2014年03月25日
酵素でヘルシークッキング「春の野草を食べる の巻」
画像の女性が
いつも魔法のような料理を作ってくれる
「りあんさん」です。
佇まいが魔女っぽいね。
さて、昨日くすりのキリン堂で行われた
「酵素でヘルシークッキング」は
お陰様でまたまた大好評でありました。
まずは玄米豆ごはん。春の味覚、グリーンピースがたっぷり。
発酵小麦粉の「ふげん」を入れて炊いてあるので、
ふっくら炊きあがります。
それと、玄米で心配なのは消化が悪いこと。
だけど「ふげん」の力で消化がとっても良くなるので安心。
豆腐のステーキ。野菜ソテーを合わせて酵素のタレをからめます。
和風の味が美味。酵素のタレは最後に加えるので、栄養価も変わりません。
豆乳マヨネーズのポテトサラダ。
見ての通り、優しい優しい味なんです、これが。
その秘密は、この真っ白な豆乳マヨネーズのおかげ。
酵素が入っているとは信じられないクセのなさです。
もちろん身体にいいしね。
そして、なんと言っても昨日のメインはこれです。

野草のてんぷら。どう見ても雑草ですよね。
子供の頃はよくママゴトに使いました。
これが、信じられないけど食べられるんですよ!
しかも美味い!!
野草が食べられることを知っているりあんさん、
岡元信人か、キミは。
ヨモギは想定内ですよね。味も普通に美味しいし。
驚きのスギナ!!まさか食べられるとは!!
苦味もなくてアッサリしてます。
一番ビックリだったのが、カラスのえんどう!!花つき!!
ピーピー豆とか言って、河原で踏み散らかして遊んだ・・いや、あの、その。
美味しかった!!豆味!!あたりまえですが。
そしてツワブキ。まだ芽が出たばかりの、葉が開く前のものです。
柔らかくて美味しい。
野草には、それも新芽には、強い生命力があります。
それを私たちはちゃっかり頂いたわけですね。
それから、この天ぷらたちが美味しかったのには、
もう一つ理由があるのです。
それは、タネ。
これは「ふげん」100%の贅沢なものです。
おかげで甘くふっくら。しかもパリッとあがったのでした。
油で揚げてるけど、ふげんのお陰で消化も良くなるしね。
そして最後は紫イモのパンケーキのデザートです。
ふげんがたっぷり入ってますから、ふっくら焼きあがります。
こんな感じ。
みんなで食べると美味しいのだ。
今回は大高酵素南九州販売の社長、有馬さんが参加して下さいました。
詳しいお話が聞けるとあって、質問の嵐。
みんな、なかなか帰らなかったのですよ。
というわけで、楽しかった昨日。
ご参加下さった皆様、ほんとうに有り難うございました。
2014年03月07日
お誕生日は嬉しいものです。

今日は私の誕生日。
57歳になりました。しみじみ。
お誕生日というと、プレゼントでしょうか。
いや、催促してるわけではありません(ホント)。
私はプレゼントしがいのない人です。
今までに印象に残っている誕生日プレゼントは、
もらったモノよりも、
私があげて喜んでくれたモノなのですから。
高校を出たばかりの頃、
友達への誕生日プレゼントに、
水色のギンガムチェックのシャツをあげました。
「アンタにしちゃあ、気がきいとる。」
との反応だったのだけど、
その後、何年もそのシャツを着てくれており、
最後は袖口がほころびたといって、
半袖にしてまで着てくれていました。
今でも思い出すと嬉しくなるのですよ。
そんな私がもらって嬉しかったのは、
なんと言っても「自転車」。
これに勝るプレゼントは、後にも先にもありません。
小学校3年に上がる春に、
おばあちゃんが誕生日プレゼントとして買ってくれると約束していました。
おばあちゃんと一緒に自転車屋さんへ。
「早く早く。」
と走る私に、
「そがに急がんでも、もう頼んであるけんね。」
とにこにこしながら おばあちゃんは言いました。
当時は自転車といえども貴重なもので、
子供が自分の自転車を持つのは、
ちょっとした贅沢品。
お店にも品揃えはあまり豊富ではなく、
注文するのが普通なのでした。
女の子の私は本当のこと言うと、
ピンクか赤が欲しかったのだけど、
そんな色をねだると母に「品がない。」
と言われるに決まってるので、水色をお願いしていました。
いつかボロになったら
弟に下げ渡して新しいのを・・・という魂胆も。
まったく小賢しいガキでしたこと。
ピカピカの自転車に、
自転車屋のおじさんが名前を書いてくれました。
山吹色のペンキを使い、
細い筆で一文字ずつ入れていくのです。
無骨なおじさんの太い指を見て、
大丈夫かな~、途中で間違えたらどうしよう、
足が震えるほどドキドキする私。
ところがおじさんは、
一画ずつ正確にゆっくりと、
教科書のお手本のような名前を書いてくれたのでした。
とても綺麗な字を見ながら、
自転車屋さんって、お習字も出来ないとなれないのか~、
そう思ったのを覚えています。
「ゼッタイに、大切に乗ろう!!」
そう心に誓った私でありました。
新品の、自分の自転車に乗り、
菜の花の咲く土手、レンゲ畑の間を抜けて走る楽しさ。
その後、中学生の頃まで乗っていたと記憶してます。
弟は、自分のを買ってもらいました。
子供のもくろみなんて、そんなもんです。
その自転車で、
田んぼの中に突っ込んだり、
坂道をノーブレーキで下りて石垣にぶつかり歯を折ったり、
子供を轢いたあげくドブに突っ込んだり、
道に飛び出して車に轢かれかけたり、
最初の誓いはどこへやら。
それでも懸命に働いてくれた私の自転車、
今更だけど有り難うございました。
あれ?誕生日の話が逸れてしまったわ。
ま、いいか。
今日の宮崎の空は晴れ。
空も私を祝福しているのね、と信じる57歳のキリンさんなのでありました。
2014年03月06日
春のお料理教室

