2013年12月28日
今年もお世話になりました。

今年もあとわずかとなりました。
自分として一番のニュースは、
やはり憧れのハワイ旅行でありましょうか。
画像はマウナケア山頂の天文台と夕焼けでございます。
まだ一年もたたないのに、夢みたい。
日本人たるモノ、
常に地に足をつけて生きるのだ。
(いや、国内の飛行機や船には乗るんですがね)
という誓いを破った私。
出国してみれば、
なんだ、同じ地球じゃないかと。
いいかげんなものです。
この調子なら、宇宙にだって行けるかもしれません。
話は全く変わりますが、
妙な夢をみました。
眠っている私は、
誰かに右手を握られているのに気付いて目が覚めたのです。
大きなしっかりした手で、
どうやら男の人の手のようでした。
目を閉じたまま、
ぼんやりした頭で誰だろうと考えていた私は、
どうやら左手も握られているようだと気づいたのです。
同じ人が、私の両手を握ってじっとそこにいるのです。
なんだか不安になった私は、
隣の部屋の娘を呼ぼうとしました。
でも声が出ません。
どうして?と、一生懸命に娘の名前を呼ぶのですが、
声にならないのです。
しばらくの間、声を出そうともがいていたら、
今度は本当に目がさめて、
いっぺんに身体が自由になったのでした。
もちろんそこには誰もおらず、
手も握られていませんでした。
金縛りの一種なのかなあ。
でも、あまり怖くはありませんでした。
鈍いのか?
ま、そんな夢をみたってことで、オチはありません。
いつでもオチがあると思ったら大間違いなのだ。
今年はこれが最後のブログのつもりです。
来年は、6日くらいに再開しようかと予定しております。
それではみなさま、
今年一年つたないブログにお付き合い頂き、
本当にありがとうございました。
良いお年をお迎えくださいませ。
2013年12月19日
まさかの漢方:産後の聖薬

ブログの「アクセス解析」という欄に、
「人気記事上位100」という項目を見つけました。
今まであったっけ?
もちろん見ましたがな。
ブログを初めて苦節・・・何年かは忘れたが、
どの記事が人気なんだろうと思うでしょ?
結果は、
1。干し柿の効用
・・・・・期待外れ。まさかの真面目記事ですがな。
それに続くのが「チョコレート頭痛」「咳止めと便秘」
その後はずっと「まさかの漢方シリーズ」が並んでるんですよ。
私生活の恥をさらしてネタにしてきたのに、
世間が私に求めていたのは、そんなことじゃなかったのね!!!
というわけで(どういうわけだか、イマイチわからんが)、
今日は久々の漢方ネタを。
タイトルのように「産後の聖薬」と呼ばれる処方が漢方にはあります。
産後じゃないから関係ないわ~って?
いやいや、そうでもないのでもうちょっとお付き合いを。
「芎帰調血飲第一加減(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)」
長ったらしい名前の処方が、それです。
「産後一切の諸病」を治すと言われているこの薬。
何をしてくれるのか?
産後は、ものすごく疲れています。
漢方で言うところの「気虚(ききょ)」です。
その気を補います。
大出血してますから「血虚(けっきょ)もおこしてます。
血を補います。
冷やしてはいけないので、優しく温める必要があります。
温める薬が配合されています。
ホルモンのバランスが崩れているので、
精神的に不安だったり、自律神経の乱れがあります。
そこを補う薬も入っています。
そして肝心なことですが、
まだ体内に異物が残っているし、傷も癒えていません。
血のめぐりをよくして、悪いものは排泄させ治癒力を高め、
肉体的な回復を促す必要があります。
そのための薬でもあります。
「へー、すごいね。でもやっぱり私には無関係。」
そう思ってるアナタ、よく考えてみて下さい。
ホルモンのバランスをとりながら、身体を温め、
疲れをとりながら血のめぐりをよくし体内の悪いものを出し、
気と血を補ってくれる。
産後じゃなくても、使えませんか?
たとえば更年期のアナタ。
冷えてて、疲れてて、ホルモンのバランスが悪く、
子宮筋腫もあったり、経血が増えて貧血気味だという人、
いっぱいいますよね。
まだまだ更年期には早いとうアナタでも、
ストレスの多い生活をしていると、更年期みたいな症状に悩まされることも。
とっても応用の効く、良い処方なんですよ。
思い当るフシがある方は、どうぞご相談くださいね。
さて、今日で酵素断食も最終日となりました。
今回は忘年会の都合上、三日で終了。
それでも身体はスッキリしてます。
来週も、今年最後の断食を三日やる予定でおります。
一緒にやりませんか?
やろうかな~と思ったら、ご連絡ください。
では、今日も元気だしていきましょうね。
2013年12月17日
年末に酵素断食を

