2011年03月16日
やっぱり猫が好き

夕べ、とてもいいことがありました。
が、画像がないのでそれは後日に譲り、
今日は別のお話を。
猫に泣かされたことが何度かあります。
それは飼っていた猫が死んでしまった、
という場合は当然のことなので除きまして、
驚きと恐怖のあまり泣かされたってことです。
その日、私は掘りごたつに入っていました。
ぼんやり、ぬくぬく。
コタツの中には
当時うちで飼っていた猫が入っていたのですが、
しばらくしたらのっそりと出て来たのです。
私は猫をだっこするのが好きなので、
ひざに抱きかかえようとしましたが、
猫はどうやら外に出ようと考えていたらしく、
身をよじって逃れようとしたのです。
逃がすものか!!!
と、しっぽを掴む私。
もがく猫。
次の瞬間、
ぶちっと鈍い感触とともに、
猫はギャッと小さな悲鳴をあげて、
外へとすっとんで逃げていったのです。
えっ!!!??????
しっぽ・・・・は、離してないけど・・・。
見ると私の手には尻尾の先っぽが握られていたのです。
しっぽがちぎれたーーーーーーー!!!!!!!!!
ぎゃあっと悲鳴を上げた私は、
泣いたね。
猫が死んだらどうしよう!!私のせいで!!!
確かめようにも、
トンずらした猫は姿かたちもありません。
夜になって猫が帰ってくるまで、
私は気が気じゃありませんでした。
猫ですか?
それが、何事もなかったかのようにすましてるんですよ。
私は尻尾を見るのが怖かったので、
しばら~~~くしてから確認しました。
ちぎれたところは骨がとがったようになってましたが、
血も出てなくて、
それはそれでおさまっておりました。
ちぎれた部分が再生することは、
さすがにありませんでしたが、
猫はその後、10年くらい生きてましたね。
後で考えると、
あの日の前に猫は激しいケンカをしており、
あらかじめ尻尾がちぎれかかっていたのではないか、
そう推測されます。
それにしても怖かった。
それに懲りて、
二度と猫の尻尾を引っ張るなんてことは、
・・・・・・やっぱりずっとやってましたが。
だってだって、やっぱり猫が好きなんだもん。