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Posted by みやchan運営事務局 at

2013年08月28日

呉の潜水艦




呉の海です。
夕暮れの風景を紹介してみました。
綺麗でしょう?

どんなコメントを入れようかと考えたのですが、
ちょっと複雑なので差し控えます。

さて、こないだの同窓会で、
Y子さんだけでなく、N子さんも私のブログを見てくれていると判明。
ビックリ~。

どうやら高校の同窓会で会ったときに、
私の方から見るようにと言ったらしいのですが、すっかり忘れてました。
ちゃんと見ていてくれたとは、律儀なヤツ。

実は、このN子さん、Y子さん、私の三人には共通点が。
それは、同じ幼稚園に通っていたということなのだ。
ふ、古い。

N子さんの家は、幼稚園の裏側にある大きなお家。
私たちの教室の窓を開けると、
正面に彼女の家の門がよく見えるという位置にあったのです。

ある日のこと、N子さんが幼稚園をお休みしました。
病気かしら。風邪?それとも怪我かしら?

ところが、お昼ごはんを食べた後のことです。
誰かが窓を開けて、叫びました。

「N子ちゃんじゃ!!」

「ほんま?」
と叫びながら、窓に殺到する子供たち。

のぞいてみると、
自宅の門のところにN子ちゃんが立って笑っています。

「ほんまじゃ。」
「ほんまじゃ。」

その時です。誰かが大声で言いました。

「ずる休み!!」

そうなると、もう大変です。
誰もが大声で、

「ずる休み!!」
「ずる休み!!」
の大合唱。

N子ちゃんは顔をゆがめ半泣きになりながら、
小走りで家の中に入っていったのです。

N子さんとは小学校は別でしたが、
中学、高校が一緒だったので、その話をしたことがあります。

「覚えとる?」
「覚えとるよ。あのときウチ、傷ついたんじゃけん。
 朝はほんまに具合が悪かったんじゃけど、昼すぎて良うなっただけなのに。」

そうか、覚えていたか。よほどイヤな思い出だったんですね・・・。

懸命なお方ならもうお気づきでしょうが、
最初に「ずる休み!!」と言ったのは、誰あろう私でございました。

子供心に言い過ぎたなという後ろめたさがあったんでしょうね。
私もまた忘れることが出来なかったのです。

まだそのこと、言ってなかった気がします。

ごめんね、N子さん。見てたら許してね。

そのことを隠して、よく遊びに行きました。
よくご飯をごちそうになりました。

漢字の覚え方を教えてくれたのは、アナタです。
中学2年のときでした。

それ以来、大学受験にいたるまで、
その方法がとても役に立ちました。ありがとう。
仇を恩で返してくれていたアナタに深く感謝しております。

というわけで、
50年目の告白でございました(よく計算してみると、50年以上か?こわい。)。  

Posted by キリンさん at 12:31Comments(2)王様の耳はロバの耳

2013年08月23日

思い出はいつも優しい




実家の庭です。

今朝のテレビで園芸療法の話をしていました。
その効果の一つとして、
土や植物の匂いを嗅ぐことで思い出を呼び覚ます、
ということがあるのだそうです。

あまりにも有名な話ですが、
プルーストの「失われた時を求めて」の中で主人公が、

紅茶にマドレーヌをひたした瞬間の匂いによって、
幼年時代を思い出す、という描写があります。

そんな経験、ありませんか?