なんだか春だなあ、そう思う日が増えてきました。
雨の日が増えたし、風も吹くし、
花粉症もすごい勢いだし。
さて、今月も、
「酵素でヘルシークッキング教室」を開催する予定です。
3月24日(月曜日)11:00~13:00頃まで
場所はいつもの「くすりのキリン堂」です。
講師も前回に引き続き、小畑佳奈子先生(りあんさん)にお願いしております。
メニューはまだ決まっていませんが、
春はデトックスのシーズンなので、それに沿ったものになる予定です。
冬に溜め込んだ毒を
今のうちに出してしまいたいですね。
参加費は無料ですが、
試食はご予約の方が優先となりますので、
来られる方は早めにご連絡ください。
2014年03月04日
酵素を使って味噌を仕込む。
こないだの土曜日に、お味噌を仕込みました。
仕込み終わった画像がこれです。
「酵素のお味噌って、何?どうやって作るの?」
と思っている方のために解説を。
まず、お鍋に大豆を入れてお水に浸し、一昼夜ねかせます。
この際に「ふげん」を入れておきます。
「ふげん」とは、小麦粉からグルテンを除き酵素を足して発酵させたもの。
これを入れることで、大豆が早くいい感じにふやけるのです。
それから火にかけ、煮るのですが、
「ふげん」が入っているので短時間でふっくらと煮あがります。
それがこれ。
ちょっと前後するけど、
大豆が炊き上がる間にしておかなければならないことが。
麹と塩を混ぜておくのです。
素手で揉みながら混ぜると、
手の温かさで麹が目をさまし、香りがたちます。
炊き上がった大豆をつぶしたら、
そこに投入し、「ふげん」をかけます。
ここでの「ふげん」は、発酵を助けてくれるのです。
きれにに混ざりました。
混ざったら、おだんご状の味噌玉を作ります。
瓶に味噌玉を詰めるのですが、
この瓶の内側には「酵素」がたっぷり塗ってあります。
カビを防ぐためと、発酵を助けるためです。
味噌玉は空気が入らないように、
瓶の中に投げつけるようにしてビシっと詰めます。
しっかり上から圧力をかけ、密度を上げます。
ちなみに、この力強い立膝の持ち主は「りあんさん」。
見守る足は「空さん」です。
ちょっとわかりにくいけれど、
これは布と味噌でフタをし、上に「酵素」をかけ、ならしているところ。
この「酵素」は雑菌を防ぎ、カビを防いでくれます。
これで出来上がり。
6月には美味しいお味噌が出来ますよ~。お楽しみに。
お手伝い下さった皆様、有り難うございました。
それから、お味噌のご予約は締め切りました。
申し込み下さった方々、ありがとうございました。
2014年02月25日
今年も酵素で味噌造り。

やって来ました。
お味噌を仕込む季節が。
くすりのキリン堂では、
毎年お味噌を仕込んでおります。
味噌は味噌でも、
普通の味噌とはちょっと違うこのお味噌。
大高酵素を使う、酵素味噌なのであります。
どこが違うのかって?
そりゃあもちろん味が第一。
55種類の材料を発酵させて作った酵素ですから、
独特のまろやかな風味と香りが素晴らしいのです。
また、仕込んでから食べられるまでが早い。
それは酵素の中の乳酸菌などの微生物が助けてくれるから。
いつ仕込むのかって?
計画は、次の通りです。
日時:3月1日(日曜日) 10:00~13:00頃まで
場所:アロマトリートメント&タイ古式リラグゼーション「Rian」
清水1-8-2
問い合わせ:くすりのキリン堂(tel。0985-26-7890)
なんと、今度の土曜日なんです。
告知が遅くてごめんなさい。
瓶ごと仕込みたいという方、
ごめんなさい。閉め切りました。(本当にごめんなさい)
1㎏単位のお味噌のご注文は、
まだ受付中です。
料金は、1㎏につき1000円で、お一人様2㎏までとさせて頂いてます。
数に限りがあるので、お早目に申込んで下さいね。
さて、お味噌を仕込んだあとは、
みんなでお弁当を食べます。
いつも味噌造りの指導をして下さる、
大高酵素の生き字引、有馬さんの健康話を聞きながら。
味噌を仕込むところが見たい、手伝いたい、
そう思われる方は、どうぞご連絡ください。
お弁当の数の都合がありますので、
お早目によろしく。
手伝ってくれた方は無料です。
美味しいお味噌が出来上がるのは、
6月初旬の予定。楽しみですね~。
2014年02月13日
酵素でヘルシークッキング教室:第三回

