2011年06月30日
梅雨明けの熱中症

明日から里帰りするので、
実家の庭と桃の画像を使ってみました。
最初に言っておきますが、
桃はまだ美味しくないと思うよ、たしか。(牽制)
さて、ここんとこ熱中症のニュースを耳にしますね。
たしかに暑いのですが、
このくらいで何故?と思いませんか。
これからもっと暑くなったらどうすんの?って。
実は、梅雨が明けて急に気温が上がったタイミングって、
熱中症になりやすいんですよ。
それは汗腺の働きに関係があります。
気温が上がると体温を下げるために汗をかく、
それはご存知ですよね。
でも、体中の汗腺が常にフル稼働というわけではありません。
人間の身体は上手にできていて、
うまく省エネしてるんです。
気温がそれほど高くなければ、
汗をかく必要はありませんのでオヤスミ状態の汗腺が増えるわけです。
ところが
梅雨が明けたりして、急に気温が激しく上がると、
オヤスミ汗腺達の復帰が間に合わないので、
今まで働いていた汗腺が必死で稼動しなければなりません。
ここで大切なのがミネラル。
汗の中にはミネラルが含まれているってこと、
ご存知ですよね?
だから汗をかくときは、
水分だけでなくミネラルも補給しようと言われるのです。
実は、人間の身体はうまくしたもので、
健康な汗腺というものは
汗を出す直前に
必要なミネラルを再吸収する機能があるのです。
つまり、ミネラルの放出を防ぐわけですね。
ところが、
急激に暑くなって汗をたくさん出さなければならないのに、
オヤスミ汗腺の復帰が間に合わないとなると、
いま働いている汗腺が必死で仕事しなければならず、
ミネラルの再吸収が間に合わなくなるのです。
オヤスミ汗腺が復帰するのに
約二週間と言われているので、
梅雨が明けて急に気温が上がったときは、
熱中症が出やすいんですね。
それをふまえて、
熱中症にはくれぐれも注意して下さい。
漢方薬では
牛黄という薬が入ったものをおススメしています。
それでは皆様、
明日からしばらくブログはお休み。
火曜日には復帰予定ですので、
それまでお元気でね~。
あ、そうそう。
日曜日に広島で会議と勉強会があるので、
一生懸命知識を吸収してまいります。
ただ遊ぶためや、美味しいものを食べるためだけに
里帰りするわけではありません。
そこんとこ、ご了承ください。