私は沈丁花の匂いをかぐと、
高校受験の前の頃を思い出します。

寒い2月の夜遅く、塾から帰ってくると、
門の後の沈丁花が迎えてくれたのを思い出すからです。

バッグのお店に行って牛革の匂いをかぐと、
小学校入学直前を思い出します。

ランドセルの匂いだからね。

夏の朝、露を含んだ草の匂いからは、
ラジオ体操を思い出します。

嗅覚というのは不思議なもので、
視覚や聴覚よりも、ずっと古い原始的な感覚であり、
脳の色んな働きをうながすらしいのです。

「言い伝え」って、ありますよね。
今では文書もコンピューターもあって、記録ということが出来ますが、
昔はそんなものありませんでした。

中国の話なのですが、
「言い伝え」をするとき、
それは家族の歴史だったり昔話だったり「バルス」だったり、
様々な大切な事を後世に伝えようとするときには、

人を集め、話をしながら、
香料の入った小さな壷を回したというのです。

その話を聞いた人が、
今度は自分がその話をするときに、その香料を嗅ぎ、
記憶をより鮮明に思い出すために。

そこでまた同じ壷が回され、
そこで話を聞いた人が、また同じことを語り継ぐのです。

長い長い伝承の歴史の中に、
匂いというものが一役かっていたんですね。

「後を振り返るな」
なんて言葉もあるけれど、それとはまた違います。

思い出すときの脳の働きは、
創造するときに似ているといいます。

私の脳を活性化してくれる匂い、たくさんあります。

川の水と苔の匂い、寒い朝の梅の花、折れた生木、
泥んこの水たまりとゴムの長靴、ひなたぼっこしてた猫の匂い、
線香花火の最後に玉が落ちたあとの匂い、

キリがないのでやめますが、
匂いって本当に大切なもの。嗅覚に感謝です。

この頃は、清潔志向もあって匂いを排除する傾向にあります。
清潔はいいんだけど、残してほしいものもたくさんあるなあと思う、
今朝のキリンさんでありました。  

Posted by キリンさん at 11:48Comments(4)健康一般

2013年08月22日

怒れ!!宮崎。




画像は、瀬戸内海です。綺麗でしょう?
自慢の海です。

実家に帰ったとき、従弟と会いました。

一回り以上も若い彼には勉強を教えていた時期もあり、
仲良しなんです。

その彼と宮崎の話になったとき、

「宮崎はシーガイアがあるよね。大きいんじゃろ?」

「いや、それはもうやってないよ。」

「うそっ、いつから?」

「もうだいぶ前よ。」

「あ、でも別府があるよね。」

「いや、それは大分。」

「え?ほんなら、もしかして湯布院は宮崎じゃないん?」

「それも大分。」

そこで叔父が助け舟を。

「宮崎には、青島があるんよね。新婚旅行のメッカじゃけんのう。」

「青島?なにそれ?新婚旅行で宮崎に行くゆうて、聞いたことないわ。」

そして従弟はこう言い放ったのです。

「何もないじゃん、宮崎ーーーーーーー!!!!!」

そこで私は、自然がいっぱいとか、神話の里だとか、
食べ物が美味しいとか、色々と並べてみたけれど、
彼はかろうじてマンゴー食べたいというくらいで、

「宮崎に行ってみたい。」
と言わせることは出来ませんでした。

ごめんよ~、宮崎、ふがいない私を怒ってね。

みなさんなら、何て答えますか?
宮崎のおススメは?

  

Posted by キリンさん at 16:15Comments(7)王様の耳はロバの耳

2013年08月21日

あの頃の先生




昨日、りあんさんが言いました。

「キリンさん、浮かれてますね。」

「そりゃあね、このトシになると浮かれることなんてそんなにないから、
 浮かれられる時は思いっきり浮かれるのよ。」

「え?キリンさんて、しょっちゅう浮かれてますけど?」

・・・・・そ、そうだっけ?

というわけで(どういうわけだ?)、
今日も引き続きの同窓会ネタでございます。

中学校の先生をしているK本くんが言いました。

「ワシら、大変なんで。昔の先生とは大違いじゃ。」

たしかに昔の先生は、ユルいことだらけでした。

T君の証言

 「通知表の、技術家庭が6じゃったんよ(10段階評価)。
  どう考えてもおかしい思うて(彼は優秀な人だった)、先生に聞きにいったら、

  こりゃあT田と間違えてつけてしもうた。言われたんよ。」

それで、訂正してもらったと思うでしょ?しかし証言はこう続くのです。

 「先生は、まあ、ええの、言うて、そのままよ。」

昔は、先生がそう言ったら引き下がるのが普通の生徒でありました。
今じゃ考えられないですね。

T君の証言、その2

 「英語の先生が、授業の初めに小テストさせて、いつも自分はおらんかったじゃろ。
  ワシ、学級委員じゃったけん終わったら先生を呼びに行きょうたんよ。

 あるとき呼びに行ったら、先生は碁を打ちようて、
 まだ終わらんけん、オマエが授業やっちょけ!!言われたんで。」

彼は、次もオマエがやっちょけと言われたそうで、
今じゃ考えられないですね。

Wさんの証言

 「私、英語がぶち苦手じゃったんよ。テストも悪かったし。
  でも通知表に、8がついとったんよ!!!!(自己評価では、6くらいの成績)

