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Posted by みやchan運営事務局 at

2023年10月18日

もうすぐブログ開設15年・・か?


15年前の11月22日に初めてのブログを投稿しました。

山形屋ストアにお店があった頃です。

張り切って毎日のように記事をアップして

コメントを頂く日々が楽しくて楽しくて。

そのうち他のブロガーさん達と会うことも増え、

気の合う仲間と立ち上げた(?)のが

泣く子も黙る(笑う?)黒麒麟会。

まだ10月なのに、11月はまだ先なのに、なにをしみじみ語るのかって?

いや~、当日あたりになると忘れてるかもしれんので

懐かしみの前倒しなのだよ。

お気になさらず。ではまた。  

Posted by キリンさん at 18:30Comments(0)王様の耳はロバの耳

2023年01月25日

いつか読書する日


たまたま早起きした朝、たまたまテレビをつけたら、

たまたまケーブルテレビで映画が始まるところだった。

「いつか読書する日」

田中裕子と岸部一徳が出るみたいで、どっちも好きだから、

たまたま観ることになった。

静かな大人の恋愛物語だった。

特別に派手な出来事が起こるわけでもないのに

長い長い坂道や家並み、坂の上から見る町の風景、

すべてが美しく、飽きることなく見入っていた。

途中にはさまれる登場人物たちのエピソードが

スパイスになって効いていた。

主人公のミナコとカイタは

知らん顔して普通に暮らしているのだけど、

何かを押し殺しているのかもしれないという期待感が、

時限爆弾のように私の胸で鳴っていた。

それは最後にとっても素敵な形で爆発する。

二人のラブシーンがとても良い。

いきなりほとばしるような勢いがありながら、

どこか不器用でぎこちなく、愛しい。

カイタ(岸部一徳)がその翌日に迎えた朝は、

きっと一生で一番晴れ晴れとしたものだったと信じる。

だから、ラストのことも残酷なだけではないような気がする。

いや~、早起きして良かったです。

また観たいです。  

Posted by キリンさん at 12:21Comments(0)王様の耳はロバの耳

2022年08月31日

頭隠して尻隠さず


これでも隠れているつもりみたい。

所詮、子猫です。

この子猫が思ったよりずっと暴れん坊で困っています。


うちのエバーフレッシュちゃん、ダメかもです。


ついこないだまでは元気だったのに。

葉っぱを食べるのはいいとして(良くないが)

登っては倒すという・・・・。

ストレスに耐えられなかったようです。

ごめんねエバーフレッシュちゃん。

しかし、葉っぱがなくなったら見向きもしない猫。

幹だけになってしまったけど、地道にお世話してたら復活してくれるでしょうか。

しかし、地道にお世話出来るでしょうか。私。

それが心配。  

Posted by キリンさん at 10:48Comments(0)王様の耳はロバの耳

2022年08月25日

猫は木に登るものなのだ


画像は開店祝いに頂いた「エバーフレッシュ」ちゃんです。

この冬から春にかけて元気がなく、

もう寿命なのか?とあきらめかけた時もありましたが、

梅雨あたりに新芽がわさわさ顔を出し、復活!!!

と、喜んでいたのですが・・・。

まさか猫の犠牲になろうとは。

葉っぱを食べるのか?少しね。

土を掘り返すのか?これも少しね。

一番困るのが、「登る」ということなのだ。

こんなにか細い木なのに。

ガガガガガっと、爪を立てて一瞬で登ってしまう杏。

すっごく嬉しそう。さすが猫だね。

いや、感心してどうする。

そのせいで、葉っぱや小枝が折れるのです。

せっかく頑張って復活したばかりなのに。

仕方ないので、保護のために室外に置きました。

暑い中、保護になるのか?

