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Posted by みやchan運営事務局 at

2011年03月31日

春だから断食




今日からいきなり断食始めてます。
いつもの酵素を飲みながらの酵素断食です。

時は折りしも春。
春は解毒のシーズンであります。

目の前に美味しそうなものがあると食べてします。
つきあいで食べてしまう。
もったいないから食べてしまう。
食事の時間だから食べてしまう。
ヒマをもてあまして食べてしまう。
ストレス解消に食べてしまう。
わけもなく食べてしまう。

その結果として、
かなりな毒が溜まっていると思われるので、
ちょっと排泄しておかなければね。

話は違うのですが、
私は広島県の出身です。

広島はご存知のように
原子爆弾の被害にあい、
黒い雨が降った土地には70年は草木も生えないと
外国の学者に断言されたそうです。

でも実際には
一ヵ月後くらいにはバラックながらも
店が立ち並び、
生えた草を団子にして売りさばき、
みんなでそれを食べているのです。(不味かったらしいが)

そして6年後には
爆心地から710mの場所にあったデパートが
改修されて開店しています。

それがどうしたと言われればそれまでですが、
人間って逞しいものだと思って。

ただそれだけ。

さて、酵素を飲もうかな。
一緒に断食するなら今ですよ。

みんなでレッツ断食!!!  

Posted by キリンさん at 15:02Comments(9)健康一般

2011年03月30日

カエルの歌




昨日の記事で、
陀羅尼助丸(だらにすけがん)という薬は
カエルに乗った行者に製法の秘密を教わったと書きました。

幸せうさぎさんがコメントに
「きっとガマガエルですね。」
と書いてましたが、
うさぎちゃん、アナタは鋭い!!!!

今でこそ影の薄いガマガエルですが、
昔は不思議な生き物として知られていたのです。

時代劇ファンのアナタならご存知でしょうが、
大道芸に
「ガマの油売り」
というのがあります。

立て板に水といった口上を述べながら、
刀で自らの腕を切って血を流してみせ、
そこに
「ガマの油」を塗るのです。

すると、あら不思議、
血はぴたっと止まり、傷跡さえ残らないのでした。
(私ならサメを使うところ)

この霊験あらたか(?)なガマの油の作り方は
口上にもあるのですが、
鏡の前にガマを置くと、
自分の姿に驚いたガマは、
全身から脂汗をダラダラと流すんですって。

その脂汗が「ガマの油」というわけなんです。

しかもガマはガマでも
そんじょそこらの普通のガマではなく、
筑波の山に住む、
「四六のガマ(しろくのがま)」でなければならないのでした。

四六っていうのは指のことです。
前足の指が四本、後ろ足の指が六本。

ダークダックスの歌う
「筑波山麓男声合唱団」でも
♪ ガマはガマでも、四六の~ガマ~~~
と歌われています。

笑っちゃう?

ところが、
このガマの油ですが、
「蟾酥(せんそ)」というれっきとした漢方薬なんです。

外用としては、
化膿止め、痛み止めの効果があります。
その成分には、
ステロイドや抗生物質の一種が含まれています。

飲むと強心作用や下痢止めにもなります。

が、毒性もあるので要注意。

今でも漢方薬の中には
使われているものもあるんですよ。

余談ですが、
昔の話で「ガマ」というと、
私の大好きな江戸時代のお話で、

自来也(じらいや)という、
忍者というか、妖術使いの物語があります。

彼はガマ使いなんですよ。
映画を観たことがありますが、
大きなガマに乗って戦います。

彼の宿敵はヘビ使いの
大蛇丸(おろちまる)。

ここであれ?と思いませんか?
カエルとヘビでは、
ヘビが勝つに決まってます。


しかし蛇は悪役。
悪が栄えるわけにはいきません。

そこで、ここに第三の人物が。

自来也の恋人、
綱手姫(つなでひめ)は、
ナメクジの術を使えるのでありました。

ああ、古典三すくみの物語がここに。
最後にナメクジの力を借りて、
自来也は大蛇丸に打ち勝つのですが、

きっと今後は
綱手姫の尻に敷かれっぱなしの人生を送るのでありましょう。

おっと、脱線してしまったわ。

では、今日もまた元気だしていきましょうね。


  

Posted by キリンさん at 11:20Comments(8)漢方

2011年03月29日

日本の秘薬




私は漢方薬が好きで、
よく使いますが、
多くは中国発祥の処方です。

でも、
中には日本の漢方家が考えた処方や、
アレンジした処方もあります。

ですが、
有名な漢方家が作ったわけではないのだけど、
昔から家に伝わる秘伝薬だったり、
薬屋さんが考案したものだったり、
生活の中から生まれて、それが引き継がれたものだったりする、
不思議な薬もたくさんあります。