  それで先生に間違いじゃないかと聞きに行ったら、

  オマエは、ちかごろソフト頑張っとるけんの。じゃと!!」

彼女はソフトボール部のレギュラー、そして先生は顧問だったのでした。
今じゃ考えられないですね。

キリンさんの証言

 「私、音楽のテストがとても良かったんです。(自分だけ標準語)
  あるとき、100点だと思ってたテストが90点で返ってきたんですよ。

  よく見たら、先生の間違いで、〇のところに×がついてたんです。

  訂正してもらいに行ったら、

  アナタねー、ここ、ツバで消して書き直しとるでしょう。すっごく見えにくいよ。
  鉛筆の色も薄いし、ちゃんと書かんとダメでしょう!!と怒られたんです。」

今じゃ考えられない・・・、え?考えられる?そうですか。
点はどうなったかって?100点にしてもらいましたよ。
ますます当たり前?そうですか。

よく消しゴム忘れて、ツバで消してたんですよ。ははは。
え?それは当たり前じゃない?たしかに。

女の子らしくないと先生に二度なぐられました。

でも、私は先生たちが大好きでした。
どの先生もです。
悪口を言ったりしたけど、声をかけてもらえると嬉しかったし、
ほめてもらいたくて頑張ったものです。

思えば、生徒も先生も幸せな時代だったのかもしれません。  

Posted by キリンさん at 15:06Comments(6)王様の耳はロバの耳

2013年08月20日

青春時代の真ん中は




お久しぶりです。

実家でたっぷり充電して宮崎に戻って参りました。
ネタ?いろいろあるけど、
ご期待にそえるような爆笑ネタはありません。

いつまでもアホなキリンさんと思ってちゃいけませんよ、ちっちっち。

画像は、中学校の同窓会から帰ったばかりの時の写真です。
懐かしい面々と再会を果たし、興奮さめやらず上気しております。

前回のブログに書いた〇〇君たち、来てましたよ~。
感想?いや~~~、

嬉しい、懐かしい、残念、しみじみ、アンタ誰?などなど、色んな思いが・・。

その中で一人だけ、特筆すべき相手がいたのだけど、
書いちゃおかな。へへへ。

大学生の春休み、ちょっとしたきっかけで、
頻繁に会った時期がある人が、いました。

「気が合う」という言葉があるけれど、
ビックリするほど気が合って、
会うのが嬉しくて、話すだけで楽しくて、笑ってばかりの二人でありました。
大好きでした。

初めてドライブに行ったとき、
一面のレンゲ畑を見て、その人は言いました。

「綺麗な菜の花じゃのう。」

同窓会でその話をすると、
その人は大笑いしてくれて、私はああ変わらないなあと思ったのです。

結局その時、好きとも言えず、恋人同士にもなれなかった二人。

何故か?それは色々あるのだけれど、
一番大きかったのは、私に自信がなかったんですね。

その人は東京の大学に行っており、おしゃれでカッコいい人でした。
それに好みのタイプといえば、
華奢で細くてキュートな女の子。
キャンディーズの中では断然ランちゃん。

私はといえば、アルプスの少女ハイジに似ているといわれ、
麦わら帽子と長靴がピッタリと笑われたことも。
私なんか、と勝手に思い込んでいたのです。
昔の少女漫画にありがちなパターンですね。

だけど、だけど、両想いだったんだって!!
きゃーきゃーきゃー!!!

その人は言いました。

「一緒におると、ものすごく居心地が良かった。
 価値観が似とる言うか、
 笑いのツボが同じじゃった。」

笑いのツボ!!!!!!
実は、私もまったく同じことを思っていたのでした。
どんな話をしても、絶対にスベらなかったよね。

ずっと前にブログで書いたような気がするのですが、
悲しみのツボは、案外誰でも似ているのだけれど、
笑いのツボが同じ人は少ないから、大事にしようねと。

若いころの私は、まだそれがわかっていなかったのですね。

時が経ったおかげで、正直に色々話せて良かった。

同窓会の夜、
私の心の中には花火が盛大に上がり、
心地よい余韻を残して消えていったのでありました。

Y子さん、このブログ見てるよね。Wきっ子も。
もしかしたら・・。

ま、いっか。時効時効!!

