スポンサーリンク


上記の広告は一定期間更新のないブログに表示されます。新しい記事を書く事で広告が消す事ができます。

  

Posted by みやchan運営事務局 at

2009年08月05日

まさかの漢方 寝違え




みなさんの中には
漢方薬の常識として
「慢性的な病気を時間かけて治す」
というイメージがないでしょうか。

それも間違いではないのですが、
急性の疾患をパッと治す場合も多々あります。

ちょっと前の話になりますが、
ある漫画家さんのエッセイの中に、こんなことが書いてありました。

担当編集者と仕事の打ち合わせがあり、
待ち合わせた喫茶店に行くと、
編集さんは、背中に緑色のワニのぬいぐるみをしょっていたのだそうです。

「ど、どうしたんですか?それ・・・?」
と、恐る恐る聞くと
「夕べ寝違えまして、色々試したんですが、
 これが一番具合がいいもんで・・・・。」

ひどく寝違えてしまったので、添え木代わりというか、
首を支えるものがないと、一歩も歩けないほど痛むのだとか。

漫画家さんは、本当に気の毒だなあとは思うけど、
彼がこの格好で道を歩き電車を乗り継いでここに来たと思うと、
笑いを禁じ得なかったと書いていました。

さて、この寝違えですが、漢方薬がよく効きます。
「まさか!!??寝違えに漢方薬!!??」
って言われることが多いんですけど、効くんです。

それは疎経活血湯(そけいかっけつとう)というお薬。

『万病回春』(まんびょうかいしゅん)という古い本に載っています。

痛みをやわらげ、体液や血液の循環を促し、筋肉の緊張を取ってくれます。

首だけでなく、背中の寝違えや腰痛、ギックリ腰にも効きます。
いい仕事、してくれるんですよ。

他にも「まさか、コレが漢方で治るの!!??」
ってケース、よくあります。(もちろん全てではありませんが)

困った時には是非、ご相談くださいね~。

では、今日も元気だしていきますか!!!  

Posted by キリンさん at 11:21Comments(24)漢方