2009年07月14日
こんなはずじゃなかった

もしも、高校生の頃に預言者が現れて、
「アナタは将来、結婚して宮崎に住み、
ご主人の両親と同居して家業の薬屋をすることになるでしょう。」
と言われてたら?
きっと絶望して、お先真っ暗と嘆いたことでしょう。
「宮崎ってどこ?東北か?」
「・・・・・それは宮城・・・・」
というレベルの知識しかないおバカだったし、
年上の人がニガテで、
道の向こうから親戚のオバサンが歩いてくるのを見ると、
挨拶したくないから横道にそれる卑怯者だったし、
化学、生物、数学、保健体育、古典、漢文、
ほとんど追試という怠け者だったし、
(まあ勉強嫌いとも言うが)
要するに、面白おかしく過ごすことしか考えてない
自分勝手なアンポンタンだったからです。
まあ、若いころって誰でもそうかもしれないのですが。
とにかく、その頃の私からすると、今の生活はまさしく
「こんなはずじゃなかった」というモノのはず。
では、毎日を悲嘆にくれながら過ごしているのかといえば、
全くそうではないところが人生の面白さです。
「恵まれてるなあ。」
と思うことの多い毎日。
高校生の頃の私には理解できなかったことでしょう。
「こんなはずじゃなかった、だから面白い。」
人生って、そんなものなのかもしれません。