今日も今日とて牡蠣を待つ私。
それは置いといて、
2月20日(木曜日)11:00~13:00頃まで
くすりのキリン堂にて
「酵素でヘルシークッキング」第三回を行います。
毎回とても好評で、次はいつですか?と聞かれるこの企画。
場所が狭いので定員があるのが残念なところです。
今回のテーマは「美味しくて楽しい雛祭り」というわけで、
雛祭りに使えるメニューを、
いつも講師としてお世話になってる小畑佳奈子先生が考えてくれました。
それが画像のお料理たち。
・デコレーション寿司
・苺とブロッコリーの白和え
・豆乳甘酒
・豆乳プリン
4品とも、綺麗で美味しくて、しかもヘルシー。
子供たちにも、大人にも、喜ばれそうですよね。
参加ご希望の方は、お早目にご連絡ください。
電話でもオーナーメールでも結構です。
(℡ 0985-26-7890)
それでは、引き続き私は牡蠣を待つのでありました。
2014年02月11日
断食前の食べ納め。

今日から酵素断食を始めました。
予定は三日間です。
画像のケーキは、
昨日「幸せうさぎさん」からもらったもの。
柚子の香りがして(柚子だよね。たぶん)、
しっとりした食感がタマラン美味しさでありました。
本来なら、断食の前には準備期間が必要なのですが、
酵素断食に限って言えば、
準備なしに断食に入っても差し支えないのです。
心置きなく食べるものを食べ、
今朝から断食スタートです。
今回の断食を決意させた理由?
1.暴飲暴食が続いた。
2.デブからデブと言われた。
3.夢のお告げがあった。
この三つです。
夢のお告げについて説明しましょう。
本当に久しぶりに、
ずっと片思いしてた一つ年上の幼馴染の夢をみたのです。
夢で逢えるなんて、ロマンチック!!と言いたいところですが、
私を見て彼が言ったことばは、
「また一段と成長あそばして。」
しかも全身をじろじろ見てのことです。
「小さい頃はあんなに可愛かったのに。」
これを三回繰り返して言われました。
「小さいころは可愛かった」
この言葉は、私のトラウマであります。
思春期の頃、散々言われて傷つきました。
「小さい頃は可愛かった」ってことは、
今はどうなのって話です。
私の同級生にも、
「3歳がピークだった」
と言われた男がおりますが、
彼も内心深く傷ついていたでありましょう。
まあね、今となっては可愛いも何も、
そういう問題ではないかもしれませんが。
とりあえず、
スッキリしたくなったのですよ。
それが女心というものなのでした。
トラウマがどうあれ、
断食して身も心もクリアになるぞ!!!
と、心に誓ったキリンさんなのでありました。
というわけで、しばらく私にエサを与えないで下さい。
2014年02月06日
温灸セミナーがありました

ご存じのように、
くすりのキリン堂では「温灸器」をおススメしております。
そもそも私が初めて温灸器を知ったのは、
福岡の友達の家に泊まった夜のことでした。
健康器具の類が苦手な私ですが、
その友達の言うことを聞いて損したことないので、
言われるままに体験することに。
気持ちいい・・・・・・・。
その夜の私がいつもに増してぐっすり眠ったのは言う間でもありません。
それ以来、自分の店でも温灸器を扱い始め、
推奨している次第であります。
そして昨日は三度目の「温灸セミナー」開催。
いつもの温灸指導士の先生にお話しをして頂きました。
(ちなみに画像に写ってるのは私。先生の画像は撮り忘れたのだ。しくしく。)
そこで経絡という言葉が出てきたのですが、
「経絡」って何のことか知ってますか?
知ってるけど、ようワカラン。
という意見がおおかたのように思います。
私も持っている漢方の教科書によると、
「気血がめぐる通路であり、
臓腑と臓腑、あるいは臓腑と器官、体表などをつなぐ連絡網である」
と書いてあります。
やっぱりわかりにくいですよね。
こうなったら、身体の中の色んな流れをイメージするしかないんです。
血管でもリンパ管でもないけど、
全身を走るエネルギーの道のようなもの。
まだワカラン?
わからなくても、その流れが滞ると良くない。
それはなんとなく理解できますよね?
元気がなくて滞る、障害物のせいで滞る、冷えて滞る、
色んな原因が考えられます。
そこで温灸です。
温灸は、無理やり通すという荒業ではなく、
あたためて緩めてほぐす、そんな感じ。
温灸をしてると、誰かにいたわられているようで、
なんだか優しい気持ちになります。
今の世の中、辛いことばかり。
誰かに優しくしてほしくても、
みんな自分のことで精いっぱいです。
自分で自分をいたわることが出来る。
それが温灸の良いところなんですよ。
興味のある人は、体験も出来ますので、
是非くすりのキリン堂までいらしてね~~。
一回500円です。
使ってみたけどイマイチよくわからん。
そういう人は、やり方に難があるのかもしれません。
遠慮なくお問い合わせください。
暦の上では春ですが、
まだまだ寒い季節は続きます。
風邪ひかないように、皆様お気を付け下さいね。
2014年01月23日
酵素クッキングでのこと

