2008年12月09日
北京からの便り

漢方の勉強の一環として、中国語を習っていました。
(あ、言っときますけど全然しゃべれませんから。)
宮崎医科大の留学生だった先生は、とても律儀で上品で、
スラリとした美人でした。
当時、40歳くらいで、ご主人も留学生(学校は違う)、
一人息子さんを両親にあずけて来られていました。
何に対しても、真剣。不肖の弟子のいいかげんさに
「どうして学ぶ機会があるのにムダにするのか理解できない。」と
何度もため息をつかれ、日本人がみんなこうだと思われては困るので、
ワタシなりには頑張って勉強していました。
その先生が帰国されて、もう10年になります。
毎年、ていねいなお手紙と荷物が届きます。
今年は高級茶とDVD(北京オリンピックの)でした。
中国は色々と評判が良くない今日この頃ですが、
こんな素敵な人も大勢いるのです。