というわけで、久々に女性ホルモンで満たされたキリンさんは、
お仕事に励もうと張り切っているのでありました。

明日も里帰りネタは続きます。では。  

Posted by キリンさん at 12:15Comments(4)王様の耳はロバの耳

2013年08月15日

中学生群像




小学校の高学年のころ観てたNHKのドラマのタイトルです。
後の中学生日記だけど、
知ってる人は少ないかなあ。

さて、キリンさんは明日帰省します。
そして中学校の同窓会に出席するのです。

これは、な、な、なんと、
卒業して初めての中学校の学年同窓会なんですよ。

え~?キリンさんたら、しょっちゅう同窓会に行ってるじゃん?
と思う方、それは高校の同窓会なのだよ。

中学といえば、まだまだ青くて固い蕾の時期でありました。

好きな男子?そりゃあ、いたとも。
いっぱい。

田中君が3人。
あと、平岡くん、徳丸くん、堀川くん、平本くん、坂村くん、松田くん。
思い出せるだけで、こんなにいます。

席がとなりになったとか、
何かの機会に偶然しゃべったとか、
ささいなことで好きになっていたので。

席替えがあると、すぐ覚めたけど。

そして、両想いは一度もなかった。
悲しい。

中学生の頃よく考えたこと。

イケてる男子もイケてる女子も、ほんのわずかしかいない。
だけど、自分がイケてなくても、イケてる人が好き。

イケてる同士は両想いになれるけど、
イケてない人間は一生両想いになれないのでは?

中学の頃のイケてなかった私は、
そう思って悲嘆にくれるのでした。

イケてなくても、なんとかなるものだ。
と、理解し始めたのは高校に入ってからのこと。

「イケてる」の定義も、
自分の中でずいぶん違ったものになってきたしね。

さて、40年ぶりに会う同窓生。(計算してびっくり)
果たしてお互いを認識できるでしょうか?

明日から19日まで、お休みします。

私が不在の16~18日の三日間は、
ボンベルタではポイント5倍セール開催!!!!

どうぞご利用くださいませ~~~。  

Posted by キリンさん at 16:41Comments(3)王様の耳はロバの耳

2013年08月13日

プライド





朝のドラマを楽しみにみています。

今日は橋幸夫さん登場。
そこで「いつでも夢を」という歌を歌われました。

劇中でも言ってたのですが、
これは吉永小百合さんとのデュエット曲です。

大女優の吉永小百合さんは、
実は何曲か歌を歌っておられるのでした。

「寒い朝」「勇気あるもの」大好きです。

が、歌がヒットしていた頃小さな子供だった私の耳にも、
小百合さんの歌は、
あまり上手には聞こえませんでした。

ある日、ミュージックフェアという歌番組に、
小百合さんと一緒に
梓みちよさんが出たことがあります。

梓みちよさんは、本格派の歌手でした。

この時に梓さんが歌った歌は覚えてないのだけれど、
吉永小百合さんが歌った歌は、

「約束」というドラマチックな歌だったのです。

歌いながら小百合さんは、
ぼろぼろ涙をこぼし、感情たっぷりだったのを覚えています。

最後に南田洋子さんが小百合さんに、

「とても感情がこもってましたね。」
と語りかけると、

「ええ、この歌を歌うと、私いつも泣いちゃうんです。」
と答えました。

すると横にいた梓みちよさんは、

「私もその歌はよく歌うけど、泣いたことはありません。
 
 でも、お客さんはみんな泣くわ。」

そう言い放ったのです。

子供心に、一流の歌手のプライドを感じた一瞬でした。
かっこよかったです。

あ、でも小百合ちゃん好きだけどね。

お話は変わって、お盆ですね。
みなさま如何お過ごしでしょうか。

キリンさんは働いております。

が、16日から19日まで、実家に帰ってきますね。

実は中学校の同窓会があるのだ。
これが卒業以来、初めてなんです!!!!

