2010年02月03日
事故の顛末

先日、当て逃げにあい無残な姿になった愛車のワゴンRちゃん。
「その後、どうなったの?」
と多数の方からご心配の声を頂き、本当に有り難うございました。
お陰さまで、綺麗な姿に生まれ変わって戻って参りました。
最初ちょっと不具合があって、もう一度直してもらって、
今は元通りというか、元以上に元気に走ってくれています。
加害者側が全部面倒を見てくれたのですが、
突っ込んだときは、
「ほんとうにほんとうに、疲れていた」
そうです。
この言葉に、私は何も言えません。
何故なら自分だって、とっても危ない時があったからです。
ずっと前のことですが、
二度、信号無視をしました。
「黄色だけど、行っちゃおう」とか、
「赤だけど、誰も見てないからいいか」なんて、
横着な理由ではありません。
二度とも、赤信号に気付かずに突っ込んでいるのです。
一度は、宮崎駅から橋に向かう途中の大きな信号。
雨の夜でした。
モロ赤信号でしたが、気付いてないのですからノーブレーキです。
青信号の方向から来たタクシーが、
激しくクラクションを鳴らし、
ものすごい角度で避けてくれたのですが、
一瞬何のことかわからず、
自分が赤で突っ込んだのだと気付いたときには、
全身から汗が噴出す思いだったのを覚えています。
もう一回は、県病院の角、平和台線との交差点です。
黄色で止まったのですが、
その黄色が赤に変わったとき、
何を思ったのか青になった気がして発車したのです。
直進の車からは当然のようにクラクションを鳴らされ、
すぐに気付いたのですが、
交差点の途中で止まるわけにもいかず、
そのまま走り抜けました。
もし直進の車が前方をよく見ておらず、
信号が変わった瞬間に飛び出していたら、
確実に当たっていました。
どちらも、ちょっとタイミングがずれていたら、
大きな事故で他人に迷惑をかけ、
自分の命も縮めていたかもしれません。
最初のタクシーの運転手さんも、
二度目の直進車に乗っていた方も、
前方にきちんと注意を払っていてくれていたので助かったのです。
思い出すたびに、申し訳なく思うのと同時に、
感謝しなかったことはありません。
言い訳するつもりはないのですが、
どちらの時にも、
ほんとうにほんとうに、疲れ果てていました。
でも、それ以来は教訓としてこの事を考え、
絶対にそこまで疲れないように心がけています。
だから事故もありません。
自分が疲れて壊れるだけならいいのですが、
必ず誰かを巻き込んでしまったり、迷惑をかけるという事態が起こります。
それは一番避けたいこと。
復活した愛車を見つめつつ、
そう思う今日この頃なのでありました。
皆様も、無理のし時って場合もあるのだけど、
ギリギリまで自分を追い詰めるようなことは、
絶対に避けてくださいね。
と、真面目に決めたところで、今日はこれまで。