2011年08月04日
怪談

昔、若い頃にラジオで聞いた話。
「亀の呪い」
「昔から・・・・・亀は・・・・・
歩くのが・・・・・・ノロい・・・・・。」
これが亀の呪い。
「猫の怨念」
「深い深い山の奥に、
古い古い寺があって・・・・そこに・・・・
猫がおんねん。」
これが猫の怨念。
あっ、石を投げないで下さい。
怖いと言えば、
うちのお客さんのご主人が初期の胃癌になった時の話。
手術の直前、
麻酔をかけられて手術室にベッドで運ばれるご主人。
奥さんは心配でたまらず、
ベッドに取りすがりながら
「あんた、大丈夫?怖くない?」
と聞いたところ、
ご主人は麻酔でモーローとなりながらも
しっかりした声で、
「手術は怖いことない。
オマエの顏の方がよほど怖い。」
それから10年以上たつけど
ご主人はお元気で、ご夫婦は円満なのですが、
何かあるたびに奥さんはこの話を持ち出して
ご主人をイビルそうな。
それもまた、愛の形。