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Posted by みやchan運営事務局 at

2009年07月27日

腹を冷やすな!!




大阪の道修町って知ってますか?
「どしょうまち」と読みます。
昔から、薬を生業とする人たちの街で、
その歴史はとても古いのですが、
今日は街の話ではありません。

昨日、その道修町にある老舗の漢方薬局の、
先生のお話を聞く機会がありました。

そこで強調されたのが
「お腹を冷やすのが万病のもと!!」ってことです。
何がお腹を冷やしているのか?

それは冷たいものを飲んだり食べたりすることが一番。
冷蔵庫のない昔でさえ
「お腹を冷やすな!!」
とよく言われました。

小学校の頃、夏休みの前の校長先生のお話は、
「水物を飲みすぎない、生ものを食べ過ぎない。」
という注意が必ず入りました。
「生冷過食」を戒める、という大事な注意です。

水飲み健康法というのがあります。
あれは、外国で生まれた健康法です。

世界の平均降水量が、年間で980ml、
日本の平均降水量が、年間で2000ml近くあり、
九州は3000mlくらいあるそうです。

そんなに雨が降り、湿度の高い地方で
乾燥した地方の人と同じように飲んでいいわけがありません。

冷たい物は、胃に負担をかけます。
外から冷たいものが入ってきたら、
胃は、その物を温めなければならないからです。
5度くらいしかないものを、体温と同じまで上げるのです。
相当なエネルギーです。

昔の人は、よく腹巻をしていました。
それは、湿気の多い日本では、
お腹に負担がかかりやすいと知っていたからです。

だから、みんな腹巻をしましょう!!!
とは言いません。(私もしないし)
でも、「生冷過食(せいれいかしょく)」については
気をつけて下さいね。

※これは、一般の人の話。激しく汗をかく仕事をしてる人、
 スポーツするとき、高齢の方については、状況に応じて
 適切に水分を補給する必要があります。それでも、
 冷たすぎる水分は良くないので、気をつけてください。  

Posted by キリンさん at 11:29Comments(25)漢方