それにしても、今の猫は可愛そうだね。

私は猫が木に登るところを見るのが大好きでした。

一気に上の方まで登ります。

でも、降りるのは大変。そろそろ慎重に。

うっかり足を滑らせて細い枝先から落ちそうに見えても、

そこは猫。無事に地面に戻るのです。

優秀なアスリートを見ているような気分でした。

でも現実は室内飼いです。しょうがないのです。

キャットタワーがあればいいのかな。

でも、猫草を買ってもあまり食べないし、

おもちゃも不発。

果たしてキャットタワーに登ってくれるのかな。

悩む今日この頃なのです。

  

Posted by キリンさん at 11:20Comments(0)王様の耳はロバの耳

2022年08月20日

新しい猫がきた


ラジオ体操の歌のようなタイトルですみません。

子猫が来ました。

4月にモモりんが20年の生涯を閉じてから、

多くの方にご心配をおかけしました。

色んな猫ちゃんをご紹介いただきながら

なかなかうまくご縁が繋がらなかったのですが、

つ、つ、ついに。

名前は「杏(あんず)」。女の子です。

保護猫だったのでお誕生日は不明ですが

おそらく2~3か月でありましょう。

子猫を飼うのは何十年ぶりでしょうか。

緊張します。

モモりんと同じくらい長生きしてね。

と、あと20年たったら私のトシは・・・・。げげ。

でもいいのです。

娘が面倒みてくれるから。

ボケた猫とボケた母の面倒を。ふふふのふ。  

Posted by キリンさん at 15:18Comments(0)王様の耳はロバの耳

2021年11月26日

ブログ開設13周年だそうです


ブログ、ずっとほったらかしていたのでビックリしました。

11月22日でブログ開設13周年だったとは。

今日は26日。

4日遅れでやっと気づきました。

ほったらかしにしてはいますが、

このブログのお陰で大勢の人とご縁がつながり、

楽しいことがいっぱいありました。

これからも、何か書きたいことがあったら、

更新しようと思っています。

画像は横浜の友達が送ってくれた 某公園のキリンさん。

何かを訴えているのかな。

遊ぼうよ、と誰かを呼んでいるのかな。  

Posted by キリンさん at 11:51Comments(0)王様の耳はロバの耳

2021年09月13日

月夜のバイオリン


もう20年以上(30年以上?)はむかしのことです

まだ小さかった息子の手を引いて、スーパーから帰りを急いでいたときでした。

すでに日は暮れて、綺麗な月が見えました。

あらお月様、と思ったとき、バイオリンの音が聞こえてきたのです。

曲名はわからないけど聞き覚えはあったので、

有名な協奏曲に違いありません。

「どこ?」

ちょうどそこは、広い駐車場。

その頃の駐車場は舗装もいいかげんで、みすぼらしい小さな掘立小屋がついており、

そこで管理人さんが車の出し入れをチェックしておられました。

バイオリンは、まさにその小屋から聞こえてくるのです。

よく見ると、中で大学生くらいの若い男の子が目を閉じてバイオリンを弾いていました。

バイトかな。

技術的にはわからないけれど、美しい音色。

小さな息子も聞きほれているようで、足を進めません。

ちょっと疲れた母と子は、

しばしの夢の中にいたようです。

広く寒々とした駐車場のみすぼらしい小屋の中で、

そこだけ輝いていたように思えます。

宮沢賢治の童話の中みたい。

いや~、いいモノ見たというか、いいモノ聞いたわ~。

未だに忘れられないほど感動しました。

音楽ってほんとにいいものですね。  

Posted by キリンさん at 12:28Comments(0)王様の耳はロバの耳

2021年07月28日

ブラック校則



新聞などで、ブラック校則について書いてあるのを読みました。

問題になっているのね。

実は今をさかのぼること50年以上、

我が中学校にもブラック校則がありました。

と言っても、それはうちの学校に限らず、

ほぼ全国的にあたりまえだった校則です。

「男子は坊主頭」

部活を除けば、今はもうないよね、こんな理不尽。

中学校の入学式までに、

男子は全員が泣く泣く床屋さんで坊主にするのが

当然の儀式だったのです。

ところが私が1年生の三学期、

いきなり生徒会執行部が立ち上がり、

この校則撤廃を訴えたのです。

2学期に執行部は新体制になり、

みんな燃えていました。

正直言うと私は、

いくらはむかっても無理じゃろ~、規則は規則。

とあきらめていました。

女子には関係ないし。

でも、役員の一人の男子の訴えを聞き、

心が動いたのです。

「ぼくの頭の、ここを見てください。」

頭の左前方に、小指くらいの目立つ長方形のハゲがありました。