それらは大きなメーカーが量産するものではないので
小規模なメーカーがほそぼそと作っていたりして、
決して有名なものではありませんが、

それだけに、
地域の健康を担ってきた歴史に対する強い自負があり、
それを支える
「この薬じゃなきゃダメ!!!」
というヘビーな愛用者もまた多いのであります。

画像の本は、
そういった日本全国にちらばる秘薬を集めたもので、
なかなか興味深い資料でございますよ。

その中でも割合メジャーなものをちょっとだけ紹介すると、

「フジイ陀羅尼助丸(だらにすけがん)」
某ブロガーさんご愛用のお薬。

奈良は吉野山が発祥の地。
ここは真言密教のメッカでして、
この薬は山伏の常備薬だったそうです。

名前の由来は
山伏が唱えるお経の「陀羅尼経」。

なんと、1300年の歴史があるんですよ。

陀羅尼助丸にも色々あるのですが、
なかでもフジイの陀羅尼助丸には
先祖代々の不思議な言い伝えがあります。

薬を釜で煮つめるコツがうまくつかめず
困っているところ、
カエルに乗った役行者(えんのぎょうじゃ)がやってきて、
煮つめ方を教えてくれたんだって。

どんなカエルやねん。
でも、この話、好きかも。

また、これは皆様きっとご存知でありましょうが、

「樋屋奇應丸(ひやきおうがん)」
小さな子供の夜泣き、疳の虫の薬として有名です。

が、この薬のルーツって知ってました?

なんと千数百年も前に、
鑑真和上がもたらした薬なのですよ。

しかも子供の薬なんかじゃなくて、
貴族の不老長寿の薬として。

つまり、
これは大人が飲んでも効くってことです。
成分は、
牛黄(ごおう)、麝香(じゃこう)、人参、
熊胆(ゆうたん)、沈香(じんこう)、
といった高貴薬とよばれるもの。

大人の疲れ、イライラ、動悸息切れなどにも
効果が期待出来るんですよ。
ただ大目に飲む必要はありますけどね。

他にも

「新みみとん」
「ホンノー」
といった何だかワカラン薬や、

「うどん屋風一夜薬」
といった業種のワカラン薬や、

「ちくのう錠」
「じんましん湯」
といった薬効そのまんまの薬や、

色んな薬が紹介されています。

これらも広い意味では漢方薬といえるのでは?
知る人ぞ知る、
自然由来の身体に優しい妙薬の数々。

パッケージもレトロで楽しいですよ。
機会があったら、
本屋さんでチラ見してみてね。

では、今日も元気出していきましょう。  

Posted by キリンさん at 11:35Comments(6)

2011年03月24日

告白




ある後輩の思い出話です。

彼は岡山から出てきた一年生でした。

ある日のことです。

「センパイ、ぼくもうちょっとで
 下宿を追い出されそうになりました。」

この話は以前にも書いたと思うので
かいつまんで言いますと、
下宿の洗濯機を壊しそうになったのが原因です。

何故なら彼は
洗濯機に水を入れずにスイッチを入れたので、
おそろしい轟音とともに洗濯機がガクガクと震えだし、
彼自身も震えていると、
大家さんがすっとんで来て、
そんな常識も知らん人は出て行ってもらいます!!宣言をされたのだとか。

なんとか謝って、
追い出されるのを回避できた彼、
そんな彼も恋をしました。

夏休み直前のことです。

彼は彼女を呼び出し、
思いのたけを打ち明けることを決心。

彼 :あのな・・・・。

彼女:なに?

彼 :オマエ・・・・。

彼女:ん?

彼 :・・・モモって知ってるか!?

ここで彼女は軽くビックリ。
「桃って・・あの桃と違うんかな。
 そやけど、こんなに力込めて言うからには、
 きっと桃ではないモモのことかもしれへん・・。」と心の中で逡巡。

彼女:モ、モモって・・・??」

やっぱり知らんのかと勝手に納得した彼。
自信たっぷりに切り出しました。

彼 :モモっていうのはなあ、岡山県の特産品で、果物なんや。
   大きさはリンゴくらいやけど、
   あんなに硬いもんと違うて、柔らか~い柔らか~い、
   赤ちゃんのホッペみたいなかんじで、
   ものすごデリケートなんやで。
   力入れてにぎったら、崩れてしまうんやで。

   一口かじると、じゅわっと汁が出て、
   甘くてものすご美味しいんやで。

彼女:はあ・・・・。

彼 :休みに入って家に帰ったら、そしたら・・・・・


   モモ、送ったる!!オマエだけに!!!

   オマエにモモを食べてみてほしいんや!!!

彼女:あの、桃やったら八百屋で普通に売ってるデ。
   今朝も食べてきたし。

彼 :・・・・・・・・・・・ほんま?