画像は先日の「酵素でクッキング」が始まる直前。
講師の小畑佳奈子先生の、
虎視眈々、いや、準備万端という佇まいであります。
いかにも出来る人って感じで
頼もしいわあ。
え?で、料理はどうした?
もちろん美味しく頂きましたとも。
ご参加下さったみなさまも、大満足でした。
で、写真はまた次回ってことで。
(どうやら撮り忘れたらしい)
来られた方の話題といえば、
やはり今ちまたで話題のノロウイルス、そしてインフルエンザのことでした。
どうすれば感染を避けられるのか?
テレビで見た限りでは、
集団感染の原因となった施設でも、
かなり予防には注意を払っていたとのこと。
それは一般家庭の比ではありませんよね。
なのに絶対に感染しないということは、
有り得ないのです。
また、同じ環境にいて同じものを食べても、
感染する人としない人がいます。
いや、感染しても、発症する人としない人もいます。
それはご存じのように、
免疫力の差。
バランスのよい食事、適度な睡眠、ストレスを溜めすぎないこと。
そして腸内環境をととのえること。
言葉で言うだけなら簡単なんですけどね・・・。
せめて出来るところだけでも頑張ろう、
そう思ってお料理教室に参加して下さったみなさま、
本当に有り難うございました。
少しでもお役に立てなら、心から有り難いことだと、
そう思うキリンさんなのでした。
さて、今夜は友達に会うために、
お仕事が終わったら西都に行ってきます。
楽しみでございます。
2014年01月09日
第二回 酵素でヘルシークッキングのお知らせ

まず、夕べは降らなかったとだけ報告しておきましょう。
傘いらずのオンナと呼んで下さい。
(意味がワカラン人は、前回のブログ参照のこと)
さて本題に入ります。
前回とても好評だった「酵素でヘルシークッキング」、
第二回の日程とメニューが決まりました。
今回は、ズバリ「和食」です。
年末年始と食べ過ぎてないとは言わせませんよ。
そう言う私だって・・・いや、あの、その・・。
このあたりで胃腸に優しいものを食べてみようではありませんか。
日時:1月20日(月) 11:00~13:00頃まで。
場所:ボンベルタ地下 くすりのキリン堂にて。
メニュー
1.玄米いなり寿司
2.さつま芋と切り干し大根の酵素味噌汁
3.車麩の角煮風
4.キャロットジンジャー温サラダ
5.モッフル(餅ワッフル)あんこ入り くるみ酵素ソースかけ
講師
小畑佳奈子先生
プロフィール:天空のカフェジール キッチンスタッフ
アロマテラピー&タイ古式リラグゼーション Rian主催者
前回もでしたが、
ほんとうに美味しくてヘルシーで簡単に作れるメニューばかりです。
酵素がいいと知ってても、なかなか飲めないという方でも、
毎日のお料理に少しずつでも取り入れることなら、無理なく出来るのでは?
興味のある方は、どうぞ参加して自分の目と舌で確かめてみて下さい。
参加費は無料ですが、試食はご予約の方優先です。
2013年12月17日
年末に酵素断食を