今朝から酵素断食をしています。
思えば広島は美味しかった・・・・。
四度のお好み焼きに、焼き牡蠣、小鰯の刺身、
すき焼きに穴子のタレ焼き。
はい、太りました。
それを解消もせず、その後も飽食の日々。
だって年末なんだもん。
これからも、まだまだ続く美味しいイベントを前に、
弱った内臓を立て直し、
一度スッキリしておこうかなと決心したのです。
猫や犬は、体調が悪い時はエサを食べません。
そしてひたすらじっとして回復を待つのです。
何も食べない、つまり断食をすることで、
消化器系の内臓を休めることが出来ます。
すると本来ならそこで使われるべきエネルギーが、
弱ったところのメンテナンスにまわるのです。
また、細胞の働きが活発になることで、
有害物質、老廃物を排泄する機能、免疫機能の働きが促進されます。
だけど人間は犬や猫のように
じっと寝てるわけにはいきません。
仕事だってあるしね。
だから、酵素を飲むのです。
酵素はすでに消化した食べ物のようなものなので、
内臓には負担がかからず栄養補給が出来るんですよ。
だから食事をとらなくても、フラフラすることもないのです。
予定では、今日から三日間。
そして土曜日の焼き肉忘年会、日曜日の温泉忘年会をこなし、
来週もう一度、三日間するつもりです。
明るい気持ちで新年を迎えるために、
頑張りますので、応援よろしくお願いします。
決して、エサを与えないでくださいね~。
2013年12月15日
下戸と飲み放題

夕べは忘年会でした。
25年を超える、長い付き合いの5人会です。
一人だけ、どうしても来られないメンバーがいたので、
4人会でしたが、
来なかった一人はさぞ耳が痛かったことでしょう。
楽しい宴が終わり、お勘定となった時のことです。
「きりん堂(私はそう呼ばれている)の飲み放題料金は、
みんなで割るからね。」
それがどれだけ嬉しいことか、
わかりますか?
この集まりで、下戸は私一人。
他はうわばみと言っても過言ではない人たち。
下戸ってとても肩身が狭いんです。
飲み放題を頼む場合、例外は許されませんよね。
自分は酒なんか飲まないのになあ、
そう思っても、多勢に無勢、飲み放題料金を払わなければならないのです。
しょうがないので、
飲みたくもないウーロン茶を頼んだりするのですが、
最後まで残っていたりします。
「なんで飲まないの?ソフトドリンクのお変わりしたら?ジュースにする?」
と言われても、私はご飯のときに飲み物はいらないんです。
お刺身食べながらジュースなんて飲めないよ。
だからって、
飲み放題プランはイヤだ、なんて言えません。
他のメンバーの損になるからね。
「アンタさえ飲み放題にしてくれたら、
他の全員が心置きなく酒をいっぱい飲めるんだよ~。」
ということです。
「ちょっとはアンタの払い前を少なくしてあげるから。」
「ありがとう。」
って、おかしくないですか?どうして有り難うなのだ。
自分は飲みたくもないウーロン茶を飲まされて、余計なお金を払わされるのに。
どうして恩着せがましく言われなければならないのか。
下戸はみんな同じように思っているはず。
でも言えないのは、ケチくさいと言われて雰囲気が壊れるのがイヤだからです。
でもね、一度や二度ならいざしらず、
毎回ですからね。
いつも払わなくていい1000円~2000円を払わされるって、
どう思いますか?
だから昨日の友達のように、
下戸の私に飲み放題料金の負担がかからないように、
みんなで割るよと言ってもらえると、涙が出そうに嬉しくなるのですよ。
もっとも私の友達ときたら、
いくら飲み放題だからって、
一人でワインを5杯以上は飲むような人たちだからね。
十分にモトをとっているのですが。
皆様も、お仲間に下戸がいたなら、
考えてあげて欲しいなあと思うキリンさんなのでした。
2013年12月13日
愛情が重いこともある

