーでは、
その種類の多さと美しさにうっとり。
今度こそは12色ではなく、24色の色鉛筆を買ってもらうぞと、
心に決めましたね。

ダメでしたけど。

鍵のかかったケースには、
高級そうなトランプ、花札、百人一首が入っており、
ちょっと怪しげな雰囲気を醸しておりました。
任天堂という名前を知ったのも、ここでございます。

レターセット、鍵がかかる日記帳、皮製のペンケース、
飽きることなく探索しては、時間をつぶしておりました。

男子はプラモデルに心奪われてたようでした。

このお店は、優しいおじさんとおばさんと、
重い小児麻痺の後遺症が残るお姉さんの三人でやってました。

何時間いても、注意されることもなく、
いつもニコニコと応対してもらってましたね。
おしっこが近かった私は、
何度も奥のトイレを借りる常連でもありました。

Y子さんと二人でよく行きました。
ソフトクリームを売ってたときがあって、
しょっちゅう食べていたので、
10回に一回くらい、タダにしてもらったり。

そんなお店だったのですが、今はもうありません。

おじさんとおばさんが年をとってしまったので、
お姉さんが一人でやってたそうなのですが、
続けていけなくなってしまったのです。

それは、とても腹立たしいことなのですが、
万引きする子供がとても増えたから。

お姉さんは身体が不自由だったので、
万引きされても追いかけることも出来ず、本当に困ったそうです。

なんども学校に訴え、注意してもらったらしいのですが、
止むどころか増える一方で、
とうとうお店をたたんでしまいました。

悲しい悲しい話です。

今は普通の家になってしまって、
中学生達は、そこが文房具屋さんだったなんて知らないでしょうね。

でも、私の心の中には、
宝物がぎっしり詰まった懐かしいお店が、
消しゴムや、えんぴつや、フルーツ消しゴムなんかの匂いと一緒に、
いつまでも生きているのでした。  

Posted by キリンさん at 12:29Comments(11)王様の耳はロバの耳

2012年03月29日

早く大人になりたい




タイトルを見て、
「そうね~、キリンさんったら、
 年くってるわりに中身は子供だもんね~。」
そう思ったアナタ、お昼休みに体育館の裏に来なさい。

子供のころ、
早く大人になりたいという瞬間が多々ありました。

好きなアニメを見せてもらえない時。
夜遅く目が覚めたら、大人だけでご馳走を食べていた時。
お年玉を全部巻き上げられる時。
「子供はあっちに行ってなさい。」と言われる時。

一番古い記憶は、
以前も言ったことがありますが、
ひいおばあちゃんと一緒におうどん屋さんに行った時です。

繁盛していたお店だったので、いつも満員でした。
お客さんは男性がほとんどでしたね。

田舎ですからサラリーマンなどいるはずもなく、
お百姓さんとか、大工さんとか、左官さんとか、
作業着の人ばかり。

枯れ木のようなバーさんと、小さな女の子がお店に入ると、
みんな無遠慮にじろじろ見るのです。

ひいばあちゃんは、
そんな視線などお構いなしに、
さっさと歩いて店の一番奥の席まで私を連れていき、
おうどんを頼んだら、
必ずタバコを吸うのでした。

おっさん達がどんなにこっちを見ていても、
周りには何もないかの如く、
あごを上げて美味そうに煙をふかすのです。

あこがれました。

おうどんが来ると、
小さなお惋に私の分を取り分けたあと、
細い竹筒に入った七味唐辛子を、ぱっぱと振るのです。

これにもあこがれました。

大人になったら、きっとこの店に一人で入って、
タバコをふかし、七味唐辛子をうどんに振るのだと。

実際に大人になってみたら、
タバコは吸えないし、唐辛子も好きではないことが分かったのですが。

もう少し大きくなってあこがれたのが、
万年筆。

いきつけの文房具屋さんに入ると、
所狭しと色んなものが詰まっている中で、
ガラスのカウンターだけは別格でした。

上品な布を敷いたケースの中に、
ピカピカ光る万年筆が収められているのですが、
ゆったりと贅沢にスペースをとっていて、
あきらかに鉛筆やボールペンとは別格扱いなのですよ。

