2013年08月08日
キリンさん、ヨガす。

ペンギンとヨガは、何の関係もありません。
ここ数年、運動不足でございました。
よく意外だと言われるのですが、
私はスポーツ女子であります。
スポーツがしたくてタマランのです。
だけど、一人でするスポーツは嫌い。
走る、泳ぐ、登る、踊るなど。
好きなのは球技。
テニス、卓球、バレーボール、バスケットボール。
でも、これって一人じゃ出来ないのが欠点。
それにムキになって勝ちにいくタイプでもあるので、
この年齢でいきなりは危険。
怪我をしかねませんから。
というわけで、ヨガを始めることになりました。
先生は、とても綺麗な女の先生です。
優しい言葉のリードにまかせ、
身体を動かす私。
すると、そこで習ってる先輩たちが言うのです。
「いや~、柔らかいですね~。」
「ホント、私なんか、最初は全く曲がらなかったのに。」
「羨ましいわ~。」
それはね、日頃りあんさんのマッサージを受けてるからに他ならないのですが、
キリンさんを褒めてはいけない。
褒めると大変なことになる。
ってことを、みなさんが知ろうはずもありません。
あのね、褒められるとね、嬉しがって調子に乗るんです。
乗って乗って、舞い上がるんです。
すごいわ~、と言われるのをいいことに、
ほら、もっと曲がるのよ、私ってすごいのよ、と心の中でつぶやきながら、
張り切ってしまいました。
ぎゅうう~と曲げると、イテテテ・・なんですが、
歯を食いしばってこらえる。心頭滅却してこらえる。
ほら、ちっとも苦しくないのよ、という様子を見せるために、あくまでも笑顔。
(何故にそこまで?)
おかげで全身が大変なことになったのは、
私の家族のみが知るところでございます。
子供の頃、力持ちを褒められて(それを喜ぶところが子供)、
米の入った袋を持ち上げて床にぶちまけた私。
こんにゃくを食べたら褒められて(意味がわからんけど、やはり喜んだ)、
一杯こんにゃくを食べ、盛大にゲロっぴした私。
自分より小さな子と遊んでやってって、
優しいお姉ちゃんだねと褒められて(べんちゃらに気づかない年齢)、
その子を無理やりおんぶしてひっくり返り流血した私。
性格は、治らないものですね。
ま、いいか。人間だもの。