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Posted by みやchan運営事務局 at

2019年10月28日

サヨナラだけが人生だ




とびとびの投稿ですが、
ここのところ、訃報がらみの話ばかり続きます。

そういうお年頃になったのだとも言えるのかもね。

「サヨナラだけが人生だ」
という井伏鱒二の訳詞には、
出会いには必ず別れがある、という意味と、
だから出会いを大切にしよう、という意味があるという解釈ができます。

だけど、解釈なんて安っぽいよね。

こないだ亡くなった田辺聖子さんの「姥盛りシリーズ」には、
長く生きるってことは、親しい人が一人一人消えていくものなのだ、
という意味の言葉が書かれていたように記憶しています。

読んだときは、まだ40代だったので、
「へえ~」ってなもんでしたが、今は少しずつ切実になってきました。

うちのお店には、高齢なお客様が大勢いらっしゃいます。

100歳すぎて一人暮らしで、
それでもバスで来られる方も。

「友達もきょうだいも、みんな死んでしまった」
とにこにこ笑っておっしゃるのです。

心の底から尊敬します。

学校で「友達は大事」と教えられ、
それはその通りなのですが、
その友達が一人ずつ欠けていくのをどうやってこらえていけばいいのか、
教えてはもらっていません。

大人なんだから、そりゃそうだよね。
そんな泣き言、ダメだよね。

金曜日に大事な友達を亡くして、
思った以上に辛いです。

それでもお腹は空くし、
面白いことがあったら笑っています。

そうやって、生きていくものなのでしょう。

生きていくしか。

命ある間は。  

Posted by キリンさん at 11:47Comments(0)王様の耳はロバの耳

2019年10月21日

恋ばな



またまた 久しぶり投稿です。

今でも「恋ばな」という言葉はあるのかな。 

新しい言葉はしょっちゅう流行ったり廃ったりするので、

なんだかわからなくなってしまいます。

60過ぎて、リアルな恋に陥る人もいるのでしょうが、

私の恋ばなは、大昔のもの。

こないだ実家に帰って地元の友達と会い、

盛り上がるのが昔の恋の話。

「あのとき、〇〇が好きじゃった」

「え~~~っつ!!」

みたいな。

え?聞きたくないって?いいよ、別に聞かんでも。

でもね、若いときに恋はしておくもんですよ。

老後の楽しい思い出に、確実になります。

辛い辛い恋でも、あのとき出会えてよかった。

ありがとう、という気持ちになれるのでした。

誰にとはなく、書いてみた。

また書きます。では。


  

Posted by キリンさん at 16:23Comments(0)王様の耳はロバの耳