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Posted by みやchan運営事務局 at

2010年06月16日

梅雨の晴れ間




せっかく写したけど、
携帯の影が・・・ま、いいか。
(これだから進歩がない)

「お天気屋」という言葉があります。
意味は違うけど、
お天気によって体調が左右されるってことは、
少なくありません。

その一つに
「気圧の変化」があります。

低気圧になると、頭が重い、痛い、ぼーっとする。
誰でも多少はありますが、
ひどい人になると頭が上がらないくらいヒドイってことも。

普通に生活してると気付きませんが、
人間の身体は外からの気圧によって、圧迫されています。
でもそれに潰されないように、
身体の中から外に向けての圧力をかけることにより、つっぱって、
バランスを保っているのです。

ですが、
低気圧になって外からの圧力が減ると、
中からちょっとだけつっぱりすぎになります。

そのせいで、
ほんの少し膨張気味になってしまいます。
つまりむくむのです。

頭の中がちょっぴりむくむせいで、
頭重感、ひどい時には偏頭痛がするのです。

ですが、人間の身体にはバランスをとろうとする働きがあるので、
しばらくすると圧力も外に合わせて低くなるので、
低気圧が続くと慣れてきて、そんなに辛くもなくなるのです。

ただ、
慣れるまではけっこうキツイ。
普段からムクミがちな人だと、
かなり辛い受難でありましょう。

これに対処するためには、
漢方薬が色々あります。

頭のムクミをとる「五苓散(ごれいさん)」
冷えを伴う場合は「五積散(ごしゃくさん)」
耳の症状があれば「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)」

血流が悪い人は
「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」を加味したり。

「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」という
婦人薬を使うこともあります。

この他にも、いろんな漢方薬が使われます。

梅雨時は湿度が高いので、体内の水の代謝が悪くなります。
ちょっと動くとすぐに汗が出るのですが、
それは空気がしめっていて乾きにくいためで、
代謝がいいわけではありません。

こんな時には水の取り方が難しい時期です。
当店では水の代謝をよくするために、
黒豆茶をおススメしています。

さて、話は写真に戻ります。

このタイプの紫陽花は、
実家の庭に咲いているものです。
子供の頃は、
華やかな西洋紫陽花にあこがれましたが、
大人になってみると、
この花の風情が懐かしいものです。

まるで私自身のよ(強制修了)  

Posted by キリンさん at 11:49Comments(13)漢方