2010年10月25日
サメの正体

画像は、
誰が何と言おうと、
「サメ」です。
よく私は自分のブログや人のブログのコメントで、
怪我をしたり火傷をしたりしたときに、
「サメを塗る」
と書いています。
昨日は博多で
その「サメ」の勉強会でした。
某漢方薬局の奥様(九大薬学部を主席で出たという伝説の人)の話の中で、
ナンボ知識があっても伝えなければダメ、と言われました。
うう、耳が痛い。
そこで、サメ、いやスクアレンの基礎をわかって頂くべく、
分かりやすいところから書こうと思います。
興味のない人は、今日はパスしていいよ。
「サメ」とは、
深海鮫の肝油の主成分、スクアレンのことを言います。
どんな作用があるのか?
1.細胞賦活作用
細胞を修復する能力が高いってこと。
だから、怪我や火傷、口内炎や潰瘍が早く綺麗に治ります。
2.抗酸化作用
身体のサビ取りと考えてください。
3.鎮痛作用
火傷、傷、口内炎、腰痛などに塗ると、痛みが止まります。
4.殺菌作用
真菌(水虫菌など)を殺すという研究発表があります。
それ以外の細菌にも使えるので、
怪我などに塗ると、化膿しません。
5.浸透作用
素早く奥深くまで浸透するので、治りが早いのです。
他の薬と併用すると、そちらも浸透させてくれますので、
虫刺されの薬と一緒に塗ると、腫れることもなく早く治るのです。
また爪水虫も、薬との併用で治ります。
6.免疫賦活作用
免疫となる物質の産生を助けるようです。
こんな素晴らしいスクアレンですが、
なにしろ肝臓の油ですから、
品質の良いモノを使わなければ、
かえって害になってしまいます。
当店のスクアレンが良いという証拠は、
匂いが少ない。
良いレバーが臭くないのと同じ理由です。
粗悪品は、どうしても匂いがあるんですよ。
急性毒性試験も行っているのですが、
その結果は、
体重1kgにつき65g以上。
つまり、
50㎏の体重の人が一度に3,25㎏以上のスクアレンを飲むと、
害がある、ということです。
なんぼ良いモノでも、
そんなに飲む人なんておらんし。
また、親水性なので、
身体の中に長く留まって蓄積するということもありません。
摂り過ぎると外に出るそうです。
興味のある方は、
お店にお越し下さい。
サンプルがある時は差し上げますので、
試してみるといいですよ。
サンプルがない時はあげません。(なんじゃそりゃ)
さて、お仕事の話はそれくらいにして、
博多は楽しかったです。
黒麒麟会の福岡支部長との密談も果たしたし。
(内容?秘密)
飛行機が到着遅れで、
待ち合わせに間に合わなかった私は、
あせって地下鉄に駆け込み乗車し、
閉まりかけのドアを
両腕でバフンと開いて乗ったりしました。
ま、よくあることよね。
それでは今週も元気だしていきましょうね。