2008年12月29日
丑年にむけて

来年は丑年です。
この絵は「青い牛に乗った老子」です。
大昔の中国では、牛はとても価値が高く、また生活に密着した生き物でした。
農耕に使える、乗り物になる、荷物を運べる、食べられる、
それに、亀甲文字が書かれたのは、亀の甲羅と、牛の骨でした。
死してなお役に立つ!!
また、神に捧げる大切な貢物でもありました。
「犠牲」という字が牛偏なのは、そこからきています。
漢方の伝説上のヒーローに「神農」という王様がいます。
この人は頭が牛なんです。
神農は大好きなので、またあらためてお話しますね。
この頃は暗いニュースばかりで滅入りますが、
来年は牛のように価値のある一年であることを祈ります。
今年のブログは今日でおしまい。(お店は31日までだが。)
お付き合い有り難うございました。
来年は5日に更新の予定です。
年が明けたら、お屠蘇で新しく蘇りましょう。
それでは皆様、良いお年をお迎え下さいませ。