2010年06月23日
悲しいお見舞い

写真のフルーツ盛りは、
ボン店のフルーツ永野さんのものです。
上手に撮れなくてスミマセン。
昨日のpia masaさんのブログを読んで、
病気で苦しんでいる時のお見舞いって、
けっこう難しいよなあと考えてしまいました。
私なんか特に出産以外に入院経験がないので、
病気で苦しんでる人の気持ちがイマイチよくわかりません。
高校生のとき、
何人かで卓球しに行こうという話が持ち上がりました。
そのとき、ある一人の友達のことを考えました。
ちょうど病気にかかっており、運動を止められていたのです。
でも、元気な時だったらスポーツ大好きな人なので、
必ず一緒に行くと言うはず。
見るだけでも楽しんでくれるかも。
そう思って電話をしたら
「みんなが楽しそうに卓球しとるところを、
じっと見とれ言うわけ?」
と、電話を切られてしまいました。
・・・・すまんかった。
あ、話がそれてしまった。
たった一度だけ、病気で苦しんだ思い出がありました。
大学生のとき、ひどい風邪を引いてしまったのです。
一人暮らしの下宿生活、
まだ大学が始まったばかりで、友達もいません。
ノドが腫れあがり、水を飲むのもツライ状況。
高熱が続きます。
そんな私に同じ下宿の人達が気付いてくれて、
何かお見舞いを買ってきてあげるね、と、天使のようなお言葉・・・。
布団の中で熱にうかされ、
ノドの痛みで眠りも浅く、
苦しみながらも、
すがるような思いでお見舞いを心待ちにしておりました。
夕方になると、まず一人。
「どう?食べられるかなあ。」
そう言って出してくれたのが、
天津甘栗・・・・・・。殻つき・・・・・。
しばらくすると後の一人が。
「私、これ好きやねん。」
ゴボウのアナゴ巻き・・・・・。
アンタら、ノド腫らしたことありますか?????
後日、友達に話したら、
彼女も同じ状況に陥ったことがあったそうで、
その時の差し入れは、
栗おこわだったと悲しそうに言っていた。
お見舞いって、本当に難しいものです。はあ~~~~~。
でも、自分も気付かずに似たようなことしてるかも。
気をつけようっと。