というわけで、的外れな彼の告白はスカタンな終りを告げたのですが、
そんな彼を何故か愛しく思った彼女と、
めでたく付き合うことになったのでした。

わからんもんです。

実は今朝、
宮城の彼から電話がありまして、
「つかさ先生!!水道がつながりました!!!」

その無邪気な声を聞くと、
この後輩のことを何故か思い出したので、書いてみました。

復興、字にすると短くて簡単ですが、
現実はまだまだ厳しいはず。

本当に頑張ってねと心から思った今朝のことでした。

それでは、今日も元気だしていきましょうね。  

Posted by キリンさん at 11:47Comments(6)王様の耳はロバの耳

2011年03月22日

火傷顛末記




日曜日に顔面火傷を負いました。

当日、
何を思い立ったのか、
テールシチューを作ろうと決心を固め、
台所に立った私。

着々と行程は進み、
テールをフライパンで焼いて、
表面を焦がす手順を踏んでおりましたら、
テールが重い。

引っくり返そうとしても、
日頃から力仕事を放棄している細腕では、
なかなか返ってくれないのです。

フライパンを手前に傾け、
ちからまかせにエイッとした瞬間、
テールは見事にひっくり返った・・・というか、
宙返りしたというか、
ひっくり返って着地を決めた瞬間に、
油がバシャッと私の顔面に飛び散ったのです。

その時、私の脳裏には、

「しまった!!!!」
という言葉と同時に
「しめた!!!」
という言葉が。

ネタが出来たからじゃないよ。
(そこんとこ、お間違えなく)

日頃から「火傷にはサメ」とおススメしてきたことを、
我が身で実践できるではありませんか。

テールをあわてて鍋に放り込んだら、
素早くサメと漢方薬を取りに走りました。

火傷の治療の大切なポイントは、
とにかく迅速に冷やすことが一番。

サメを塗り、
炎症をとる漢方薬(ここでは黄連解毒湯)を塗り、
氷で冷やす。

そうすると、
不思議に痛みが消えるのです。

でも暫くすると、
チリチリ痛みがぶりかえして来るので、
そしたらまた
サメ、漢方薬、そして氷で冷やす。

ひたすらそれを繰り返します。

今回は、
その行程を繰り返すこと4時間。

その間にシチューを煮込み、
テレビであった映画、
「十七歳のカルテ」を鑑賞。
この映画、好きなんだ。

目にも油が散ってしまい、
サメを目の中にも点したので、
画像が少しぼやけてたけどね。

必死に手当てした甲斐あって、
翌日にはほぼ完治しましたよ。
さすがサメは違う。

ところが、
綺麗に治ったのが嬉しくて、
みんなに
「昨日これこれこういう訳だったけど、
 今日はこんなに綺麗~~。」
と自慢したのですが、
治りすぎてて信じてもらえないのだ。

やっちまった時、
写メールを撮っておこうかとチラッと思ったのですが、
自分を撮るのって難しいし、
手間取っている間に手遅れになると困るので、
撮らなかったのです。

しかたないので画像でアップ。
こんなだったんだよ~。
本当だよ~。

それから、
目には火傷の直後にはサメを、
翌日には酵素を点眼してみました。

感じだけですが、
サメの方が効くみたい。

という具合に
我が身を犠牲にして
商材を試し、
皆様の万が一に備えるキリンさんなのでした。

火傷のあとが見たいという人は、
お店まで来て見てね。
どこを火傷したのか、きっとわからないはず。
(厚化粧だからではありません)

余談ですが、
テールシチューは大成功。美味しかったです。

でも、あまり慣れないことをしてはイカンのかもね。
お料理とは相性が悪いのでした。

それでは連休も終わったってことで、
引き締めて参りましょう。いざ。  

Posted by キリンさん at 13:08Comments(9)王様の耳はロバの耳

2011年03月21日

宮城からの電話




今日は祭日。
いつもはブログをお休みするのですが、
ちょっと特別。

宮城に、同業の友達がいます。
私よりもうんと若い男性なのですが、
面白い人で気が合うのです。

このブログで前にネタにしたことがあります。

ゴキブリを掃除機で吸い込んで、
風呂に沈めた彼です。
財布を忘れて仙台空港から福岡空港にやってきて、
借金を求められたことも。

お父様はホテルを予約するとき、
堂々と「ベッドインは四時頃です。」
と宣言されました。(チェックインの間違い)

彼の住んでいるのは多賀城市といって、
仙台の北にあり、海に面しています。

この災害のニュースを聞いてから、
ずっと私は心配でなりませんでした。

月曜日に、無事という情報は入ったものの、
きっと何らかの被災はあっただろうし、
家族の安否はどうなんだろうか、怪我はないだろうかと、
色んなニュースを見ながら案じておりました。

夕べのことです。
突然、携帯が鳴りました。

彼だ!!!

急いで電話を取ると、

「つかさ先生!!(彼は私をそう呼ぶ)
 ぼくは元気です!!!」

以前と変わらぬ明るい声でした。

幸いなことに、
彼の家族は全員が無事。
お店も家も被害を免れたのだそうです。

でも、
お店の三軒先までは水没し、
大きな被害に合っているのだとか。

また、
地震が発生したとき、
彼は配達中で、
石油爆発事故があったところの側にいたのだそうです。

なんとか巻き込まれずに済んだものの、
津波が来るといわれ、
あわてて逃げようとしたけど車は大渋滞、
裏道に逃れてやっと避難したけど、
あのまま渋滞の中にいたら
流されていただろうと。