今朝から酵素断食をしています。
思えば広島は美味しかった・・・・。
四度のお好み焼きに、焼き牡蠣、小鰯の刺身、
すき焼きに穴子のタレ焼き。
はい、太りました。
それを解消もせず、その後も飽食の日々。
だって年末なんだもん。
これからも、まだまだ続く美味しいイベントを前に、
弱った内臓を立て直し、
一度スッキリしておこうかなと決心したのです。
猫や犬は、体調が悪い時はエサを食べません。
そしてひたすらじっとして回復を待つのです。
何も食べない、つまり断食をすることで、
消化器系の内臓を休めることが出来ます。
すると本来ならそこで使われるべきエネルギーが、
弱ったところのメンテナンスにまわるのです。
また、細胞の働きが活発になることで、
有害物質、老廃物を排泄する機能、免疫機能の働きが促進されます。
だけど人間は犬や猫のように
じっと寝てるわけにはいきません。
仕事だってあるしね。
だから、酵素を飲むのです。
酵素はすでに消化した食べ物のようなものなので、
内臓には負担がかからず栄養補給が出来るんですよ。
だから食事をとらなくても、フラフラすることもないのです。
予定では、今日から三日間。
そして土曜日の焼き肉忘年会、日曜日の温泉忘年会をこなし、
来週もう一度、三日間するつもりです。
明るい気持ちで新年を迎えるために、
頑張りますので、応援よろしくお願いします。
決して、エサを与えないでくださいね~。
2013年12月12日
酵素料理教室は大好評でした。
「酵素でヘルシークッキング!!」
というわけで、酵素を使った基本マクロビオティック料理教室が、
水曜日にくすりのキリン堂店内で行われました。
お料理を作ってくれる先生は、
天空のカフェジールで本格的メニューをこなしている小畑佳奈子先生。
別名りあんさんですけどね。
酵素の説明を同時進行で、
大高酵素の販売会社社長がしてくれる・・・・はずでした。
ところが、
よんどころない事情でまさかの欠席!!ノオーーーーーーー!!!
ってことは、私が解説????
何を隠そう、私は大勢を前にしゃべるのが苦手。
特にアドリブがまったくきかないタイプなんですよ。
そんな波乱含みな中、酵素料理教室はスタートしたのでした。

準備万端。(私がしたわけじゃないけど)
携帯で一生けんめい撮影を試みるが、うまくいかない私。
沙夜ちゃんが、
「キリンさん、デジカメないの?」
そうでした。私にはデジカメという強い武器が・・・・・。
さっと構えたのですが、なんかヘン。
・・・・・電池切れだよ・・・・。(私のデジカメは電池なの)
沙夜ちゃんに悲しい声で
「電池切れ~。」
と言うと、彼女はもっと悲しい声で、
「アタシもだよ~。」
とはいえ、主催者として画像がないでは済まないので、
スタッフのピーちゃんに助けを求めると、
ピーちゃんは隣のフルーツ屋さんに助けを求め、
デジカメに電池を入れてもらったのでした。
そんなことはいいから、
料理はどうしたって?それはこんな感じです。
かぶのポタージュを作ってるところ。
ミキサーにかけるかわりに、バーミックスを使うと簡単。
お料理には酵素がたっぷり。
そして、酵素入りの発酵小麦粉「ふげん」もたっぷり。
干しシイタケに「ふげん」をまぶし、ソテー。
美味しそう!!
子供もパクパク。
かぼちゃのカスタード。とってもクリーミー。
かぼちゃと玄米とブロッコリーのリゾット。
色取りもいいし「ふげん」が入っているので消化も抜群。
そうそう、酵素ドレッシングのサラダも美味でした(順不同すぎる)。
食べてる途中から、
「暑くなってきた・・・・・。」という声がしきり。
そうなんです。
だって、今回のお料理は身体を温めるものばっかり。
お腹の中からぽかぽかしてくるんですよ。
漢方で考えると、
白い蕪は「肺」、黄色いかぼちゃは「脾」、黒い干しシイタケは「腎」に良い野菜たち。
肺に良いものは風邪を予防し、
脾に良いものはお腹を温め、
腎に良いものは泌尿器、生殖器を温める。
さらに「酵素」と「ふげん」でパワーアップ!!!
なんて冬にぴったりのお料理なんでしょう。
レシピはりあんさんが考えてくれたもの。さすがです。
参加者の感想も、勉強になった、美味しかったと喜びの声ばかりでした。
そして、次回も是非また参加したいと。
というわけで、またやりますよ~。
次回は1月の予定。詳細はまたお知らせします。
とにかく無事に終わって良かった。ふう。
2013年12月08日
酵素って、身体にいいんですってね。

「酵素って、いいんですってね。」
と、よく言われます。
それに続いて
「ところで、酵素って、何にいいんですか?」
と聞かれることもしょっちゅう。
酵素のこと、あまり知らない方がほとんどのようです。
そんなアナタ方のために企画しました。
酵素を使ったヘルシーお料理教室。
12月11日(水曜日) 11:00~13:00くらい
くすりのキリン堂 ボンベルタ橘店にて
以前にもお知らせしたとおりです。

メニューは上の画像のお料理。
洋風でおしゃれで、しかも簡単で美味しいのだ!!!
マクロビオティックを基本としているので、
とってもヘルシーで身体に優しいものばかり。
お料理を担当してくれるのは、
天空のカフェジールでお料理を担当している、
小畑佳奈子さん。
彼女は
アロマテラピー&タイ古式リラクゼーション「Rian」の主催者で、
心と身体の健康のエキスパートです。
参加費は無料ですが、試食はご予約の方優先です。
ご希望の方には、当日のお料理のレシピを差し上げます。
当日は、
大高酵素南九州販売の有馬社長がご来店予定。
いろんな酵素のお話を聞かせてくれると思います。
酵素に興味がある人も、
ただお料理が食べたいだけの人も、
気軽にいらして下さいね。
2013年11月28日
酵素クッキング教室のお知らせ

