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Posted by みやchan運営事務局 at

2009年07月06日

校長室でランチを




みなさんは給食、好きでしたか?

私は大嫌いでした・・・。
同世代の方ならわかってもらえると思うけど、
脱脂粉乳がまずいけない。

牛乳好きな子どもがキライって言うほどです。
牛乳嫌いな私に飲めるはずがない。

おかずも、涙が出るほどまずかった・・・。
もともと偏食で少食なのに、食べられるはずがない。

というわけで、私は入学以来、ほとんど給食を食べない子どもでした。

担任の先生は何も言わなかったのですが、
ある日のことです。

「あなたは、今日から校長室で校長先生と一緒に給食を食べなさい。」

うっそーーーーー!!!!!!!!

私がショックを受けたと思う?
ショックはショックなのですが、それは歓喜のショック。

だって私は校長先生が大好きだったんですもの。

毎日いそいそとお盆を運びましたね。
大嫌いな給食の時間が、大好きになりました。

で、給食を食べるようになったかって?

いえいえ、大興奮の私は、ひたすら校長先生とおしゃべりしてました。
お昼休み修了のチャイムが鳴ると、先生は
「ちょっとだけ、食べてみようか。」
と言われます。

私は先生の顏をたてるために、
ミルクを一口飲み、おかずを一口食べるのでした。

しばらくそんな日が続いたのですが、
ある日、担任の先生から
「校長先生もお忙しいので、今日から教室で食べなさい。」
と言われ、校長先生とのランチデートは終わりをつげたのです。

オトナになって考えてみると、
あれは給食を食べない私への罰だったのかも??
私はご褒美だと思ってたけど。(なんの褒美かとは考えなかった)

その後どうなったかって?
3年生くらいまでは、食べない日が続きましたね。
少し厳しい先生に代わったので、
しかたなくちょっとずつ食べてるうちに、
いつのまにか食べるようになりました。

私は入学当時、104cmしか身長がなく、細いちっぽけな子どもでした。
給食を食べなくても、お腹は空きませんでした。
それが少しずつ大きくなって、食欲が出てきたのかも。

あんなに食べなかったのに、健康だし骨量は190%です。
不思議です。

何故?と考えたときに思い当たるのは、
家での食生活です。
偏食だったけど、地元でとれた野菜や魚が食事のメインでした。

そして一番大切なのは
お菓子を食べなかったことではないでしょうか?
(店がないので、売ってなかったのだが)

私は自分が偏食だったので
子どもの好き嫌いには、わりと寛容です。

ただ、子どもが食事をしないからといって
お菓子を食べさせるのはやめてほしいのです。

食べないのは、お腹が空いてないから。
本当に空腹になったら、しかたなく在るものを食べます。

「お腹すいたけど、こんなモノ、キライだから食べない。」
と言ってるうちは、大丈夫ですから。

「なんで食べんとかーーーー!!!!!!!」
とどなったり
「何だったら食べるの?え?ケーキ?よしよし。」
と甘やかすよりも
「そう、じゃあ食べなくていいよ。」
と流したほうが、いいような気がするのですが・・・。

それにしても、今の給食は美味しそう。

と、今日もまた、まとまりのないブログになってしまった。では。  

Posted by キリンさん at 11:38Comments(24)王様の耳はロバの耳