2010年11月22日
まさかの漢方 不眠

画像は、夏の使いまわしです。あしからず。
昨日は博多で漢方勉強会。
不眠の漢方薬と、腹水の漢方薬の講義を聞きました。
不眠にも色々ありまして、
歯が痛くて眠れない、怪我がうずいて眠れない、
なんてのがあれば、
働きすぎて、疲れすぎて、寝付けない、
なんてのもあれば、
冷え症で、手足がしびれるほど冷えて眠れない、
ってこともあれば、
高齢になって、おしっこが近くて眠れない、
ってのもあり、
嫌なことを思い出し、腹が立って眠れない、
ってこともありまして、
これが全部同じ薬で治るほうがおかしい。
今回教えてもらったのは、以上のどれでもないのです。
その原因は「思慮過度」。
要するに、考えすぎる心配性の人の不眠です。
これは、誰かを恨んで「アノヤロー!!!」
と、カッカして眠れなくなるのではなく、
なんだか先行き不安だったり、
なんとなく心細い思いにとらわれて自分を追い詰め、
ちょっとウツっぽいカンジになる不眠です。
先生のお話を聞きながら、
これって私のことかしら??????
・・・・なんてちっとも思いませんでした。はい。
西洋薬だと、
どんな不眠でも同じような種類の薬の組み合わせになります。
漢方薬は、タイプによって薬が違います。
だから効き方も自然で身体に優しいのです。
ただ、不眠となると少し時間をかけて続ける必要があります。
風邪やぎっくり腰みたいに、短期間で治るとは言えません。
短期間で治るのは急性の病気です。
急性の不眠もゼロではないけど、
ほとんどが根の深いもの。
じっくり取り組む覚悟は必要です。
困った時には、ご相談くださいね。
勉強会はとても楽しくて、
懇親会もとても楽しくて、
延々と2時まで・・・・。
ラーメンの誘いはさずがに断ったが、
食べたかった・・。うう・・・・・。
こんな私ですが、今週もよろしく。