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Posted by みやchan運営事務局 at

2011年06月07日

最悪のタイミング




他人のフンドシで相撲をとるという言葉がありますが、
今日は歌手の谷村新司さんのネタで相撲を取らせて頂きます。

ご自身があちこちで披露されているし、
面白いので私も結構しゃべっているので、
ご存知の方は多いかも。

「なんだ、このネタか。」
と思った方は読まなくてもいいですよ。

谷村さんが、まだ若き青年だったころの話。

ある女の子とやっとデートにこぎつけ、
谷村青年は張り切っていました。

彼女を連れて行ったのは、
とあるジャズ喫茶。
大人の雰囲気を演出しようというコンタンです。

二人でコーヒーを飲みながら、
渋いジャズに耳を傾け、軽く身体でリズムを刻むフリをしつつ、
この先の計画を妄想する谷村青年。

彼女もなんだか雰囲気に酔っている様子。
こ、今夜はイケルかも!!!

ところがそこで、
ただならぬ身体からの信号が・・・。

グルルルル・・・・。

そこでハタと気付いた谷村青年。
しまった。
緊張のあまり、朝の排便をしてこんかった!!!

スイングすると余計な刺激が腸に伝わるので、
動きを潜めてやり過ごそうとしても、
信号は大きくなるばかり。

額には脂汗がにじみます。

初めてのデートで大をするなんて、
みっともなさすぎる!!!

しかし背に腹はかえられんし、
急いで済ませて小のふりをするしかない!!!

という結論に達した谷村青年は、
「オレ、ちょっと・・。」
と、なにげないフリをしながらゆっくり席を立ちました。

その後はあわててトイレに一直線。
出来る限りの素早さで用を足し、
席の近くまで戻ると、
何事もなかったかのような顏で
彼女の隣りに座りました。

よしっ!!!!
この時間やったら、まさか大とは気付かれまい。
胸をなでおろす谷村青年。

しばらくすると、
彼女も「私もちょっと・・」
と席を立ちました。

コーヒーを飲みながら、
安堵のため息をもらし、くつろぐ谷村青年。

彼女の帰りが少し遅かったので、
心の中で
「まさか彼女もオレと同じやったりして。」
なんて、くすっと微笑む谷村青年。

そこへ戻ってきた彼女。
席につくと、

「谷村君」

「なに?」

「流してへんかったで。」

彼女とはそれっきり、
二度目のデートはなかったそうです。


若い頃って、何故にあんなに落とし穴に満ちていたのでありましょうか。
それもわざわざ自分からハマリに行くことの、
なんて多かったことか。

では大人になってからは、
上手に落とし穴を回避出来ているのか?

それがなかなか、難しいんですよね。
とほほ。

では、今日も元気だしていきましょうか。  

Posted by キリンさん at 12:00Comments(7)王様の耳はロバの耳