「小さい時の、ケガのあとです。

小学校のときは髪の毛で隠れていたけど、

坊主になって、ハゲが見えるようになりました。」

「入学式のとき、おまえ、ハゲじゃったんか、とからかわれました。」

「男のくせにそれしきのこと、と思われるかもしれませんが、

とてもいやです。

そして、ぼくと同じような思いをしてる人がたくさんいます。」

たしかに、その頃は小さなハゲがある男子は大勢いました。

「ナマハゲ」とか「じゃりっぱげ」とか平気でみんなからかっていました。

「今なら、4月に入学してくる人たちが坊主にならずに済みます。

ぼくは、この校則を変えたくて執行部に入ったんです。」

ほぼ全校生徒が署名したんじゃなかったかな。

学校はそれを受け入れ、全員坊主の校則は消え、

4月の入学式では、男子はみんな髪を伸ばしたままでした。

やれば出来るんだなあと思った、

なんだかとっても誇らしい、そんな記憶なのでした。
  

Posted by キリンさん at 12:20Comments(0)王様の耳はロバの耳

2021年03月13日

猫とサヨナラ



お久しぶりです。

実家の猫、アラシ。死んでしまいました。

もともと亡くなった母の猫でしたが、

今は娘が飼っていました、

決して可愛い顔ではなく、

噛み癖のある狂暴なヤツでしたが

その反面とても人懐こく憎めない一面がありました。

家に帰ると、どうしてわかるのか、

石段を下りて前の橋まで迎えにくるのです。

そして足に体をこすりつけて来るのですが、

なかなかガタイの良い、骨太野郎なので、

「あぶない!あぶない!アラシ!」

と叱りながら歩くのが常でした。

寝ていると、枕元でネズミをボリボリ食べてたときもありました。

スズメやモグラやトカゲや蛇、

色んな獲物を貢いでくれたね。迷惑千万だったけど。

電話口で娘の慟哭を聞きました。

張り裂けるような泣き声でした。

ずっと私たちを癒してくれていたアラシ。ありがとね。

サヨナラ。

  

Posted by キリンさん at 10:14Comments(2)王様の耳はロバの耳

2020年08月24日

自分のいやなところ


コンプレックスだらけでした。今もだけどね。

若いころ、自分の嫌だったところ。

髪の毛が、太くて多くて堅くて艶がない。
太ってる。
足が短い。
目がタレている。
眉もタレている。
胸がデカすぎる。
歯並びが悪い。
洋服のセンスがない。
家事が苦手。
偏食である。
声がよくない。
お尻がデカい。
すぐ転ぶ。
なで肩である。
毛深い。
持続力がない。
将来何になりたいか、わからない。
気が利かない。
嫉妬深い。

ちょっと考えただけでもこんなにある。

しかし、それでも、自分が好きでした。そこは良かったかな。  

Posted by キリンさん at 19:02Comments(5)王様の耳はロバの耳

2020年08月06日

本屋さん

本屋さんが、ものすごい勢いで減っている。

本屋さんがパラダイスだった時代は終わった。とっくの昔に。  

Posted by キリンさん at 16:02Comments(0)王様の耳はロバの耳

2020年06月15日

早起きは三文のトク



友達に

「早起きは三文のトク」と言ったら、

「アンタはむかし、三文のトクくらいで早起きしとうない、と言うた」と言われた。

むかしから人生なめてましたね。そんなことだから、お金が貯まらないのですね。

今も変わらず寝坊助です。  

Posted by キリンさん at 18:03Comments(0)王様の耳はロバの耳

2020年05月25日

7日間チャレンジしてみて



7日間ブックカバーチャレンジ、今日で終わりました。

とてもとても楽しゅうございました。
誰かに紹介するため、というよりも、自分本位で選んだからと思われる。

そしてこのチャレンジの、誰かにバトンを渡すというルール、
申し訳ないけど無視しました。

一度だけ、友達にちょっと投げかけてみたところ、
どうやら気が進まないにたいだったので。

私だって、お料理のバトンなどは断りますし、ジャンルによるよね。

そいつは気の置けない相手なので、
断られたところで、ストレスもないのだ。

でも、なんだか、
めんどうになったしまったのだ。すまん。

でも、私は、このバトンは嬉しかったし、
毎日が楽しくてたまらなかったのです。本当です。

なかなか矛盾しております。人間の心は難しいね。

今日の本『ワニはいかにして愛を語り合うか』は、
「それでもいいのさ、人間だもの。いや、動物だもの。」と優しく語りかけてくれます。

人間は、自分が食べたもので出来ている。
だけど、読んだ本ででも出来ている。
そう思わせてくれた一週間でした。












  

