2010年08月24日
1年生になったら

おととい夏休みの宿題の話を書きましたが、
ほとんどのコメントが
「ギリギリまでやらない」というマクリ型でしたね。
やっぱりか~。
そう言う私は、マクリもせずトンズラするという図々しい子供でしたが。
でも、小学校に入るまでは、
自分がそんな人間になろうとは思ってもいませんでした。
幼稚園の頃の人生設計では、
小学生になったら、
宿題はもちろんバッチリ、
先生の言うことに逆らうことのない、
絵に描いたような優等生になると信じて疑わなかったのです。
それは幼稚園年長さんの夏でした。
おばあちゃんの家に滞在していた私は、
毎日のように向かいの家に遊びに行っていました。
そこには一つ年上の男の子がいたのです。
彼は「夏休みの友」をやっていました。
横でそれを見ながら羨ましくて羨ましくて、
来年こそは私も・・・そう思っていたら、
「わからん・・・。」
と、彼が言ったのです。
それは
「はんたいのことばをかきなさい」
という問題でした。
「うえ」
「ひがし」
「みぎ」
という言葉が問題。
解答欄には、文字の数だけ四角い空欄のマスが。
「なーんだ、こんな問題。」
得意満面の私。
「えっ!!わかるん???」
「うん。”うえ”の反対は”えう”じゃろ。」
「ほうかーーーーー!!!!すごいね!!つかさちゃん!!!」
解答欄には二つのマスが。
そこに彼はしっかりと
「え、う」
と書き入れました。
「ひがしの反対は、しがひじゃね!!!」
そう言いながら書き始めた彼は、
「し、が・・・・・あれ?」
解答欄には、マスが二つしかないのです。
「なんで二つ????」
「おかしいねえ・・。」
二人で頭をひねっていると、
2年生になる彼のお姉ちゃんが通りかかってのぞきました。
「ばーーーーーか。
”うえ”の反対は”した”、”ひがし”の反対は”にし”。」
はははははは、と、哄笑とともに立ち去ったのです。
彼と私はしばらく無言で夏休みの友を見つめていました。
その時の私は恥ずかしさでいっぱいだったのですが、
彼は彼でもっと恥ずかしかったかもしれません。
遠い夏の日の思い出の一コマであります。
話は変わりますが、
ボンベルタは27,28,29日とキャッシュバックセールの予定。
プレミアムカードをお持ちの方は、
1万円のお買い物につき、
なんと千円の金券と交換が出来るのです!!!!
どうぞこのチャンスをご利用下さいね~~。