大人になったら、
このケースを開けてもらって
万年筆を買うのだ。

そして、横に置いてある、
皮にバラの刺繍がしてあるペンケースも買って、
その中に入れるのだ。

そう決めていました。

今となってみると、
使うのはボールペンばかり。
パソコンも発達して、
書くことなどめったにありませんが。

しかし、結果はどうあれ、
子供の頃に感じていた大人への憧れは、
成長に欠かせないものだったのでしょうね。

大人だけが食べられるもの、
大人だけが入れる店、
大人だけが行ける場所、
大人だけが許される行為、
たくさんありました。

いかがわしいものも含めて、
憧れの大人に早くなりたかった。

今の子供はどうなんだろうね。  

Posted by キリンさん at 13:09Comments(13)王様の耳はロバの耳

2012年03月28日

三月書房

三月も、もうすぐ終わりですね。
自分の誕生月でもあるので、
私にとって三月という言葉は特別なものです。

大学の頃、京都に住んでいたのですが、
下宿の近くに小さな本屋さんがありました。

その名も「三月書房」。

一見、昔ながらの普通の本屋さんです。
いや、古本屋さんかな?と思わせるような、
地味な佇まいですらあります。

ところが、これが驚きの本屋さんなのですよ。

初めて入ったのは大学一年の春。
入ると右側に漫画のコーナーがありました。

もちろん大きな書店に比べると、
それは小さなコーナーです。

ところが、その品揃えにびっくり。
私の欲しい本ばかりで埋め尽くされていたのです。

それは王道から少し外れたマニアックな、
だけど漫画好きならタマラン本達。

それは、サンコミックスの大島弓子さんの漫画。
そして幻の岡田史子さんの本。

なぜ?この本屋さんは何?

新刊や文庫も、
面白い作家さんのものばかり。
私には敷居の高いものも多かったけど、
そのこだわりは十分に伝わってきました。

その後、下宿を移って遠くなってからは行ってなかったけど、
印象の強い、思い出の本屋さんでした。

だけど、
この世の中の流れです。
きっともうやってないだろうなあと思ってました。

ところが、ところがです。

ちゃんと今でも現存してることがわかりました。

どうやら
三月書房さんは、
私が考えていたよりも、もっと凄い本屋さんだったらしいのです。

福岡伸一さんなんて、
究極の本屋さんと言っておられます。

著名な文化人達が、
京都に行くときは必ず立ち寄る場所だとか。

でも、見た目は相変わらず、
古本屋さんみたいな外見なのですよ。

昨今の、
まず外見で目をひいて、とか、宣伝主体の営業戦略を、とか、
肉食系の勝つ経営至上と思える世の中で、
こういうお店が成り立っているということが、私は嬉しい。

おそるべし、三月書房さん。

私ごときがエールを送っても、
屁のつっぱりにもならんかもしれないが、
頑張って下さい。

京都に行くことがあったら、
こっそり訪れたいと思っております。  

Posted by キリンさん at 12:14Comments(6)王様の耳はロバの耳

2012年03月27日

20日遅れの誕生会




昨日は、気の合う人達とお食事会でした。
普通にそう思って出かけました。

ところが、
それは私のお誕生会だったのです。びっくり。

画像は、その為に用意してくれたケーキ。
可愛いでしょう。
GoGoキリンさん、と書いてあります。

55歳だからね。





このローソクは、
年の数だけ用意してくれたものです。
そう、55本も立っているのだ。

こないだ終わったばかりのテレビドラマ、
「最後から二番目の恋」の中で、
ローソクの数は、その人が生きてきた歴史だから、
必ずその数だけ立てて、
その人の人生を祝うのだ、ってなことを
中井貴一さんが言ってたのだそうで、

私の人生を、はしょることなく、
みんなでお祝いしてくれたわけです。

これが灯ってるあいだ、
みんなが考えてたことは、

意外にボウボウ燃え上がった炎のせいで
スプリンクラーが作動しやしないか、
ケーキがロウだらけになって食べられなくなりやしないか、
そんなことだったらしい。

「キリンさん!!!!
 早く吹き消して!!早く!!早く!!」

そういう声を尻目に、
私は、もっと綺麗な服を着てくればよかったと
思ってたのですが。

結局この火を吹き消したのは、
待ちきれなかった皆さんでありました。

火を消したあとのケーキ。





手前のローソクは、
熱のために折れ曲がってしまい、
炎の勢いがどれほどだったのかがうかがえますね。
ロウもぼたぼた。

こんな無礼な私達のために、
お皿とナイフを貸してくださったお店の方、
そうも有り難うございました。

そして、お祝いしてくれた皆様、
本当に有り難うございました。

嬉しくて楽しい夜でありました。

  

