2010年06月21日
雨と鬱

昨日、大切な人からメールがあって、
「今日、お店に行けそう。」
なのに、なのに・・・・・・・
私は昨日は一日博多にいたんだよん。しくしく。
漢方の師匠が、
博多で講師をされるので、お供して来ました。
とてもとても有意義なお話でした。
人間は、水なしでは生きていけません。
でも、余分な水分は逆に健康の邪魔になります。
漢方では、体内に溜まった余計な水分のことを、
「痰飲」といいます。
この痰飲が精神状態に悪影響を及ぼすことは、
漢方では常識です。
余計に溜まったものがあると、
健康な気の流れは必ず妨げられるので、
なんだか鬱々してしまいます。
特に頭の中の水の流れが妨げられると、
頭重感があったり、頭痛がしたり、
眩暈や耳鳴りを感じるというケースが増えるのです。
病気じゃなくても、
雨の日はうっとおしいし、
心身ともに重だるく感じ、
ユーウツだなあと思うもの。
梅雨の間は、こういう症状の訴えがとても増えるのも、
納得ですね。
だからといって、
ここで納得するだけではお話になりません。
痰飲を溜めないためには、
ジメジメしないように注意することです。
食べ物も、
冷たい物や甘い物を摂り過ぎると
湿気を身体に閉じ込めてしまうので、
なるべく避け、
身体を温めるようにしましょう。
畳や床も、乾いた雑巾で乾拭きすると、
すっきりします。
それでも我慢できないほど、
眩暈や鬱症状、頭痛が悪化するようでしたら、
漢方薬を飲んでみて下さい。
色々な種類のものがありますので、
自分に合ったものを選ぶと良いと思います。
さて、
大切な人という意味ですが、
その人が大切なのであって、
お土産が大切ということではないので、
そこんとこ誤解しないでね。
本当ですから。
(あれ?言えば言うほどヘン・・??)
梅雨もまだまだ続きます。
気合い入れていきましょうね。