今、彼の薬局は、
ガスも水道も使えないながらも(電気は昨日やっと復旧)、
調剤と医薬品販売をしながら、
一生懸命に復興目指して頑張っているそうです。

「少しでも、残った人たちの役に立とうと思ってます。」
という彼に
「何か送ろうか?困ったことは?」
と聞いたのですが、
「いえ、大丈夫ですよ。こっちはこっちで、なんとかなってます。」

力強い声でありました。

最初に震災のニュースを聞いたとき、
私は何度か彼に電話をしました。
でも、もちろん通じなくて軽くパニックを起こしており、
同じ薬屋仲間に連絡がないかと電話しました。

その時に言われたのが
「連絡は控えとる。
 どうせ取れんやろうし、
 今、回線が混雑しとるやろうに、
 遠くの友達が連絡入れて、
 それで近くの家族や親類との連絡が取れんやったら、
 迷惑やろ。

 彼のことやから、大丈夫よ。
 信じて待っとこ。」

それで我に返ったような気がします。

待ってて良かった。
もちろんそれは、奇跡のような偶然なのでしょうが、
彼は無事だった。

電話のむこうで、何度も何度も

「ぼく、頑張ります!!頑張ります!!」
を繰り返す彼の言葉は力強いものでした。
まるで私を励ますかのように。

電話をきって、
しばらくは感情が動かずぼんやりとしており、
涙が出てきたのは暫くたってからでした。

昨日は顏に火傷したり、
色々と大変な日でありましたが、
その話はまた明日。

さて、今週は祭日からのスタートですが、
宮城の彼に負けずに頑張らなくては。

元気だしていきましょうね。  

Posted by キリンさん at 10:58Comments(7)王様の耳はロバの耳

2011年03月17日

やっぱり猫が好き その2




絵にツッコミを入れるのは、
しばしお待ち下さいませ。

いきなりですが、クイズです。
この絵の中の「なかまはずれ」はどれでしょう?

ヒント。
昨日の記事にでてきた尻尾のちぎれた猫は
(正確には私がちぎった)
天性のハンターでありました。

そうです、この絵に描かれたモノ達は、
うちの愛猫の餌食となった犠牲者なのでした。

でもね、
うちの猫、あ、名前はトラって言うんですけど、
これにだけは決して手を出さなかったものが、
一つだけ混じっているのよ。

さて、それはどれでしょう?

答えを教える前に、
トラに泣かされたエピソードを披露します。

私が台所を歩いていたとき、
ごリッという感触が裸足の足の裏に走りました。

あれ?何か踏んだみたい・・・。

ピンポン玉ほどの大きさのそれには、
小さなクチバシがついていました。

ぎゃーーーーーー!!!!!!!!!!

そう、それはスズメの頭だったのです。

いやーー!!いやーー!!いやーー!!!!
泣いたね。

アワレなスズメは
うちの猫に食われ、
頭だけが残されていたのでした。

さて、そろそろ回答しましょう。

正解は「ゴキブリ」でした。

虫でも鳥でも魚でも、
動く物が大好きなくせに、
ゴキブリだけには無関心だったのです。
どこに基準があるのか不思議。

スルメ?
どこからか引きずって来て、
私の目の前に自慢げにさらし、
取り上げようとすると、

おっとどっこいとばかりに
くわえて逃げて行きました。

どこのスルメだろう・・・。
うちのじゃないんだよ・・・・。

エサをやってなかったんじゃあって?
違います。
朝晩きちんとやってましたから。母が。

某ブロガーさんから
「くるねこ」という
とても面白い猫マンガを借りたので、
つい自分ちの猫のことを思い出し、
書いてしまいました。

明日は、
昨日、一昨日に起こった
女性ホルモンが沸き立つようなお話を一つ。

それでは今日も元気出していきましょう。  

Posted by キリンさん at 12:24Comments(10)王様の耳はロバの耳

2011年03月16日

やっぱり猫が好き




夕べ、とてもいいことがありました。
が、画像がないのでそれは後日に譲り、
今日は別のお話を。

猫に泣かされたことが何度かあります。

それは飼っていた猫が死んでしまった、
という場合は当然のことなので除きまして、
驚きと恐怖のあまり泣かされたってことです。

その日、私は掘りごたつに入っていました。
ぼんやり、ぬくぬく。

コタツの中には
当時うちで飼っていた猫が入っていたのですが、
しばらくしたらのっそりと出て来たのです。

私は猫をだっこするのが好きなので、
ひざに抱きかかえようとしましたが、

猫はどうやら外に出ようと考えていたらしく、
身をよじって逃れようとしたのです。

逃がすものか!!!
と、しっぽを掴む私。
もがく猫。

次の瞬間、
ぶちっと鈍い感触とともに、
猫はギャッと小さな悲鳴をあげて、
外へとすっとんで逃げていったのです。

えっ!!!??????
しっぽ・・・・は、離してないけど・・・。

見ると私の手には尻尾の先っぽが握られていたのです。

しっぽがちぎれたーーーーーーー!!!!!!!!!

ぎゃあっと悲鳴を上げた私は、
泣いたね。

猫が死んだらどうしよう!!私のせいで!!!