Posted by キリンさん at 12:07Comments(8)王様の耳はロバの耳

2012年03月15日

岩井一さんを悼む




突然の訃報でした。

昨夜はお通夜。
受付で、はたと困ったことが一つありました。

記帳するとき、
間柄をどうするか、です。

親戚ではもちろんなく、
会社関係者ではありませんし、
議員仲間でもありませんし(彼は市議会議員だった)、
ご近所でもありません。

「友人」・・・・。

ちょっと知り合っただけで、
すぐに「友達」と言って憚らない人も世の中にはいるけれど、
私にはためらいがありました。

私は彼が大好きだったので、
友達と言えるとしたら、こんな光栄なことはないのだけれど、
向こうにすれば、違うかもしれない。

受付をしていた人も、よく知っている人だったので、

「友人で、いいやろか?」
と聞いてみました。すると彼は

「いいよ、友人で。」
と言ってくれたので、ほっとしながら友人にチェックをしました。

ご焼香を終えて、
ご家族にご挨拶をしました。

お話は聞いていたけれど、
初対面です。

奥様に

「私、ご主人には大変お世話になった薬屋で・・・」
とまで言うと、向こうの方から

「キリン堂さんですね!主人から聞いてますよ。
 よく話してました。」
そう言って下さったのです。

私は嬉しくなって、もっと色んなことを話したくなり、
横に並んでいたご子息に声をかけました。

「関西文理学院って予備校に行かれてましたよね?」

彼はちょっとびっくりした顏で
「はい。」

「私もその予備校に行ってたんです。
 お父様にはそのことをお話していて・・・」
そこまで言うと、彼はちょっと嬉しそうに、

「あっ、その話、聞いてます。ねえ、聞いたよね?」
そうお母様と妹さんに確認すると、

二人とも
「うん、聞いた聞いた。」
そう請合ってくれたのでした。

最後に会ったのは道端で、彼の顏を見て、
「ちょっとむくんでるよ。」
と言うと、

「太ったとよ~。
 時間が出来たら相談に行くわ。」
そうおどけて話してたと言うと、

「そうそう、相談に行かんとね~って、言ってました。」

岩井さんは、そういう人でした。

道での立ち話ひとつ、
その場しのぎのお愛想ではなく、
ちゃんと受け止めてくれている人。

そして家族を大切にする人。

私だけでなく、
彼を知っている人は誰もが
彼と友達でありたいと思うでしょう。

それは、彼の明るさ、素直さ、とびきりの笑顔にもありますが、
それより何より、彼は決して裏切らない。
誠実という言葉以上に誠実な人だったからです。

岩井さん、
長い付き合いだけど、
私はあなたの悪口や批判を
一度たりとも耳にしたことがありません。

そんな人は
後にも先にもあなただけです。

こんなに突然に逝ってしまうのはズルイ。

「私達、友達だよね?」
と聞いてみたかった。

きっとあなたは
「何を今さら、
 もちろん、ずっと前から友達やが。」
そう笑って言ってくれただろうと、確信しております。

お通夜には、想像以上に大勢の人が詰め掛けたとか。
今日の葬儀も、きっと人で溢れかえっているのでしょうね。

みんなみんな、あなたとの別れを心から悼んでいるよ。
安らかにお眠りください。

さて、私は日常の仕事に戻ります。
微力ではありますが、
人々の健康に携わるお仕事です。
頑張ろうと思います。  

Posted by キリンさん at 12:04Comments(8)王様の耳はロバの耳

2012年03月13日

メカは生きている 続き




画像は、かしまし娘ではありません。
と言っても、かしまし娘がワカランか・・。

さて、話は昨日の続きです。

20年以上も前のはなし、
私は結婚して福岡に住んでいました。

その時なのですが、
友達と3人でアルバイトをしたのです。

それは
誰もが知ってる大手メーカーさんの
コピー機新作発表会でのお仕事。

場所は西鉄グランドホテル。

そこに、全九州の、
支店、営業所、代理店の方々が集まって、
大々的に御披露目をしようというもの。

友達二人が掛け合いのナレーションをして、
私はそれに合わせてコピーをする・・・ま、それだけの仕事なんすけどね。

最初にその話が来たとき、
