2011年04月18日
日向夏に込めて

宮城の薬屋仲間からお礼の電話がありました。
地震のあとに
「元気です」と電話をくれた友達です。
元気とはいえ、
海岸に近い街で地震被害に合っているわけで、
自分の心労も大変だろうに、
薬屋としての仕事を毎日頑張ってこなしている彼。
何か力になりたいなあと考えました。
現地まで飛んで、
仕事を手伝ったり、周りを片付けたり・・・
なんてことはとても出来ません。
だって私は私で
宮崎の人たちの健康維持のため、
働くという尊い使命が・・・
というのはかなり過言ですが、
仕事はしなくちゃね。
じゃあ、何か送ろうかなあ。
お金・・・??
ないし。
お水は水道が復旧したと言ってたし、
必需品といえば・・・
いくら考えても、
必需品が思い浮かびませんでした。
そこで思いついたのは、
日々一生懸命なときのご褒美といえば、
ちょっと贅沢な美味しいフルーツ???
宮崎のフルーツといえば、
日向夏でしょう!!!!!
(マンゴーは予算オーバー)
というわけで、
ボンベルタのフルーツ永野さんに頼んで
日向夏を送ってもらいました。
思った通り、
電話での彼の声はとても弾んでおり、
すぐにみんなで食べたこと、
子供達も大喜びだったことを語ってくれたのです。
「白いとこも一緒に食べると、
ホント、甘いっすね~~!!!
果物食べたの、ホントに久しぶりなんで、
みんな喜んでます!」
やっとガスも通じて、
30日ぶりにお風呂に入って気持ちよかったこととか、
笹かまぼこの工場が被災したので再起は難しいかもしれないとか、
自分ちの周辺は少しは片付いたけど、
ちょっと行くとヒドイ有様だとか、
でも
繁華街に行ってみると、
ウソみたいに元気に賑わっているとか、
そんな話も聞きました。
彼の声をきくと、
こっちが頑張らなくてはって気分になるから不思議。
宮崎の日向夏、
喜んでくれてありがとう。私も頑張ります。
今度はマンゴー送ります。