確かめようにも、
トンずらした猫は姿かたちもありません。

夜になって猫が帰ってくるまで、
私は気が気じゃありませんでした。

猫ですか?
それが、何事もなかったかのようにすましてるんですよ。

私は尻尾を見るのが怖かったので、
しばら~~~くしてから確認しました。
ちぎれたところは骨がとがったようになってましたが、
血も出てなくて、
それはそれでおさまっておりました。

ちぎれた部分が再生することは、
さすがにありませんでしたが、
猫はその後、10年くらい生きてましたね。

後で考えると、
あの日の前に猫は激しいケンカをしており、
あらかじめ尻尾がちぎれかかっていたのではないか、
そう推測されます。

それにしても怖かった。

それに懲りて、
二度と猫の尻尾を引っ張るなんてことは、
・・・・・・やっぱりずっとやってましたが。

だってだって、やっぱり猫が好きなんだもん。  

Posted by キリンさん at 11:48Comments(7)王様の耳はロバの耳

2011年03月15日

放射能とヨード




「放射能事故の予防に、ヨードってどうなんですか?」
というお尋ねを多数頂きました。

私は放射能の専門家ではありませんので、
自分で調べた限りのことを書こうと思います。

いわゆる臨界事故が発生した場合、
放射性ヨウ素が放出される可能性が非常に高くなります。
つまり、放射能に汚染されたヨウ素ってこと。

この汚染ヨウ素が体内に吸収されると、
甲状腺に溜まります。

何故なら、
本来ヨウ素というのは甲状腺ホルモンの構成成分で、
甲状腺にはヨウ素を取り込んで蓄積するという本能があるからです。

取り込まれた汚染ヨウ素は、
そこで放射線を放出し続け、
結果として甲状腺癌や甲状腺機能低下症を引き起こします。

これを防ぐために、
汚染されてないヨウ素(ヨード)を日頃から摂っておき、
甲状腺に汚染ヨウ素が入るスキをつくらないという方法があります。

ヨウ素(ヨード)が多く含まれる食べ物は
ご存知のように海藻類なのだけれど、
日本人は幸いにして日常に海藻をよく食べています。
昆布だしもとっています。

ですから他国の海藻をあまり食べない人たちよりも、
リスクは低いだろうと言われているのです。

ヨウ素自体は劇薬で、
簡単に手に入れることは出来ませんし、
イソジンを飲むというのも、安全性に問題があります。

ただ、先ほど述べた理由のように、
食事に海藻をしっかり入れておくことで、
ある程度の予防にはなるようです。

また、汚染ヨウ素による甲状腺癌のリスクは、
幼いほど高く、
40歳以上になるとほとんど危険性がないとも言われています。

私は・・・・・・
まあ私のことは放っておきましょう。

それから、
ヨードをとることで予防できるのは、
あくまでも甲状腺癌のことで、
それ以外のことはまた別の話です。

放射性物質が発ガンを引き起こすのは
酸化ストレスによりDNAの損傷をきたすことが
大きな原因。

だから、抗酸化物質もしっかり摂取する必要があります。

ここで、ちょっと手前味噌ですが、
私がいつもおススメしているリナマックスのお話を。

リナマックスは、
スピルリナという藻で出来ているので、
ヨードをしっかり含んでいます。

また、
4種類の抗酸化ポリフェノールを含んでいるので、
免疫力を正常にしてこれます。

これさえ飲んでおけば、
何が起きても大丈夫!!!!!
というわけではありませんが、
少しは安心かなあと思っています。

最後に注意しておきたいのですが、
もともと甲状腺に障害のある方は、
ヨードの摂取は慎重にして下さい。

また、障害のない方でも、
ヨードの過剰摂取は危険を伴います。
過ぎたるは及ばざるが如しってヤツですね。

話は変わりますが、
災害がおこってから、
自律神経、特に交感神経が過敏になってる方が増えています。

テレビ報道を観ていれば、
誰でもそうなりますよね。
私だってそうです。

だけどこんな時だからこそ、
冷静に日常の生活をいつものように送り、
何か出来ることがあった時には、
必ずきちんとしたことが出来るように、
力を貯えておくべきだと、
努めて考えるようにしています。

それでは、
今日も元気出していきましょうね。  

Posted by キリンさん at 11:49Comments(5)健康一般

2011年03月09日

穴があったら入りたい Ⅹ




過去の思い出です。

私が26歳の頃でありましょうか。
友達の結婚式に招待されました。

場所は京都駅前のホテルです。

前日は大阪の友達の家に泊まり、
当日は一人JRに乗って会場へGO!

その頃、
結婚式に着ていたのが、
近場の時には振袖、
遠方の場合はチャイナ服なのです。

その日は当然チャイナ服を用意しておりました。

ホテルに着いたのはギリギリの時間だったので、
あわててトイレに飛び込み急いで着替えを済ませ、
披露宴会場へ・・・・。

・・・・あれ?
様子がおかしい・・・・・。

フロントのお姉さんに聞きました。
「あの、〇〇家の披露宴はどこでしょう?」

「本日は、どなたの披露宴も入っておりませんが。」

なんですと!!!??????
あわてて招待状を取り出して、
「でも、でも、招待状が・・・・・。」

・・・・ホテル、間違うとる・・・。

同じ駅前のホテルでも、別のところだったのです。

どうする??時間がない!!!