実家に帰ったときの画像です。
綺麗ですね。
まるで私の心のように。(あっ、石を投げないでください)
あの頃の宮崎は温かかった。
だから油断したのが間違いのモトでした。
宮崎から乗り継いで実家の前までたどり着いたとき、
私はすでに凍え気味。
寒いっ。でも、家の中に入れば暖房が効いてて、母が温かく迎えてくれるはず。
「ただいま~。」
しかし、なんじゃ、この家。
さ、寒くね~?
あちこち点検してまわると、
縁側のガラス戸、応接間のサッシ、裏口、
ことごとく、20cmほどの隙間が開けてあるのですよ。
「お母ちゃん、あちこち開けてあるけん閉めといたよ。」
それを聞くと母は、
「ダメっ!!アラシが出入りするんじゃけん。」
・・・・・・猫だよ。
「寒いんなら、これを着んさい。」
と出されたセーターやカーディガンを重ね着し、こたつに入る私。
もう出られません。
そして翌日の朝のことでした。
午後から広島でお仕事なので、
出かけなければならないのです。
私の服は、まさかの寒さを想定していなかったので、
綿のタートルに薄目のセーター、
短いスカートにタイツというもの。
着替えながら震えましたね。
このままでは、風邪を引いてしまいそう。
そこで母が言いました。
「お母ちゃんの服を出してあげるけん、来て行きんさい。」
それは、黒のタートルネックのセーター。
ここまでは普通。
そのあと、ビロードの頭からかぶる、魔女のような衣装。
そして、柔らかくてぼってりした紫のパンツ(下着ではない)。
いや、お母ちゃん、もっと普通の服はないのですか?
とタンスを漁るけど、普通じゃない服ばかりなので、
寒くても自分の服でいいやと言うと、
鬼のように怒る母の顔はホントに怖かったです。
「ダメよっ!!風邪ひいたらどうするん!!」
と、譲る気配なし。
こんな時の母の愛情は、とにかく押しつけがましく重いんです。
強く言われれば言われるほど反発する私。普通の私なら、着なかったでしょう。
だけど、とにかく寒かった。我慢するのが辛いほどに。
しかも実家は呉にあるのだけど、これから行く広島はずっと北なんです。
仕事はホテルなので、中に入れば大丈夫だけど、
その前に友達のお店に行ったり、夜は流川あたりをうろついたり、
外を歩く時間が相当あると予想されます。
無事に過ごせるのか?
負けた・・・・・・・。
魔女のような装いだけど、コートで隠れると思った私。
でも、JR駅で私は激しく後悔したのです。
だって、ガラス戸に映ってる私の、オレンジのコートから紫のパンツが出ている姿は、
田舎のオバはん、いや、おばあはん・・・・・。
そこで私の中の何かがプツンと切れましたね。
風邪をひかずに宮崎に帰る、それが私の最優先事項なのだから。
それにボロは着てても心の錦。人は中身で勝負!!!
リーガロイヤルホテルであろうが、怖くないさっ!!!
幸い自分の姿は自分の目では見えないのだから、
頭から消し去ればよいだけのこと。
それからは何もかも良いことばかりでした。
食べ物は美味しいし、会議はうまくいくし、友達と会えて楽しいし、
最高でしたね。
そして紫のパンツは、本当に温かく私の下半身を守ってくれたのでありました。
母の重い愛情も、役に立ったということでしょうか。ふう。
2013年12月12日
酵素料理教室は大好評でした。
「酵素でヘルシークッキング!!」
というわけで、酵素を使った基本マクロビオティック料理教室が、
水曜日にくすりのキリン堂店内で行われました。
お料理を作ってくれる先生は、
天空のカフェジールで本格的メニューをこなしている小畑佳奈子先生。
別名りあんさんですけどね。
酵素の説明を同時進行で、
大高酵素の販売会社社長がしてくれる・・・・はずでした。
ところが、
よんどころない事情でまさかの欠席!!ノオーーーーーーー!!!
ってことは、私が解説????
何を隠そう、私は大勢を前にしゃべるのが苦手。
特にアドリブがまったくきかないタイプなんですよ。
そんな波乱含みな中、酵素料理教室はスタートしたのでした。

準備万端。(私がしたわけじゃないけど)
携帯で一生けんめい撮影を試みるが、うまくいかない私。
沙夜ちゃんが、
「キリンさん、デジカメないの?」
そうでした。私にはデジカメという強い武器が・・・・・。
さっと構えたのですが、なんかヘン。
・・・・・電池切れだよ・・・・。(私のデジカメは電池なの)
沙夜ちゃんに悲しい声で
「電池切れ~。」
と言うと、彼女はもっと悲しい声で、
「アタシもだよ~。」
とはいえ、主催者として画像がないでは済まないので、
スタッフのピーちゃんに助けを求めると、
ピーちゃんは隣のフルーツ屋さんに助けを求め、
デジカメに電池を入れてもらったのでした。
そんなことはいいから、
料理はどうしたって?それはこんな感じです。
かぶのポタージュを作ってるところ。
ミキサーにかけるかわりに、バーミックスを使うと簡単。
お料理には酵素がたっぷり。
そして、酵素入りの発酵小麦粉「ふげん」もたっぷり。
干しシイタケに「ふげん」をまぶし、ソテー。
美味しそう!!
子供もパクパク。
かぼちゃのカスタード。とってもクリーミー。
かぼちゃと玄米とブロッコリーのリゾット。
色取りもいいし「ふげん」が入っているので消化も抜群。
そうそう、酵素ドレッシングのサラダも美味でした(順不同すぎる)。
食べてる途中から、
「暑くなってきた・・・・・。」という声がしきり。
そうなんです。
だって、今回のお料理は身体を温めるものばっかり。
お腹の中からぽかぽかしてくるんですよ。
漢方で考えると、
白い蕪は「肺」、黄色いかぼちゃは「脾」、黒い干しシイタケは「腎」に良い野菜たち。
肺に良いものは風邪を予防し、
脾に良いものはお腹を温め、
腎に良いものは泌尿器、生殖器を温める。
さらに「酵素」と「ふげん」でパワーアップ!!!
なんて冬にぴったりのお料理なんでしょう。
レシピはりあんさんが考えてくれたもの。さすがです。
参加者の感想も、勉強になった、美味しかったと喜びの声ばかりでした。
そして、次回も是非また参加したいと。
というわけで、またやりますよ~。
次回は1月の予定。詳細はまたお知らせします。
とにかく無事に終わって良かった。ふう。
2013年12月08日
酵素って、身体にいいんですってね。