先日お知らせしました酵素を使ったクッキング教室、
メニューが決まりました!!
コンセプトは、
「寒い冬、心も身体もぽっかぽか」
というわけで、身体を温めてくれる食材を使ったお料理特集です。
〇酵素ドレッシングのサラダ
〇椎茸のイタリアンソテー
〇かぼちゃとブロッコリーのリゾット
〇蕪の豆乳スープ
〇お麩のプチシュークリーム
画像は、
当日お料理を担当してくれるりあんさんが、
夕べ試作してくれたもの。
もうね、見てるだけでおヨダが・・・・・。
以前、ある人が言いました。
「身体にいいものって、不味いんだよね。」
その言葉、今回はまったく当てはまらないから。
身体によくて、しかも美味しい!!!
さらに、簡単に作れる!!!!!!
ここも大切なポイントですよね。
うそだと思うなら、来てください。
12月11日(水曜日) 11:00~13:00くらい
くすりのキリン堂ボンベルタ店にて行います。
参加ご希望の方は、材料の都合もあるのでご連絡下さいね。
ただ、作り手は一人なので(キリンさんは出番なし)
全員が腹いっぱい・・・・の量はご用意できないことを
あらかじめご了承ください。
さて、私は明日から広島へ里帰りです。
ちょうど広島で会議があるので、そのついでです。
友達と、お好み焼きを食べてカラオケに行く約束もあるし、
楽しみなのでした。
というわけで、
金、土、日、月の四日間はお店におりません。
が、営業はしてますので、ご用の方はご利用くださいませ。
ではでは~。
2013年11月21日
美味しー!ヘルシー!酵素でお料理。

ご存じのように、私は酵素が大好きで、
みなさまに強くおススメしております。
お陰様で、酵素が身体にとっても良いことは、かなり浸透してきました。
ありがたや。
でも、わかっちゃいるけどニオイが・・・、味が・・・・・・、と、
敬遠されることもしばしば。
そんなアナタに、酵素を使ったお料理をご紹介します。
驚くほどこれが美味しい!!しかも、当然ながら身体に良い!!!
うそだと思うなら、
くすりのキリン堂まで来てみませんか?
酵素を使ったお料理を作るところからお見せして、
もちろん食べていただきます。
えっ、でもキリンさんって、お料理できるの~~?????
と疑うアナタ、体育館の裏に・・・来なくていいです。
私はお手伝いだけで作りません!!
マクロビオティック料理で有名な、
「天空のカフェジール」のキッチンスタッフである
りあんさんにお越しいただいて、指導してもらえるんです。
りあんさんは、アロマテラピーとタイ古式リラクゼーションのお店もやっていて、
健康と食の安全にはとっても詳しいので、
きっと元気をいっぱいもらえると思います。
日時・・・・12月11日(水曜日) 11:00~13:00くらい
場所・・・・くすりのキリン堂
参加ご希望の方は、材料の準備もありますので、
事前にご予約くださいね。
今は献立を考えてもらっている最中です。
決まったら、また詳しくお知らせしますのでお楽しみに~。
2013年11月14日
寒い季節は温灸にかぎる。

寒くなってまいりました。
だって、もう11月も半ばですからね。
こうでなくっちゃ(暑いの苦手)。
だけど、寒いってあまり健康にはよくありません。
石原結實先生という医学博士は、
『体を温めると病気は必ず治る』なんて本を書かれてるくらいですから。
人間の一生のなかで、
一番若く、生命力が強い新生児は「赤ちゃん」と呼ばれます。
それは全身が赤い=体温が高いから。
一方、年をとると、
白髪、白内障など、
白ちゃんとも呼ぶべき「冷え」から起こる老化現象が現れます。
キーワードは、
赤から白へ、つまり温かいものが冷えていくという現象。
あらゆる病気は、
この体温低下によって引き起こされる、そう石原先生は書いておられます。
ということは、
身体を温めるってことは、それだけ健康維持に大切なんですね。
なんて理屈は抜きにしても、
この温灸はなにしろ気持ちいいんです。
昨日、お腹が冷える娘のために、温灸器を購入された方から、
今日またお電話がありました。
何か困ったことかしらと思ったら、
あまりの気持ち良さに自分がハマってしまったので、
娘用にもう一つ購入したいということでした。
一度でもうちの温灸をしたことがあるなら、
このお母さんの気持ちはとってもわかるはず。
うそだと思うなら、
くすりのキリン堂まで体験にいらしてね。
一回500円いただきますが、
約30分で、心も体もぽかぽかになりますよ~。
少人数の温灸教室も随時受け付けております。
この冬は、寒さ知らずといきたいですね。
2013年11月01日
手には不思議な力がある