正直な話、ためらいました。だってコピーだし。

でも友達は軽く言うのです。
「大丈夫よ、コピーくらい。
 打ち合わせもリハーサルもあるじゃない。
 それに少しくらい手間取っても、うまく誤魔化してあげるから。」

そして打ち合わせのため、相手の会社へGO.。

なにしろ舞台に立つのは私達3人。
二人のナレーションで全てを説明するわけですから、
担当の方も、そっちの打ち合わせに必死です。

コピーの扱い方は??????

「大丈夫ですよ。
 新機種は、どんな人でも簡単に扱えるのが特徴なんですから。
 あははははは。」

・・・・・。

「リハーサルのときに一回やってみれば大丈夫。」

ほ、ほ、ほんとに?
今にして思えば、そこで食い下がるべきでした。

「当日は、三人には振袖を着てもらいます。」

「キャー、振袖ですか?すごーい!!」
と盛り上がる友達ふたり。

振袖???着付けに時間かかるじゃん。間に合うのか??

「あの、私は結婚してますし、洋服でいいです。そのぶん、リハーサルを・・。」

「大丈夫、見えないから。(どういう意味なのか?)
 ちゃんとリハの時間を見込んで頼んでありますよ。
 指輪だけは外しといてね。はははは。」

あっと言う間に本番の日。

着物は嫌いじゃないし、一生もう着ることないと思ってた振袖に、ちょっとウキウキ。
と思っていたのも一瞬のこと。

美容師さんが言うには、
「ちょっと結婚式が入ってるので、時間が遅れるかもしれません。
 でも、ちゃんと本番には間に合いますから。」

ええええええーーーーーっ!!!!!!!
リハーサルが出来ないと意味ないしーーーーー!!!!!

化粧が流れ落ちるかと思うほどの冷や汗をかき、
やっと着付けが済んだ私達3人。

ああ、なんとかまだ時間が・・・。
わ、わ、私にコピーをさせて・・・・・・。

そこに担当者。

「アナタ、漫画が上手なんだって?
 ここのホワイトボードにちょっと絵を描いてくれない?」

「いや、あの、私、まだリハーサルを・・。」

「大丈夫。うちの新機種は簡単なんだから。
 まさかコピーしたこと、ないわけないよね?」

「はい、前に仕事でコピーしてました。」
 (内容は昨日の記事参照)

「じゃあ大丈夫。時間ないから、早く描いてね。」

頭の中で、ムンクの叫びになりながら、
言われるがままに絵を描く私。

さすがに不安になった友達が

「つかさちゃん、大丈夫よ、ね?」
「私達がカバーするから、ね?」

そしてぶっつけ本番で大舞台に立った私。

まず、最初のコピーは忘れもしない、
おめでたい鯛の絵でございました。

友達の美しいナレーション。

「はい、こんなに鮮やかに・・・・・」

鯛の絵、真っ二つ。

「失礼いたしました。
 たとえミスコピーをしても、
 こんなに早く二枚目をコピーすることが・・・」

今度は真っ白。

「失礼致しました。
 何事にも、初めというものはあります。」

フォローになってないから。

「拡大も縮小も、思いのまま・・・・」

鯛の目ん玉が、どでかく写っている。なぜ?

吉本新喜劇より、ウケたね。

最後の最後まで失敗の連続で、
あんなに笑いの溢れた発表会は、
後にも先にもないと思われます。

ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。
あの時の関係者の皆々様、ほんとうにご迷惑かけました。

きっと、色んな人が始末書いっぱい書いたんだろうなあ。

帰りのタクシーで、
友達がぽつりと言いました。

「コピーをなめてたわ・・。」

ごめんね、二人とも。
そして、今でも友達でいてくれて有り難う。

てなわけで、メカと私の西鉄グランドホテルでの戦いは、
私の完敗に終り、
その後もあまり勝ったことはないのでありましたとさ。

  

Posted by キリンさん at 12:23Comments(9)王様の耳はロバの耳

2012年03月12日

メカは生きている




この画像の意味がわかる人、いませんよね。

先日わたしは、
明治初期の漢方の本を読み下したものを、
パソコンのワードで打ち込みました。

それをプリントアウトしたものが、
これです。

もしかしたら、
その本というのは、豆本?珍本?奇本?