近いとはいえ、少々の距離はあります。
でも、タクシーに乗ったら怒られる距離でもあります。

いや~、走ったね。チャイナ服にハイヒールで。
両手に荷物を抱えて。

会場に辿り着いたら、
ちょうど新郎新婦が入場を控え、
ドアの前で待機しているところでした。

「こ、このたびは・・・・」
「何やってんの!!ええから早う入り!!!!!!!」

花嫁から叱咤され、
あわててドアを開けると、

真っ暗!!!????
とひるんだ瞬間、

スポットライトがぱああああああああっと私を照らしたのでした。

「ち、ち、違うんです!!スミマセンスミマセン!!」
ペコペコしてる私に向こうのテーブルの友達が

「何やってんの!!こっちこっち!!」

・・・なんてことを繰り返しながら
もう二度と失敗をしない!!と誓うこともまた
繰り返す私なのでありました。

最後に、
この話、以前ここで書きました?
最近そこがあやふやでして。

トシのせいかしら。

  

Posted by キリンさん at 11:09Comments(7)王様の耳はロバの耳

2011年03月08日

感謝感激アメアラレ




子供の頃、
誰もがよく使っていた言葉。

「感謝感激アメアラレ」
嬉しい時や、有り難いことがあった時、
照れをはさんで冗談めかして使ったり、

たいして嬉しくもない時に
ちょっと皮肉を込めて使ったり、
してました。

今はあまり耳にしませんなあ。
昔は大人も子供もよく使ったんだけどね。

昔と今と言えば、
最近はテレビで事件を大きく取り上げるので、
とても事件が増えているような印象ですが、
件数を考えるとかなり減っているのではなかろうかと思います。

だって、
昔は空き巣に入られたとか、
痴漢にあったとか、
カツアゲされたとか、
知ってる人のレベルでよく聞いたもの。

その中で、一番不気味な事件。

私が中学生の頃、
近所のお姉さんの話。

そのお姉さんは、
座敷に布団を敷いて寝ていたそうなのですが、
夜中にふと目が覚めたのだそうです。

・・・・部屋の中に誰かいる・・・・。

恐怖に身を固くし、
寝たふりをしながら、
薄目を開けて様子を見ると、

男の人が、
お姉さんの布団のまわりを、
ゆっくりと歩いているのでした。

ひえ~~~~~~~~!!!!

声も出せず、息を止めてじっとしていると、
その男の人は、

布団の周りをゆっくりと歩きながら、
その角に来ると、

何故か布団の角を踏んで行くのでした。

ぐるぐる周りながら、
四隅を踏んで歩く。
ただそれだけの行為をしばらく続けたあと、

男はそっと部屋を出ていったのだそうです。

お姉さんは
部屋の外に待ち伏せしているのではないかと、
助けを求めて出て行くわけにもいかず、
まんじりともしないまま、
朝を待って両親に訴えたのでした。

幽霊!!!!!??????
いえ、違います。

しばらくしたら、
捕まったそうなので。
何軒もの家に侵入しては、
同じことしてたらしい。

何が目的っちゅうか、
その行為がどれほど嬉しいことなのか、
サッパリわからない、
不可解だけど怖い事件でありました。

おっと、
タイトルから大きく外れてしまったわ。

昨日は私の誕生日ということで、
皆様からメール、コメントを多数頂き、
本当にありがとうございました。

最初の画像は
某ブロガーの空さんから頂いた、
手作りのケーキであります。

紙に描くよりも上手な絵が可愛い。




コチラも
某ブロガーさんから頂きました。
情熱の赤が私にピッタリ。(そうか?)

まったくもって、
感謝感激アメアラレでございます。  

Posted by キリンさん at 11:07Comments(5)王様の耳はロバの耳

2011年03月07日

誕生日おめでとう、わたし。




54歳の誕生日です。

「わたし」
という字、平仮名で入力してみた。
じっと見てると、
「たわし」に見えたり「しわ」に見えたり「わし」と読めたり、
美しくはないけど面白いわ。

誕生日はいいものです。
みんなにお祝いを言ってもらえて、
生まれて良かったと思える日であります。

いままで
「心は女子高校生~~~!!!」
なんちゅう不埒なことを言ったりしてましたが、
それもやめました。

気味悪いので。
54歳は54歳でいいのだから。

若く見られるのは嬉しいし、
若く見られたいのだけれど、
54年の間の色々なことを認めてあげなければ、
自分に対して申し訳ないような気がしております。

さて、50代も半ばに差し掛かって参ったわけですが、
とりあえずの感想を。

40代は、
心が解放された
自由で舞い上がりの年代でしたが、

50代は、
ちょっと深く、
物事を考えなければならない年代のようです。

心は軽くても身体は重いので、
取捨選択を迫られるトシでもあります。

未練があっても捨てるべきものは捨てて、
捨てなかったものについては、
一生懸命に心を尽くそうかなあと。

天の命ずる処を知るべき年代ですが、
それについてはよくわかりません。

とりあえず、
死ぬまで生きるってことかなあと、
薄ぼんやり考えたり考えなかったり。

ま、難しいことをえらそうに言うよりも、
楽しみましょうかね。

美味しいモノを食べ、
友達とたまに遊び、
好きな勉強を続けながら
お仕事も頑張りたい。

そのために、
健康でいたいものです。

生きてて良かったと思えるように。

それでいいのだ!!!!!!!!!!!!  

