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Posted by みやchan運営事務局 at

2010年06月04日

急所





写真は、我がお店の経絡人形。
名前はまだない。
今のところ仮称「丸出し君」。
ちょっと気分をかえてバックスタイルを披露してみました。
本人は不本意でしょうなあ。

さて、内容は私の急所、弱点のお話です。

秘密ですが、メカが苦手です・・・・。
(完全に公開してますが)

それは私が田舎から出てきて、
予備校に通っている時の話です。

そこで仲良くなった地元の女の子の家に招かれ、
泊まっていくことになりました。

「お風呂にお入りやす。」
と、優しい京都弁のオバサマにうながされ、
お風呂に入りまして、
最初はいい湯加減だと思っていたのですが、

あれ?・・・・熱い・・・・・。

少しずつ、熱くなって来るのです。

これはもしや、火がついている・・・。
ガス風呂!!!!?????

あのね、うちは幼い頃はずっと由緒正しい五右衛門風呂。
やっと改装してからは、
ガス湯沸し給湯器。
そう、蛇口をひねればお湯が出るというヤツ。

だからガス風呂は初体験なのでした。
どうやらスイッチみたいなものが(スイッチって言うのか?)ある。
止めないと、熱くなるばかりだ。

でも、メカは苦手なんです。触れないんです。壊しそうで。

しかたないので、
湯船から出て体を洗うのも早々に出てしまいました。
風呂はもちろんそのままで。

居間で団欒していると、
「ただいま。」
「あっ、パパや。」

そのパパは帰る早々、
「先に風呂に入るわ。」

えっ!!!???風呂に入る???
いかん、言わなくっちゃ、言わなくっちゃ、言わなくっちゃ・・。
とドキドキしていると、お風呂の方から

「なんや!!!これは!!!!」
パパさんの大きな声が・・・。
「沸騰しとるで!!!!」

開けっ放したドアの向こうから、
ボコボコという地獄の釜のような音が・・・。

穴があったら入りたい瞬間でありました。

後日、またその家に泊まりに行ったときのこと。
スイッチもちゃんと切り方をおぼえた私です。

「今日はパパが早う帰って来るさかい、お風呂沸かしとかな。」

友達とお母様は夕餉の支度をしていたので、
私がお風呂当番をかって出たのです。

しばらく沸かして、湯加減を見に行きました。
もう二度と沸騰はさせない!!強い決意でした。

手をつっこんでみると、丁度いい湯加減。
忘れずに、スイッチを切りました。

それと間髪入れずに
「ただいま。風呂はいれるか~?」

入れますとも、入れますとも。

そして、お風呂に入ったパパさんでしたが、
またしても

「なんや!!!これは!!!」
「下の方は水やないかい!!!!」

ガス風呂って、混ぜないといけなかったのね・・・・。

だからメカは嫌いです。ああトラウマ。

この一家には、
後に下宿させて頂くことになったのですが、
きっと私をアワレに思って下さったのでしょうなあ。

というわけで、(どういうわけ?)
今週はこれでおしまい。

また来週まで、ごきげんよう。  

Posted by キリンさん at 11:37Comments(13)王様の耳はロバの耳