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Posted by みやchan運営事務局 at

2010年02月09日

青春の光と影



写真と本文は関係ありません。

昨日、東京の話を書いて思い出した友達の話。

彼は東京の大学に合格し、青雲の志を抱いて上京したばかりでした。
ああ、あこがれ花の東京。

都会では誰もが足早。
負けずに歩を進めていたとき、段差があったのに気付かなかったそうです。

あっ!!と思う間もなくころんでしまいました。
でも彼は恥ずかしくて立ち上がることが出来ず、考えたのが、

「そうだ、気を失ったふりをしよう。」

そして、身動きもせずに待つこと1分、2分、3分・・・・・
時は過ぎてゆくばかり。

いっぱい人が通り過ぎるのに、誰も声をかけてくれない。
「大丈夫ですか?」
そう声をかけられたら、
「あ、ちょっと眩暈が・・貧血なので・・・。」
と言い訳しようとシナリオも決まっているのに。

しかたがないので、彼はよろよろと立ち上がり、
誰に言うともなしに小さな声で、
「ああ、眩暈が・・・」
と言ってみて、さっきよりももっと早足でその場を立ち去ったのでした。

「東京に裏切られた。」
と言ってたけど、当時の彼を考えると、
きっと浮浪者の行き倒れと思われのに違いないのですが・・・。

もう一人は大学の同級生です。
彼は大学に入ったら、可愛い彼女を作ることを夢見ていました。
でも、現実は彼にとても厳しかったのです。

当時、彼は下宿屋さんに住んでいました。
カベ一つへだてた同じ1年の友達には、早速彼女が出来た様子。

睦まじい声が聞こえてきます。
「お料理、作ってあげるね~♪♪美味しいかどうか、わからへんけど。」
「キミの作るもんやったら、何でも美味しいで。」
「いやん。」

こんなカンジ。悶々と聞いているうちに、腹が立ってきました。
そして、彼女の
「卵ないの~?卵」
という声が聞こえたとき、思わず隣の部屋のカベに向かって

「こっちなら卵あるでーーーー!!!」
とどなってしまったのでした。

ああ、美しくも悲しいもの、それは青春。

昨日は沙夜さんとmotyママとおくちゃんが来てくれて、
沙夜さんの瓶を開きました。

前回より塩気が多かったかな。でも綺麗に出来てました。
貢ぎ物も頂いて、ホクホク。

そして、インテリア・トリムのトリムさんからは
ミモザの花を頂き、夜は美味しいお店に連れて行ってもらいました。
とても、とても、とても、美味しいお店でしたよ。

お刺身も、ちゃんと起きてました。

昨日は一日とても楽しかったので、
今日は真面目に頑張ります。(いや、いつも真面目なんだけどね)  

Posted by キリンさん at 11:09Comments(17)王様の耳はロバの耳