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Posted by みやchan運営事務局 at

2011年07月27日

覚え方




子供の頃は記憶力が良く、
人間テープレコーダーと言われました。
(じ、時代が・・・)

それが年齢には勝てないもので、
どんどん記憶力が落ちていくばかり。
漢方の知識だって、ザルのように抜けていくばかり。

それを悲しく思っていた私に、救いの神が!!!

先日ご紹介した、
偉い漢方の先生の本の中にあったのです。

「覚え方」
という項目が。

これぞ私のために先生が書いて下さったとしか思えない、
喜んでページを開いた私。

それによると、
学習を積んでも、いっこうに覚えられない人がいて、
それにはさまざまな理由がある、という出だし。

ふむふむ、で、その理由は?

「志が低い」

・・・・・・・・・か、返す言葉もございません。

何を目指して学習しているのか、
それを確認してみる必要があるというのです。
あまりにそれが低ければ、
学習の成果もそれに比例するのだと。

これは漢方に限らず、
どの世界にでも言えることかもしれません。

自分がやっていることを、
目の前の仕事をこなすというだけではなく、
何のためにやっているのか、
多面的に色んな角度で考えてみれば、
また違った景色が見えてくるかもしれない。

そうすることで
色んな意味が重なってくると、
一つのことをしっかり覚えて忘れなくなるのでは。

そんなのただの「精神論」だと片付ける人もいるけれど、
それだけではないと思う。

なでしこジャパンの活躍があれほど胸を打つのも、
志の高さではないでしょうか。

だって日本での女子サッカーの立ち位置は
あまりにも低かったから、
お金や名誉欲が目的の人なんかいなかったわけで、
ただサッカーが好きで好きで、
それを後世にも引き継ぎたいという志が力を出させたのでは?

昔の漫画があれほど面白くパワフルだったのも、
「漫画なんか読んでたら、ろくな大人になれないよ」
そう言われていた時代に、
それでも漫画が好きで好きで、
いつか漫画に市民権をという志があったからなのでは?

おっと、話が少しずれたか。

小学校を卒業するとき、
サイン帳に

「志あるところに道あり」
そう書いてくれた友達がいました。

覚えが悪いのを年齢のせいに逃げ込まず、
ちょっと頑張ってみようかな。

それを忘れてしまったときには、
またこの本を開こう、
そう思った私なのでした。  

Posted by キリンさん at 13:44Comments(9)漢方