2009年07月29日
不眠と肩こり

やたら肩、首筋が凝る。しかも朝から凝っている。
そういう人は、不眠の可能性があります。
いや、ちゃんと睡眠時間はとってますから。
そう言う人、多いんですけど、良い睡眠というのは、
時間の長さではなくて、質なんですよ~。
猫や犬がグッスリ眠っている時の姿をご存知ですか?
だらしな~~く、弛緩してますよね。
つい、ヒゲをつついたり尻尾を引っ張ったりしてしまうんですけど、
あ、それはどうでもいいですね、スミマセン。
自律神経には二種類があります。
昼間、活動するための、交感神経。これは緊張の神経です。
夜、眠るための副交感神経。これは、弛緩の神経です。
眠ってる間は緊張をとき、全身をゆるめ、
弱ってるところを補修したり、基礎代謝を行ったりします。
ところが、昼間の緊張をそのまま引きずって眠ってしまうと、
身体は疲れてるから意外と寝付きはいいのですが、
ぐっすり眠れてないので、眠りが浅くなります。
無意識のうちに身体に力が入っているので、肩、首が凝ってしまいます。
また、基礎代謝も落ちるので、身体の水はけが悪くなって、
むくみを呼ぶために、よけい凝ります。
睡眠を改善することで、肩や首の凝りが軽くなる人は大勢いるんですよ。
では、睡眠薬などを使うとどうなのか?
自然な睡眠は、ずっとグッスリではなくて、
レム睡眠とノンレム睡眠を1時間半のサイクルで繰り返しています。
薬を使うと、この自然な波を壊すので、できれば使わないことをおススメします。
自律神経を安定させるためには
ヨガ、気孔、アロマなど、いろいろな手段があると思います。
当店では、漢方薬をおススメしています。
心配な方は、是非ご相談ください。