うちのお客様の話です。
ちょっと前に背中がとても痛くなったとき、
痛み止めを飲んでもなかなか効かず、苦しんでいたそうです。
それを見かねたご主人が、
しばらくそこに手を当ててじっとしてくれていたのだとか。
「ほんとに不思議なんですけど、
そのうち痛みがおさまって、治っちゃったんですよ。」
不思議でもなんでもありません。
手には、そういう癒しの力があるのですよ。
ふれる、なでる、さする、ハグする。
それで傷が癒された経験はありませんか?
私には二人の祖母がいました。
父方と、母方と。
父方の祖母は私にとても甘く、
お小遣いもたんまり、洋服だって自転車だって、買ってくれました。
無条件に大好きでした。
母方の祖母は、血のつながらない息子に養われていたので、
お金を持っていませんでした。
細々と畑をつくり、実ったものを手作りの手押し車に入れて、
売り歩いては少々のお金を得ていたのです。
その中から、たま~に5円とか、10円を、こっそりくれるのです。
小さい頃はもらっていたのだけれど、
中学に入ってからは、さすがに受け取りづらく、断っていました。
それを淋しく思ってか、祖母は、
「足、もんじゃぎょうか(もんであげようか)。」
と言うようになったのです。
だけど中学生の私の足は、
マッサージを必要とするほど疲れているはずもなく、
いつも煩がって逃げてばかりいました。
そんなある日、
何があったのかは全く覚えてないのですが、
学校から辛い気持ちで家に戻り、
制服のまま、鞄もそのまま、
座敷にうつぶせになっていました。
泣きたい、でも涙が出ない、そんな感じで重い心をかかえて。
誰かが後から近づいてきたのを感じたけれど、
そっちを向くのもおっくうだと思ったとき、
その人は、黙って座り、私の足をさすり始めたのです。
おばあちゃんでした。
足首の方から上の方に、
ふくらはぎをゆっくりゆっくり撫でてくれました。
それが、びっくりするほど気持ち良いのです。
それから足の裏をもんだり、指をもんだり、
とても長い時間、私の足をマッサージしてくれたのです。
心を込めて、という感じでした。
私が
「もうええよ、ありがと。」
と言うまでずっとマッサージは続き、
「気持ちえかった?」
と聞かれて
「うん。」
と答えると、
おばあちゃんは本当に嬉しそうに、
にっこりと笑ったのです。
学校でのことは、もうどうでもいいくらい、
私の心は晴れていました。
この頃、私はよくこのおばあちゃんを思い出します。
あのときの手のぬくもりと一緒に。
2013年10月16日
温活のススメ。秋バテにも冷えにも。

「温灸おねがいしま~す。」
と、毎日のようにお客様が来られます。
「どうぞこちらへ。」
と、中央のテーブルに案内すると、初めての方は、
「えっ!!こ、ここで!?」
と、ビックリされます。
どうやらここで脱ぐと勘違いされるみたい。
脱がなくていいんです。
それから私が温灸器をセットし、お客様にわたしてから、
「まず耳にあててみて下さい。」
と言うと、
「えっ!!じ、自分でするんですか?」
と不安がられます。
でも自分でやる、いや、自分でやっていいんです。
温灸が身体に良いということは、
ほとんどの人が知ってますよね?
だけど、鍼灸院にわざわざ行く時間がなかったり、
熱くて火傷するんじゃないかと怖かったり、
煙がくさかったり、
そんなハードルのせいで、ためらってしまうことがほとんど。
だけど、くすりのキリン堂がおススメしている温灸器を使うと、
・自宅で好きな時間に簡単に出来る
・火傷しない
・ほとんど煙が出ない
そして確かな効果を実感することが出来るのです。
効能効果としては、
・血行の促進 ・筋肉のこり ・疲労回復
・神経痛や筋肉痛の緩和
・胃腸の働きを活発に
というのですが、それ以外にもいいことが沢山あります。
最初の画像では、耳に当ててますよね?
これもまた特徴の一つ。
耳に出来る温灸って、ほかにありません。
耳には足の裏よりもたくさんのツボがあり、
ここを温めることで、
全身の血流がよくなり、自律神経のバランスが調うのです。
ストレスが多く、冷え、肩こり、不眠などをかかえてる人にはピッタリです。
さらに、

専用のベルトを使うと、こんな使い方も出来てしまうのだ。
こうすることで、両手は自由。
雑誌を読みながらでも、テレビを観ながらでも、ラクチン。
画像の場所は三陰交。
女性が抱える万病に効くツボと言われています。
そして、どんな年齢の方でも使えます。

いや、両耳はちょっとやり過ぎですが・・・。
今とても多いのが、秋バテになやんでる人。
あまりにも暑い夏の疲れが、回復しきってないんですね。
放っておくと、自律神経が失調ぎみとなり、
冬のウツへと引きずられかねませんので要注意。
そんな場合にも、温灸はおススメなんです。
興味のある方は、くすりのキリン堂で体験することができます。
一回(約30分)500円。
もしも気に入って購入したい、となれば、
1セット・・・・9765円(温灸器+温灸剤32個)となっております。
また、少人数の温灸セミナー(予約が必要です)もやってます。
楽しく温灸を知りたいという方、どうぞ体験してみてね。
こちらも一人500円です。
みなさま、今年の冬は冷えるとの予想です。
温灸で、しっかり身体を温めましょう。
2013年09月20日
満月から新月へ向かうとき