違います。

プリンターから白紙が出てきたので、
あれ?インク切れか??
と思いきや、

片隅に小さく小さく縮小されてプリントされていました。

読めるかーーーーいっ!!!!!!!
私を老眼と知ってのロウゼキか!!!!????

パソコンに詳しいスタッフに聞いたら、
「ど、どうやってこんなこと出来たんですか?」

いや、私じゃなくてプリンターの仕業だから。
私のせいじゃないから。

ただ普通に操作しただけなんだから。
ホントなんだからーーーーーーーーー!!!!!

その時、遠い記憶が蘇ってきました。

結婚する前、
とある研究所でアルバイトしてた時のことを。

そこでよく私は、
部長から新聞記事のコピーを頼まれていました。

赤鉛筆でワクがかこってある、
その部分をコピーするのです。

部長はとても優しい人だったので、
私の為に、あらかじめ新聞を折ってくれるのでした。

「こっちをコピー機の角に合わせて、
 こうすれば、間違いなく出来るからね。」

「はい!わかりました!」

部長を心配させないように、
明るく答えて図書室へと向かう私。

そして、いざコピー。

一回で成功したためし無し。

言われた通りにするのに、
必ず記事がチギレテしまったり、
裏側が写ったり、
どうしても失敗してしまうのでした。

やっと成功すると、
ミスコピーは図書室のゴミ箱に隠滅し、
何食わぬ顏で戻ります。

「今日もコピー、混んでたの?」
と無邪気に問う部長。

「はい。」
と答える私。

ごめんなさい、ごめんなさい、部長。
この場を借りて懺悔します。

それと、
せっかく大好物の牡蠣をご馳走してもらったのに、
食べ過ぎてアレルギーになってしまい、
心配かけてごめんなさい。

おっと、話がそれたわ。

てなわけなんですが、
どう考えても、
メカが私を馬鹿にしてるとしか思えないのです。

もっと不幸な出来事も、
実はあったりして。

その惨事は
福岡の西鉄グランドホテルで起きました。
ああ、この先は言えない。長くなるので。

続きはまた明日。

さて、今週も元気だしていきましょうね。  

Posted by キリンさん at 11:04Comments(7)王様の耳はロバの耳

2012年03月09日

花粉症の季節




いきなり来ましたね、花粉症。
始まるのが遅かったので、
今年はたいしたことないのかと思っていたら、
意外にスゴイみたいです。

特に「目」の症状の人が多い。
画像の花粉症用のメガネも品薄でございます。

なるべく花粉を避けるのが最善の策。
メガネをするとか、コートや帽子を被るとか、
マスクをするとか。
変質者のように見えようが、
背に腹はかえられんってことで、我慢してください。

漢方薬もあるのですが、
発症してしまってからだと、
やはり新薬の方が効果が高いと思います。
副作用とはうまく付き合うしかありません。

それから、
症状が悪化してしまうオソレがあるのが、
冷たい飲み物、甘いもの、刺激物(唐辛子、辛子)、もち米などです。

寝不足も免疫力を落とすので大敵です。

また、当店でおススメしているリナマックスは、
免疫力を調えてくれるので花粉症にも良いと思われます。

花粉症を発症すると、
IgE抗体が増えるのですが、
スピルリナはこれを抑制してくれることが、
データで証明されています。

普段は一日に20粒くらいが適量ですが、
花粉症のシーズン中は30粒くらいに増やしてみて下さい。

これで治るとは言いませんが、
少しは楽だと思います。

お酒はもちろん控えたいところですね。

では、良い週末をお過ごし下さい。

私は今夜は漢方勉強会。
宿題が未完成。
はっきり言って、切羽詰ってます。  

Posted by キリンさん at 14:35Comments(5)