「酵素って、いいんですってね。」
と、よく言われます。
それに続いて
「ところで、酵素って、何にいいんですか?」
と聞かれることもしょっちゅう。
酵素のこと、あまり知らない方がほとんどのようです。
そんなアナタ方のために企画しました。
酵素を使ったヘルシーお料理教室。
12月11日(水曜日) 11:00~13:00くらい
くすりのキリン堂 ボンベルタ橘店にて
以前にもお知らせしたとおりです。

メニューは上の画像のお料理。
洋風でおしゃれで、しかも簡単で美味しいのだ!!!
マクロビオティックを基本としているので、
とってもヘルシーで身体に優しいものばかり。
お料理を担当してくれるのは、
天空のカフェジールでお料理を担当している、
小畑佳奈子さん。
彼女は
アロマテラピー&タイ古式リラクゼーション「Rian」の主催者で、
心と身体の健康のエキスパートです。
参加費は無料ですが、試食はご予約の方優先です。
ご希望の方には、当日のお料理のレシピを差し上げます。
当日は、
大高酵素南九州販売の有馬社長がご来店予定。
いろんな酵素のお話を聞かせてくれると思います。
酵素に興味がある人も、
ただお料理が食べたいだけの人も、
気軽にいらして下さいね。
2013年12月03日
故郷の車窓から

実家に帰り、
今回もまた呉線に乗りました。
できれば車窓からの美しい風景を披露したい。
が、私はメカが苦手。
どのくらい下手かというと、

実物は、本当に綺麗なんです。綺麗なんですよ。
こんな枯れた風じゃなくって、真っ赤なんですうううう。しくしく。
景色はあきらめてもらうとして、
いつも楽しみなのが車中での乗客の会話です。
今回は4回乗りました。
それぞれが楽しかったのだけど、
その中の、おじさん達の会話。
ボックス席の窓側に私が一人。
あとは3人のおじさん達が座っておりました。
年代は私と同じくらい。
どうやら仲の良い友達同士のようでした。
私の向かいの人が一番のおしゃべりで、
会社から家に帰るには、
山に向かったローカル線を使っているのだけど、
こないだ寝過ごして、とんでもなく山の奥まで行ってしまい、
とても困ったと話していました。
「女房に電話して迎えに来てくれ言うたら、
行かれん、言うんで。」
「オマエが悪さするけん、怒らしたんじゃろうが。」
「違うわいっ!なんで来れんのか聞いたら、どう言うた思う?」
「さあ。」
「飲んどる。」
どうやら奥様は酒好きらしく、
しばらくその話で盛り上がってました。
そのうち、その人が急に、
「ん?」
といぶかしげな顔をして、
ひざに抱えていたバッグを持ち上げてみると、
こともあろうに、
ズボンのファスナーのところに、まあるいシミが・・・・・・。
バッグの中のお茶が漏れていたらしいのです。
そのシミを見た隣のおじさんは、すかさず、
にんまりした顔で言いました。
「オマエ、若いのう。」
いや、尿漏れ方向のツッコミが入ると思ってたのに
そう来るとは。
シミのおじさんは「やめえや!」と騒ぎ、
三人で盛り上がっており、
私は・・・・・、私も一緒に盛り上がりたかったのだけれど、
そうもいかないので、
必死で聞こえないふりをするのが、
辛かった~~~。
というわけで、
呉線に外れ無し、と再確認した私。
明るい気持ちで電車を降りたのでありました。
明日もまた里帰りのお話は続きます。では。