2012年03月08日
お誕生日おめでとうございました

昨日、お誕生日でした。
どのように過ごしたかというと、断食してました。
ケーキもご馳走も、なし。
なんだか清々しい55歳でございます。
40代は心が軽くなるので、
ただ楽しいばかりに過ぎて行きましたが、
50代はちょっと違います。
「五十にして、天の命ずるところを知る」
という言葉がありますが、
50で天命を悟れるほど人間が出来てるわけではありません。
が、50代というものは、
なるほど人生の重みというか、深みというか、
そんなに甘いもんやおまへんで~と、
現実を突きつけられる年代であります。
それがイヤというわけではなく、
今までは自分が楽しければいいって感じだったのが、
自分だけが楽しいだけでは楽しくなくなってくるのです。
世のため人のため、なんて言うと、
ちょっとウソくさいけど、
微力なりとも自分の存在を世間様に還元できないかと、
殊勝な心持ちになったりします。
40代にして、悟ったようなきになっていたのが、
いかに薄っぺらいものだったのか、
思い知らされます。
痛い思いも数々ありますが、
何度も言うように、
いやな痛みではありません。
ここを堪えれば、
また一歩、前に進めるような予感があるのです。
50代のど真ん中で、
天が私に命ずるものって何だろうと、
自問自答を繰り返す日々なのでありました。
お祝いのメール、メッセージ、プレゼント、
皆様ほんとうに有り難うございます。
何の連絡もくれんかった人も含めて、
(仲の良い人達は、ほとんどこれ。まったく。でも大好き。)
これからも、どうぞよろしくお願いします。