2012年03月08日

お誕生日おめでとうございました




昨日、お誕生日でした。
どのように過ごしたかというと、断食してました。
ケーキもご馳走も、なし。

なんだか清々しい55歳でございます。

40代は心が軽くなるので、
ただ楽しいばかりに過ぎて行きましたが、
50代はちょっと違います。

「五十にして、天の命ずるところを知る」
という言葉がありますが、
50で天命を悟れるほど人間が出来てるわけではありません。

が、50代というものは、
なるほど人生の重みというか、深みというか、
そんなに甘いもんやおまへんで~と、
現実を突きつけられる年代であります。

それがイヤというわけではなく、
今までは自分が楽しければいいって感じだったのが、
自分だけが楽しいだけでは楽しくなくなってくるのです。

世のため人のため、なんて言うと、
ちょっとウソくさいけど、
微力なりとも自分の存在を世間様に還元できないかと、
殊勝な心持ちになったりします。

40代にして、悟ったようなきになっていたのが、
いかに薄っぺらいものだったのか、
思い知らされます。

痛い思いも数々ありますが、
何度も言うように、
いやな痛みではありません。

ここを堪えれば、
また一歩、前に進めるような予感があるのです。

50代のど真ん中で、
天が私に命ずるものって何だろうと、
自問自答を繰り返す日々なのでありました。

お祝いのメール、メッセージ、プレゼント、
皆様ほんとうに有り難うございます。

何の連絡もくれんかった人も含めて、
(仲の良い人達は、ほとんどこれ。まったく。でも大好き。)

これからも、どうぞよろしくお願いします。  

Posted by キリンさん at 16:43Comments(8)王様の耳はロバの耳

2012年03月06日

酵素のお味噌と断食と




昨日から、なんだか身体が痛い。
特にフトモモあたりが強張る・・・・。

三月三日の雛祭りに
酵素のお味噌を仕込みました。
なかなかの重労働ですが、
これで美味しいお味噌が出来ると思えばこれもまた楽し。

いつも仕切ってくれる大高酵素のお姉さんが
今回は来られないということで、
私が仕切り担当に。

かなり舞ってしまいましたが
手伝ってくれた皆様のおかげで無事に完成いたしました。

りあんさんと妹さん、沙夜さん、空さん、
カオリさん、ヒロさん、
そして黒一点のらんらんさん、
有り難うございました。

さて、
人間の身体というのは、
酵素が働いて動いています。

ときどき私は
「身体の中に兵隊さんがいて・・」
という話をしますが、
その兵隊さんこそが酵素と考えてもいいでしょう。

酵素は人間の身体の中でも作られるのですが、
量が少ないので食べ物で摂らなければなりません。

ところが酵素というのは
生ものにしか含まれないのです。

しかし生のものを摂りすぎると
身体を冷やしてしまう・・。

身体を温めながら酵素も摂れる、
そんなスグレモノが発酵食品です。

そう、お味噌は発酵食品。
そのうえ酵素を入れて作ったこのお味噌は、
身体の中の兵隊さんをとても元気にしてくれる
パワーに満ち溢れているのですよ。

今回仕込んだお味噌は、
ご希望の方には有料でお分けします。

ここのところ
麹ブームで少し値上がりしているのと、
いつもより酵素を多目に使ったために、少しお値段は高め。

1kg1000円です。

高いけど、それだけの価値はあると思いますよ。
食べられるのは3ヶ月先ですが、
ちょっと贅沢なこのお味噌を食べてみたいと思う方は
ご連絡くださいね。

量に限りがありますので、
ご予約はお早めにお願いします。

さて、
酵素のお味噌を作ったら、
なぜか酵素断食もしたくなったので、
月曜日から断食中です。

酵素断食のいいところは、
準備期間をおかなくても、やりたいと思ったら、
その日からでも出来るところです。

今日は三日目、体調はすこぶる調子良く、
もしかしたら明日も続けるかもしれません。

なにしろ春はデトックスの季節ですもんね。

というわけで、
遊びに来られる方は、
キリンさんにエサを与えないで下さいます様に。

最後にちょっと、

明日は私の誕生日です。
でも明日は生目台カリヨン店に行かねばならんので、
パソコンに触れません。

だから一日早いけど、
お誕生日おめでとう、わたし!!!!!  

Posted by キリンさん at 12:14Comments(11)健康一般