Posted by キリンさん at 10:59Comments(19)王様の耳はロバの耳

2011年03月06日

味噌開き不発のお詫び




昨日、生目台店で酵素味噌を開いてみましたら、
ありゃ?カビが少ない・・・。

それはまあいいとして、
みんなで味噌の味を見たところ、
あきらかに熟成不足。

美味しいことは美味しいのだけど、
なんというか、
人間で言うと

「ふっ、まだ蒼いな・・・・・。」

そんな状態でございました。

味噌を仕込んで3ヶ月以上たっているのに、
原因はどう考えても

「今年の寒気」

寒かったもんねえ。
だって、いつもはもっと早く開くけど
それでも十分に熟成されているんだもの。

いやいや、
私達は自然の中で生きているのね。
気候の変動にあっては、
人間が計算出来ぬこともあるのね。

いや、計算出来ると思う方が
おこがましいのかもしれません。

昨日お店に集まって下さった皆々様、
せっかくの貴重な時間を無駄にしてしまい、
本当に申し訳ありませんでした。

もうちょっと確かめてから
改めて開くことにしますので
悪しからずご了承ください。

  

Posted by キリンさん at 13:23Comments(6)王様の耳はロバの耳

2011年03月04日

名前とバイキングとダイエット




まず、うちの経絡人形の話をさせてください。

そうです。彼の名前の件です。
詳しくは前々会の記事を参照いただくとわかるのですが、
皆様に名付を丸投げして、放置してしまっておりました。

このままでは
キリンさん=無責任
という図式が出来上がってしまいますので、
結果を発表したいと思います。

ツボルスキー・ナガレンコ・・・7票

ツボ打ち生葉・・・・・・・・・2票

という結果でございました。
まさかロシア人に軍配が上がるとはビックリ。

そして結論でございますが、
彼の名前を

「丸出し君」に決めました。

だって、
ツボルスキー・ナガレンコって、
呼びにくいんだもん。

分かり易さ、呼び易さが一番でございます。
というわけで、どうぞご了承ください。

お店にいらした時には、
そっと彼の頭をなでながら、
「丸出し君」
と呼びかけてあげて下さいね。

さて、
夕べのことですが、
ホテルメリージュのバイキングに行ってきました。
正直なところ、
とても美味しかったですよ。
(グルメレポは下手なので、ここで終り)

バイキングに行くと
つい食べ過ぎると言いますが、

自制心さえあれば、
ダイエットには有り難い食事ではあります。

だって、
食べる物と量を決めるのは自分なんだもの。

それについては
後日また書きますね。(忙しくなってきた)

明日は生目台店で
酵素のお味噌を開きます。
楽しみでございますよ。

それでは皆様、良い週末を。  

Posted by キリンさん at 14:05Comments(6)王様の耳はロバの耳

2011年03月03日

ヒロインの資格




もうおわかりでしょうが、
この絵はコナンです。
誰が何と言おうと、
ひるむつもりはありません。

どのコナンなの?
もちろん「未来少年コナン」でんがな。

知る人ぞ知る、
NHKで放映された連続アニメ、
宮崎駿監督の作品です。

ゆうべ久しぶりにテレビで放映されていたので
懐かしいなあと見ておりました。

コナンを育ててくれたオジイが死んでしまうところなんですが、
ひどい怪我を負って瀕死のオジイにコナンは、

「鮫のキモを塗れば、すぐ治るよ!!」
と言ってるんですよ。

鮫のキモ!!
まさしく私が推奨している鮫肝油、スクアレンのこと!!!