Posted by キリンさん at 10:49Comments(0)王様の耳はロバの耳

2020年05月22日

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。



『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』
川上和人著 新潮社

広島県人会で知り合った、産婦人科の先生に教えてもらった本です。

学者先生の書いた本は、面白いか面白くないか、はっきり分かれます。

この本はとても面白かった。素人にもわkりやすいのです。

鳥の話もさることながら、一番おどろいたのが、

孤島に調査に入るとき、必要な器具はもちろんですが、

衣服、下着に至るまで全部が新品。

そして一週間前から、種を食べない。イチゴとかゴマとか。

何故か?

それは、島にない生き物を持ち込まないためなんですって。

衣服の縫い目などに、何かの植物や菌がくっついていてはならんのです。

排泄物の中に、何かの種が入っていてはならんのです。

今までになかったものが繁殖してしまうと、生態系が壊れるからだって。

いまウイルスの話が飛び交っているので、この本を思い出してしまった。  

Posted by キリンさん at 13:43Comments(2)王様の耳はロバの耳

2020年05月21日

読書事始め



旺文社文庫『網走まで』 志賀直哉著 170円(消費税は、なかった)

中学1年生の誕生日に、ともだちの「なかやっこ」からもらった本です。

「なかやっこ」とはニックネームで、粋筋の人ではありません(わかっとるか)。

志賀直哉の短編集で、16篇が入っています。

旺文社文庫の特徴は、文庫本なのに箱カバーに入っていること。

最後の解説に20ページも割いていて、作品と著者の生い立ちなど詳しく書かれていること。
(ほぼ阿川弘之が書いている)

作者の年表もついている(10ページ)。

本編の中の、難解な言葉や固有名詞などには注釈がしてあること。

大人の文庫本を手に取るのが初めてだった私にとって、

とても親切に読書を導いてくれる工夫がいっぱいなのでした。

さすが旺文社。参考書で培ったノウハウ満載。

絶版になったのが残念です。

私はこれで志賀直哉のファンになったのですが、

「赤毛のアンシリーズ」や「天国に一番近い島」などが流行っていた同級生たちに、

「志賀直哉が好き」とは言えず、ず~っと黙っていたのでした。

無駄のないすっきりとした簡潔な文章は、今でも読み返しています。

好きな本を繰り返し繰り返し読む。それが私の読書スタイルなのでした。  

Posted by キリンさん at 10:20Comments(0)王様の耳はロバの耳

2020年05月20日

7日間チャレンジ




お久しぶりのキリンさんです。

Facebookで、7日間ブックカバーチャレンジなるものにトライしています。

そもそも誰が何のために始めたかは知りませんが、

楽しい。自分が。

ありがとうございます。始めて下さった人。

誰かに本を紹介する気など、さらさらなく、

ただただ自分が読んだ本を懐かしむだけという私。

画像の本なんて、63歳の私が小学校2年生だった時のもの。

もうどこにも売ってないから。

昨日も絶版のマニアックな本を出しちゃったし。

明日からもまた、楽しませてもらいます。

自分だけのためって、楽しい。  

Posted by キリンさん at 17:16Comments(0)王様の耳はロバの耳

2019年12月10日

ブログ始めて11年。


ブログを始めて、11月に11周年を迎えていたことがわかりました。

つまり、去年の11月が10周年のメモリアルだったのだ。

そうか・・そうなのか・・・。

こんな感じでこれからも生きていこう。

と、誓ったキリンさんなのでありました。  

Posted by キリンさん at 18:20Comments(0)王様の耳はロバの耳

2019年10月28日

サヨナラだけが人生だ




とびとびの投稿ですが、
ここのところ、訃報がらみの話ばかり続きます。

そういうお年頃になったのだとも言えるのかもね。

「サヨナラだけが人生だ」
という井伏鱒二の訳詞には、
出会いには必ず別れがある、という意味と、
だから出会いを大切にしよう、という意味があるという解釈ができます。

