2008年12月10日
漬け物の効用

盛り方が不細工なのは、大目に見て下さい。
子供の頃は、正直言ってキライでした。臭いから。
でも、大人になると不思議にその匂いがイケてきまして、
今では大好きです。
漬け物は腸に良い。何故か?
実は野菜にはもともと乳酸菌がついているのですが、
漬け物を作るとき、酸や食塩などの厳しい環境に対して、
その乳酸菌は盛んに増殖するのです。
腸に入った乳酸菌は、多種のビタミンを合成してくれるし、
腸内環境が良くなると、免疫力もアップします。
ただ、市販の大量生産のものには、
あまりこの乳酸菌が含まれてないとも聞きますので、
浅漬けでもいいから自分で作ることをおススメします。
ちなみに写真の漬け物は、ワタシが漬けました!!
というのはウソでして、
友達が漬けてくれました。
酵素を使って漬けているのでパワーアップ!!です。
2008年12月09日
北京からの便り

漢方の勉強の一環として、中国語を習っていました。
(あ、言っときますけど全然しゃべれませんから。)
宮崎医科大の留学生だった先生は、とても律儀で上品で、
スラリとした美人でした。
当時、40歳くらいで、ご主人も留学生(学校は違う)、
一人息子さんを両親にあずけて来られていました。
何に対しても、真剣。不肖の弟子のいいかげんさに
「どうして学ぶ機会があるのにムダにするのか理解できない。」と
何度もため息をつかれ、日本人がみんなこうだと思われては困るので、
ワタシなりには頑張って勉強していました。
その先生が帰国されて、もう10年になります。
毎年、ていねいなお手紙と荷物が届きます。
今年は高級茶とDVD(北京オリンピックの)でした。
中国は色々と評判が良くない今日この頃ですが、
こんな素敵な人も大勢いるのです。
2008年12月08日
風邪の食べ物

風邪をひくと、熱をもつことが多いので、冷たいものが食べたくなります。
アイス、プリン、ヨーグルトは喉越しがよくて気持ち良いのですが、
お腹には良くありません。
その点、すりおろしリンゴは身体を冷やさないし、水分もたっぷり含んでいるので
おススメです。
子供の頃、母がリンゴをすりおろしている時の音を今でも忘れません。
スプーンで食べさせてもらっていると、それだけで治ったような気がしたものです。
その時だけはたっぷり甘やかしてもらえる、特別な時間でした。
2008年12月06日
血流観察?
朝市で血流観察!!のはずが、
隣で大好きな餅つきがあってるとなると、ついつい、
か、か、身体が・・・・・。
モチは温性で、胃腸を温め下利を止めるといわれています。
ただ、常食していると動悸や皮膚の炎症を引き起こしやすく、
眠気がしやすくなるので要注意。
乳がんの人はモチ好きが多いという説もあります。
要するに、モチはご馳走。しょっちゅう食べたり、
食べ過ぎたりしなければ良いということです。
さて、血流も観ましたよ~。
やっぱり水を飲みすぎてる人、結構いた。
こんなに寒いのに、夏と同じくらい飲むなんて、
ありえんでしょう。
ご注意下さい。
2008年12月05日
訃報

大学の同級生の、訃報が入りました。
知らせをくれた友達と、三人で編み物を習っていました。
知らせてくれた子の家に先生を招いて教わっていたので、
とても和気あいあい。
時には茶話会になり、時にはお料理教室になり、
本の評談会にも、恋の相談会にもなりました。
私はいいかげんなヤツなので、取り掛かるのも早いけど
すぐに飽きて新しい物を編みたがるのに対して、
彼女は製図も編み方もきちょうめんで、
必ず最後までやり遂げるタイプ。
編み込み模様の後始末がイヤで放り出していると、
笑いながら「私は後始末が好きやから、やらして。」と
丁寧に仕上げをしてくれる人でした。
心理を専攻していて、カウンセラーになると言ってたけど、
結婚してご主人の家業を一緒にやっていました。
なにもかも、頑張っていたようです。
疲れ果てて眠ったまま、
あくる朝、目覚めなかったのです。
宮崎にも、なにもかも抱え込んで頑張ってる女性がいっぱいいます。
頑張らないでとは言いません。
でも、頑張りすぎないで。
2008年12月04日
暴飲暴食は風邪の始まり

風邪の人に「食べ過ぎないでね。」と言うと
「えっ??」と言われます。
身体の中に100人の兵隊さんがいるとします。
食べすぎると、消化吸収するために、大勢がそっちにとられます。
そうすると、風邪のウイルスが入ってきても、
鼻、口、喉あたりは手薄になっているので、
戦う力がそがれて、ウイルスに負けてしまうのです。
正確にはちょっと違うかもしれませんが、おおまかにはそういうことです。
猫や犬は病気の時には食べません。そのほうが自然治癒力が高まることを、
本能的に知っておるからでしょう。
今の世の中、ほとんどの人が食べすぎなんだから、一日や二日食べなくても、
ちゃんと備蓄はあります。ただ、水分の補給には気をつけてね。
2008年12月03日
血流観察予告

これはマイキュレーターといって、
毛細血管の血の流れを観察する機械です。
今週の土曜日(12月6日)、生目台のカリヨンプラザで朝市があるのですが、
そこで、無料血流観察をします。
血流を見たからといって、病気がわかるわけではありません。
でも、健康の意識づけにはなるかも。
けなげに流れているんですよ、これが。
地取れの野菜や珍しいものも売ってます。(美味しいんです!!)
餅つきもある予定です。
7:30~10:00過ぎまでと、ちょっと早い時間ですが、
是非いらしてね。
2008年12月02日
葛根湯

写真の薬は、すべて葛根湯です。
葛根湯とは大昔の中国に『傷寒論』という本があって、それにのっている漢方薬です。
そこには、なんの生薬をどれくらいの量入れるのか、
要するにレシピがのっています。
「どこの葛根湯が一番効くの?」と、よく効かれます。
でも、どれもレシピ通りに作っているのですから、大差はありません。
「満量処方」についても聞かれますが、要するに量の問題なので、
今までのものを1,5袋、あるいは2袋飲むようなものです。
量を言うなら、液体タイプの方が多く入っています。
でも、そんなことより大切なのは「どんな風邪に効くのか?」ってこと。
「引き初め」とは、「風邪かな?」と感じてから二日目まで。
背中や首筋がゾクゾクする。
これにあてはまっても、ノドなどの炎症が強い場合や、身体の消耗がひどいとき、
胃腸障害がある時などは、適しません。
妊娠中も、状態によっては危険なこともあります。
それから、熱いお湯に溶かして飲むと、よく効きます。
寒気が強い時には、生姜の搾り汁を入れるといいかも。
飲んだあとは、できればすぐに布団に入って寝てほしい。
汗をガーッとかけば治ります。
いずれにしても、風邪薬を買う時は、最寄りの薬屋さんでしっかり説明を聞いて下さい。
2008年12月01日
甘草でダイエット??

甘草でダイエット、という話を聞きました。
宮崎では放映されてないテレビ番組で言っていたのだそうです。
正直言って、やめてほしい。危険です。
甘草とは漢方薬によく使う生薬の一種で、なくてはならないものです。
でも、正しく使わなければ、副作用があることでも知られているのです。
年配で、衰弱の激しい人であれば、命にかかわることもあります。(そんな人はダイエットしないか。)
とにかく、情報に安易に飛びつかず、よく吟味することが大切だと思います。