高校の方はよくあるのだけど、
中学はなかったの。

楽しみです。では。  

Posted by キリンさん at 19:28Comments(3)王様の耳はロバの耳

2013年08月09日

ダイエットがうまくいかない人とは





薬屋仲間が教えてくれました。
ダイエットがうまくいかない人の特徴を。

〇小さな行動より、ウルトラCの必殺技を求める

〇でも、どうせ、だって、が口ぐせ

〇いつか、今度こそ、月がかわったら・・が口ぐせ

〇受け身

〇今の自分がキライ

〇スタイルがいい人を見ると「あの人は特別」「生まれつき」と考える

〇キリの良いところからスタートする

〇自分への評価が低い

〇無理な行動を始める

〇流行や情報に敏感

〇ダイエットは難しいと思っている

〇具体的なイメージや、やせてどうなりたいのか不明確

要するに、やせない人は言い訳ばかりの「やせない脳」になってるんですって。

ううううう~~~・・・・、耳が痛い。
ダイエットの指導をしている私自身でさえ思い当る点が多々。

だけど、本当にその通りなんです。
出来ないことを言い訳でごまかそうとすることは、逃げなんですよね。

ダイエットだけじゃなくて、
仕事でも、家事でも、これは当てはまります。

「こうなりたい」「何がしたい」
という具体的目標をしっかり定めて、
自分を信じてそれに向かってひた走る。

大切なことですね。

さて、それを自分にもいい聞かせながら、週末も元気出していきますか。  

Posted by キリンさん at 14:48Comments(2)健康一般

2013年08月08日

キリンさん、ヨガす。




ペンギンとヨガは、何の関係もありません。

ここ数年、運動不足でございました。

よく意外だと言われるのですが、
私はスポーツ女子であります。

スポーツがしたくてタマランのです。

だけど、一人でするスポーツは嫌い。
走る、泳ぐ、登る、踊るなど。

好きなのは球技。
テニス、卓球、バレーボール、バスケットボール。

でも、これって一人じゃ出来ないのが欠点。
それにムキになって勝ちにいくタイプでもあるので、
この年齢でいきなりは危険。
怪我をしかねませんから。

というわけで、ヨガを始めることになりました。

先生は、とても綺麗な女の先生です。

優しい言葉のリードにまかせ、
身体を動かす私。

すると、そこで習ってる先輩たちが言うのです。

「いや~、柔らかいですね~。」
「ホント、私なんか、最初は全く曲がらなかったのに。」
「羨ましいわ~。」

それはね、日頃りあんさんのマッサージを受けてるからに他ならないのですが、

キリンさんを褒めてはいけない。
褒めると大変なことになる。
ってことを、みなさんが知ろうはずもありません。

あのね、褒められるとね、嬉しがって調子に乗るんです。
乗って乗って、舞い上がるんです。

すごいわ~、と言われるのをいいことに、
ほら、もっと曲がるのよ、私ってすごいのよ、と心の中でつぶやきながら、
張り切ってしまいました。

ぎゅうう~と曲げると、イテテテ・・なんですが、
歯を食いしばってこらえる。心頭滅却してこらえる。
ほら、ちっとも苦しくないのよ、という様子を見せるために、あくまでも笑顔。
(何故にそこまで?)

おかげで全身が大変なことになったのは、
私の家族のみが知るところでございます。

子供の頃、力持ちを褒められて(それを喜ぶところが子供)、
米の入った袋を持ち上げて床にぶちまけた私。

こんにゃくを食べたら褒められて(意味がわからんけど、やはり喜んだ)、
一杯こんにゃくを食べ、盛大にゲロっぴした私。

自分より小さな子と遊んでやってって、
優しいお姉ちゃんだねと褒められて(べんちゃらに気づかない年齢)、
その子を無理やりおんぶしてひっくり返り流血した私。

性格は、治らないものですね。

ま、いいか。人間だもの。  

Posted by キリンさん at 15:09Comments(6)王様の耳はロバの耳

2013年08月07日

恋する夏の日




「恋する夏の日」
知ってますか?天地真理の歌なんですがね。

先日、友達が数名で私のための宴会を開いてくれました。
場所は野尻。

野尻に行くことはほとんどなく、
野尻湖ピアしか知らない私は、
どんなところに連れて行かれるのだろうと内心ドキドキ。

車に乗せられ着いたところは、幹線沿いの居酒屋さんでありました。
これが意外と言っては失礼なほど美味しかった!!(野尻よ、スマン!!)
特にお肉が柔らかくて、じゅ~し~~~。

メンバーはといえば、
アラウンド60な女性たち。
個室を予約してもらったので、思う存分おしゃべりを楽しみました。

おしゃべりの内容?
それは・・内容は・・・ないよう・・。
あっ、石を投げないでください!!!!

