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Posted by みやchan運営事務局 at

2010年06月29日

陰影礼賛





光があれば陰があります。

光は希望を与え、元気を出させてくれます。
その一方で、
陰は安らぎを与え、疲れを癒してくれるような気がします。

私は陰が好き。
木陰の中、屋敷の裏、押入れの中、ダンボールの中(猫か?)、
誰もいない、ひっそりとした暗闇。

そこはどんな自分も受け入れてもらえる、
醜い姿もはっきり見えない安らぎの世界。

誰もが光を浴びることに疲れたとき、
陰に入るとほっと一息つけるのです。

ところがこの頃は、
この闇が少なくなっています。
と言うよりも、
どんどん減っており、
小さな陰にまで光を当てようとしているように思えてなりません。

「笑って生きよう。何事にもポジティブに。」
それはとても大切なことですが、
光の中でこそ似合うこと。

そればかりでは疲れてしまいます。
笑えない自分、醜い自分を慈しみ癒すための、
陰も必要なのです。

皆様、
お願いですから、
他人の陰に無理やり光を当てないでください。
そして、どうぞ自分を癒す陰を持って生きてください。

私は切にそう願っております。  

Posted by キリンさん at 11:40Comments(18)