夕べの月は、本当に綺麗でした。
流れる雲の様子もまた美しく、心に残りましたね。
満月の、一番古い記憶は子供の頃。
おそらく小学校にあがる前くらいではないでしょうか。
8時ころには眠りについていたのだけど、
何かの拍子に目がさめたのでしょう。
ここで最初の画像を見てほしいのですが、
これは実家の座敷から見た庭です。
当時はこの座敷の一つ手前の部屋に寝ていた私。
襖の隙間からもれる光に、
布団から起き出して、その襖を開けました。
するとそこには、画像のように開けた障子と縁側があり、
ススキと果物とお団子がかざられ、
縁側に腰掛けた母の後姿が見えたのです。
庭は満月の光に照らされ白く輝いており、
子供の私でも息をのむほどの美しさでした。
声も出せずに立っている私の方を、
母はゆっくりと振り返り、
「おいで。」
と手招きしてくれたのです。
小走りに母の横に行き、
同じように縁側に腰掛けた私。
月と母の顔を、代わる代わる見つめました。
まだ30前後であった母の横顔は、
月の光に照らされ、それは綺麗に輝いており、
娘ながらに、ぼうっとしたのを覚えています。
それにしても、
眠る前には縁側には何もなかったのに、
いつの間に母はお供えを設えたのであろうかと、
不思議でたまらず、
まるで夢を見ているような気分でありました。
「お団子、食べてもええ?」
と聞くのだけは忘れませんでしたが。
いつもは夜中に食べるなんて叱られるに決まってるのだけど、
その日の母は、
「ええよ、食べんさい。」
と、甘やかすように言ってくれたのも、
また夢のように思えた私。
食べたあとも、しばらく二人でお月見をして、
それから寝たのでありました。
幼い日の、甘い甘い思い出です。
さて、
満月から新月に向かうときは、
デトックスにとても適した時期なんです。
つまり、断食するなら今!!
本当は、満月の夜の断食にもとても意味があるのだけど、
団子の誘惑に負けた私。
しばらく予定があるけれど、
近いうちに断食しようと思っております。
皆様も、ぜひどうぞ。
2013年08月23日
思い出はいつも優しい

実家の庭です。
今朝のテレビで園芸療法の話をしていました。
その効果の一つとして、
土や植物の匂いを嗅ぐことで思い出を呼び覚ます、
ということがあるのだそうです。
あまりにも有名な話ですが、
プルーストの「失われた時を求めて」の中で主人公が、
紅茶にマドレーヌをひたした瞬間の匂いによって、
幼年時代を思い出す、という描写があります。
そんな経験、ありませんか?
私は沈丁花の匂いをかぐと、
高校受験の前の頃を思い出します。
寒い2月の夜遅く、塾から帰ってくると、
門の後の沈丁花が迎えてくれたのを思い出すからです。
バッグのお店に行って牛革の匂いをかぐと、
小学校入学直前を思い出します。
ランドセルの匂いだからね。
夏の朝、露を含んだ草の匂いからは、
ラジオ体操を思い出します。
嗅覚というのは不思議なもので、
視覚や聴覚よりも、ずっと古い原始的な感覚であり、
脳の色んな働きをうながすらしいのです。
「言い伝え」って、ありますよね。
今では文書もコンピューターもあって、記録ということが出来ますが、
昔はそんなものありませんでした。
中国の話なのですが、
「言い伝え」をするとき、
それは家族の歴史だったり昔話だったり「バルス」だったり、
様々な大切な事を後世に伝えようとするときには、
人を集め、話をしながら、
香料の入った小さな壷を回したというのです。
その話を聞いた人が、
今度は自分がその話をするときに、その香料を嗅ぎ、
記憶をより鮮明に思い出すために。
そこでまた同じ壷が回され、
そこで話を聞いた人が、また同じことを語り継ぐのです。
長い長い伝承の歴史の中に、
匂いというものが一役かっていたんですね。
「後を振り返るな」
なんて言葉もあるけれど、それとはまた違います。
思い出すときの脳の働きは、
創造するときに似ているといいます。
私の脳を活性化してくれる匂い、たくさんあります。
川の水と苔の匂い、寒い朝の梅の花、折れた生木、
泥んこの水たまりとゴムの長靴、ひなたぼっこしてた猫の匂い、
線香花火の最後に玉が落ちたあとの匂い、
キリがないのでやめますが、
匂いって本当に大切なもの。嗅覚に感謝です。
この頃は、清潔志向もあって匂いを排除する傾向にあります。
清潔はいいんだけど、残してほしいものもたくさんあるなあと思う、
今朝のキリンさんでありました。