女子トークというものは、
自分の好きなことを遠慮なくしゃべり、
とにかく楽しく大笑いするのだけど、
何をしゃべったか、ほとんど覚えてないという特徴があります。

まったく、憂さ晴らしにはもってこいですね。

食事のあとは、
野尻に住んでいる友達の案内で、カラオケに行きました。

「びっくりしないでね。」

と前置きをする彼女に連れて行かれたところは、
田んぼに囲まれた一件の建物。

扉を開けると普通のお家のような玄関に廊下があって、
全部で二部屋というディープなカラオケの館でありました。

部屋のドアを開けると、
そこには低いテーブルと、
それをはさんで応接間にあるようなソファーが、
川の字に並んでおりました。

そして、そして、その奥には、
豪華ステージが!!ミラーボールまである!!!!
壁にはキンキラな装飾がほどこされ、
とっても濃い空間。

座るのを待ちきれないようなスピードで、
一人が入れた曲は「どうにもとまらない」でした。

踊るようなステップでステージに上がった彼女は、
そのまま歌いながら身体をくねらせ渾身のダンス。

山本リンダもびっくりです。

「みんな、踊らんね!!」
と促されたからには、
もうこうなったら、
同じアホなら踊らにゃソンソン。

スリッパを脱いでステージに上がる私。
そしてみんなでダンス。

「だれね、このスリッパ。」
と友達に言われてよく見ると、

TOILEと書いてある・・・・・。

ごめんね、トイレからそのまま履いてきたのよ。

それもまた笑いのネタになる私たち。
アラウンド60に怖いものも恥もないのであります。

私はこの夜、
25年前以来封印していたネタを披露してしまいました。

それは、榊原郁恵の「いとしのロビンフッドさま」。
これを歌って踊るというモノ。
心はアイドルだけど身体は56.
でもいいの。

そして、
先輩(男)の持ちネタである
「恋する夏の日」までやってしまいました。

いや~~~~~、気持ちよかった!!!!!

そして野尻の夜は更け、家路に着いたのは11時半をまわっていたのでした。

皆様、ありがとう。
きっと誰もこのブログを見てないと思うけど、
おかげで楽しい一夜を過ごせましたとここで言わせてね。

直接言うのは恥ずかしいので。

では。  

Posted by キリンさん at 15:22Comments(4)王様の耳はロバの耳

2013年08月06日

8月6日の朝。





子供の頃、8月6日が嫌いでした。
何故なら、登校日だったから。
せっかくの夏休みなのに、どうして学校へ?

かつての夏休みの宿題の定番、
「夏休みの友」は、一日1ページずつ進むように出来ていたのですが、
8月6日のページには、
必ず原爆ドームか原爆の子の写真が載っており、
学校でみんなでそれを読むのです。

そして、体育館で原爆関連の映画を観たり、
原爆の歌を歌ったりするのでした。

それが全国の小学校の当たり前だと思っていたけど、
そうではないと知ったのは広島を出てから。

今朝、広島市長の話の中に、
核兵器禁止を国際法にするよう働きかけてほしいという言葉がありました。

世界の70か国(だったと思う)で、
核兵器禁止を国際法にしようという活動があるのですが、
日本はそこに参加していないのです。

大人の事情と言ってしまえばそれまでなのでしょうが、
私は広島市長の言葉である
「核兵器は絶対悪」という言葉を支持したいと思います。

ちょっと古い映画なのですが
「博士の異常な愛情」という映画をご存じですか?

スタンリー・キューブリックの代表作の一つです。

ほんのボタンの掛け違いのような事情が重なって、
世界に核戦争が起こってしまうまでの過程を描いた、
ブラックコメディーです。

エライ人たちが必死に回避しようとするのだけど、
色んなことが裏目に出たりして、失敗。

誰も望んでもいないのに、色んな手を打って阻止しようとするのに、
核爆弾は落ちてしまいます。

映画のラストは、やわらかいバラードにのせて、
連鎖的に爆弾が落とされて生じたのであろうキノコ雲が、
次から次へと空へ咲くというなんとも恐ろしいシーンなのでした。

リアルに核実験のキノコ雲の映像じゃないかしら。
特撮じゃないよ、きっと。

核兵器なんて誰も使うつもりなどなくても、
持ってるとこんなことが起こらないとは絶対に言えない、
そう訴える映画なのでした。

シリアスではなくコメディーってところも、
かえって空恐ろしい感じがするのですよ。

機会があったら観てみてね。

さて、お陰様で私は元気に生きてます。
お仕事がんばりましょう。  

Posted by キリンさん at 11:59Comments(3)王様の耳はロバの耳