残念ながらオジイは既にそんなレベルではなかったので、
亡くなってしまうのですが、

コナンもサメのファンだったのね!!!
と、ちょっと嬉しい発見をしたのでした。

さてタイトルの「ヒロイン」についてですが、
幼い頃から私はヒロインに反感を持っておりました。

だって、愚かで無力で足手まといなんだもの。

白雪姫だって、
何度も騙されてるのにリンゴ食っちまうしさ。

他の物語やアニメにしても、
ヒーローが戦いに行くのに「私も」なんてついて行って、
必ずつかまって人質となり、

「私にかまわないで!!!!」
なんちゅう無理なことを絶叫し、
ヒーローの足を引っ張るんだもの。

ところが宮崎アニメのヒロインは
ちょっと違うんです。

ラナちゃんだって、
つかまってしまうけど、
頑張れるところは頑張ります。

敵を蹴ったり、飛び降りたりもします。
そこが素敵。

ナウシカだって、ナウシカだって、ナウシカだって、
(他のヒロインの名前が思い出せん)
戦う女の子はとてもかっこいいのでした。

最近のアニメはあまり見てないのだけど、
戦うヒロインはあたりまえみたい。

戦っては欲しいのだけど、
大和撫子な心も忘れないでほしいと思うのは、
トシのせいでありましょうか。

創世記の戦うヒロインは、
奥ゆかしい中にも逞しい自我があったように感じるのですが。
ちょっと違うかなあと。

今日は桃の節句、女の子のお祭りですね。
最近の女の子は強くなったと言われるけれど、
本当のところはどうなのでしょう。

女子の皆様が
素敵なヒロインでありますようにと
心から願う3月3日のキリンさんでございました。  

Posted by キリンさん at 12:13Comments(8)王様の耳はロバの耳

2011年03月02日

ボクってだれだっけ?




当店に来たことある人は、
きっと見覚えがあるはずの経絡人形くん。

相変わらずのオカマ立ちポーズを決めて、すまし顔。
しかしながら、問題が一つ。

「我輩は経絡人形である。
 名前はまだない。」

そう、未だに名前が決まってないのでした。

覚えておられますか?
以前、名前を募集したことを。

多数のご応募いただきましたのが、
次の方々でした。

夏樹さん

「丸出し君」・・なんてあからさまでストレートな。思わず吹いてしまったわ。

あんじぃさん

「つるぴかツボ太郎」・・・きっと、彼は泣いているだろう。さめざめ泣いているだろう。

pia masaご主人

「三遊亭経絡」・・・意外につまらん。がんばりましょうのハンコを押したい。

空さん

「ツボルスキー・ナガレンコ」・・・外人だったとは。金髪だったのかなあ。ナガレンコの意味は?

まきんちゃん

「おツボね様」・・・ボクじゃなくて私なのね。オカマ?オカマなの?そうなのね?

彩楽さん

「ツボ打ち生葉(ショウヨウ)」・・・蕎麦打ちを連想してしまう。生薬入りの漢方蕎麦。

pia masa奥様

「ルートツボール(経絡ツボ~る)」・・・まんまやんけ~と、自分でつっこんでおられた。

noinoiさん

「ツボ気 流太郎」・・・ツボ気が苗字で、流太郎が名前だそうな。着流しが似合いそう。

幸せうさぎさん

「治癒太郎(チューたろう)」・・・個人的に、響きが好き。いいかも。

kusukusuさん

「ツボあり芳一」・・・お経ではなく、ツボを全身に書いたのね。何から逃げたいの?わ、私から?

Sノスケ君

「ツボ君
 むかん君(向かんからだそうで、若干意味不明)」・・・こっちを向かんかったから?

Rノスケ君

「権兵衛さん
 ぺちゃんこ君
 ぷよぷよ君
 ジン君(人体模型だからだそうです)」・・・ぷよぷよ君が、好き。触感を表してるのね。

と、皆様いろいろと無い知恵を・・・いや、あの、その、
知恵をしぼってくれて有り難うございました。

すっかり忘れてましたが、
どの名前がいいですか?

と、突然聞いてみる。
どれがいいか、選んでね。よろしく~~。(丸投げ)  

Posted by キリンさん at 11:35Comments(9)王様の耳はロバの耳

2011年03月01日

仰げば尊し




先日、卒業式の歌の記事を書きましたが、
今朝もテレビで卒業式の歌を流しておりました。
シーズンなのね。

やはりダントツ一位は「仰げば尊し」でしたね。
この歌を歌わない学校があると聞きますが、
この歌だけは歌い継いでほしいわ。

世代を超えて一つの心になれるもの。

ところで、
仰げば尊しの歌詞ですが、
意味をご存知ですか?

私は知り尽くしてるつもりでしたが、
大間違いだったと発覚。

「思えばいととし この年月」
この「いととし」が曲者でした。

小学校の頃から
「いとしい年月」
そう思い込んでいたのですが、

テレビで字幕が出たときに
「いと疾し」となっていたのです。

ありゃ?

疾走するの疾。
風林火山の中に出て来る
「疾きこと風の如し」の疾。

つまり、とっても早いという意味。
年月があまりにも早く過ぎてしまったことを
感慨を込めて歌っているのでした。

知らんかった・・・。

それと
「今こそ別れめ」
ここを
「別れ目」
この「目」は「潮目」なんかの目であろうかと、
ぼんやり考えていたのですが、
「別れるのだ」
という意味を、
これまた感慨深く言ったものでした。

今は日常に使うことのない言葉たちだけど、
口にする時の美しい響きとリズムが、
私は大好きです。

これからは
正確に意味を理解して歌おうと思う今日なのでした。

ま、卒業式に出る機会はないけどね。
今度は孫か?

さて、今日もなんだか忙しい日です。
もうちょっと頑張ります。  

Posted by キリンさん at 14:34Comments(10)王様の耳はロバの耳