だけど、解釈なんて安っぽいよね。

こないだ亡くなった田辺聖子さんの「姥盛りシリーズ」には、
長く生きるってことは、親しい人が一人一人消えていくものなのだ、
という意味の言葉が書かれていたように記憶しています。

読んだときは、まだ40代だったので、
「へえ~」ってなもんでしたが、今は少しずつ切実になってきました。

うちのお店には、高齢なお客様が大勢いらっしゃいます。

100歳すぎて一人暮らしで、
それでもバスで来られる方も。

「友達もきょうだいも、みんな死んでしまった」
とにこにこ笑っておっしゃるのです。

心の底から尊敬します。

学校で「友達は大事」と教えられ、
それはその通りなのですが、
その友達が一人ずつ欠けていくのをどうやってこらえていけばいいのか、
教えてはもらっていません。

大人なんだから、そりゃそうだよね。
そんな泣き言、ダメだよね。

金曜日に大事な友達を亡くして、
思った以上に辛いです。

それでもお腹は空くし、
面白いことがあったら笑っています。

そうやって、生きていくものなのでしょう。

生きていくしか。

命ある間は。  

Posted by キリンさん at 11:47Comments(0)王様の耳はロバの耳

2019年10月21日

恋ばな



またまた 久しぶり投稿です。

今でも「恋ばな」という言葉はあるのかな。 

新しい言葉はしょっちゅう流行ったり廃ったりするので、

なんだかわからなくなってしまいます。

60過ぎて、リアルな恋に陥る人もいるのでしょうが、

私の恋ばなは、大昔のもの。

こないだ実家に帰って地元の友達と会い、

盛り上がるのが昔の恋の話。

「あのとき、〇〇が好きじゃった」

「え~~~っつ!!」

みたいな。

え?聞きたくないって?いいよ、別に聞かんでも。

でもね、若いときに恋はしておくもんですよ。

老後の楽しい思い出に、確実になります。

辛い辛い恋でも、あのとき出会えてよかった。

ありがとう、という気持ちになれるのでした。

誰にとはなく、書いてみた。

また書きます。では。


  

Posted by キリンさん at 16:23Comments(0)王様の耳はロバの耳

2019年07月19日

お久しぶりのキリンさんです


おはようございます。

実に、何年ぶりでありましょうか。めんどくさいので数えませんが。

何があったというわけでもなく、投稿を決意いたしました。
続くかどうかはワカラン。そんなゆるい感じで。

先日、ボンベルタの従業員さん(50代の男性)から声をかけられました。

「キリン堂さんって、出身は呉でしたよね?」

「はい、そうですよ」

「仁方(にがた)ってとこ、知ってます?」

「もちろん。おばあちゃんの家がありますから」

「実は、大学の同級生が住んでるんですが、ここ最近連絡がないんです。
最近と言っても2年ほど、年賀状が来ないんですよ。」

「仲良かった人?」

「ええ、男同士だからベタベタはしてないけど、
あいつがいるなと思うと元気が出るような、そんな感じかなあ。

独り暮らしだったから心配なんだけど、連絡がつかなくて」

なんだか、胸騒ぎがするような、そんな話でしたが、
叔母が知ってるかもしれないので、聞いてみることにしました。

電話でその人の住所と名前を言うと、

「つかさちゃん、その人、死んじゃったんよ・・・」

ああ、やっぱりか。

その話を伝えると、

「そうか・・。いや、覚悟はしてたんだけどね・・。そうか・・・。」

そう言うと私の顔を見ると、にっこり笑って、

「会わなくてもね、いてくれるだけで良かったんだけどね。」

その言葉に返す言葉はありませんでした。

さよならだけが人生だ、という言葉を思い知る機会が増えてきた今日この頃です。

久々の投稿に、ちょっと暗い話で申し訳ありません。

でもね、生きてる以上は頑張らなくては。

自分のためにも、

目に見えるか見えないかに関わらず、自分を必要としてくれている人たちのためにも。  

Posted by キリンさん at 10:06Comments(0)王様の耳はロバの耳