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Posted by みやchan運営事務局 at

2011年11月18日

ホイホイゲーム




メカが嫌い!!!
自他共に認めるところです。

ゲームもアナログ派。
トランプ、花札、麻雀、百人一首。
いずれも大好きです。

しかしながら、
昔はそうでもなっかった。

百貨店の屋上の遊園地や、
温泉場の遊技場に行くと、
その頃は隅にひっそりとですが、
電気仕掛けのゲームが置いてありました。

100円を入れると、
いきなりぱっと明るく電気がついて、
ういーんういーんとスイッチが入る音がします。

電気仕掛けのゲームの主流は
ピンボールのようなものでしたが、
子供はダメと言われてました。

子供向けのものは、
ゲームというより覗き眼鏡のようなもので、
双眼鏡みたいなところを覗くと、
紙芝居のようなものが
カシャッカシャッと自動的に切り替わるのです。

これは、大嫌いでした。
絵はヘタクソだし、声は聞き取りにくいし、
子供と思ってバカにしているメカでありました。

その中で、異彩を放っていたのが、

「ホイホイゲーム」なのです。

これは画面に数字がランダムに散らばっていて、
スイッチを入れると、
その中のどれか一つがパッと光ります。

それを見て、
同じ数字を手元のボタンから選んで押すと、
また別の数字が光るので、
次はそれを、という具合にゲームが進むのです。

最後には、
ちゃんと押せた数字の数によって、
「よくできました。名人!!」
とか、
「まだまだダメ。がんばろう!!」
といった表示にランプがつくのでした。

太鼓の達人みたいなもんか?

私はそれに熱狂し、
母に小銭を何度もねだっては
「これ以上はダメ!」
と断られては、

ああ、大人になってお金をかせいだら、
飽きるほどホイホイゲームをするのだ!!
と、固く心に誓ったのでありました。

画像の不可思議な絵は、
ホイホイゲームに描かれていたもの。
ちょっと記憶があいまいなので
正確さに欠けるかも。

でも、子供の心には
この得体の知れないオジサンに対して
熱い闘争心が燃え盛り、
ゲームのボタンを力一杯おしまくっていたのでした。

ああ、郷愁。

あのホイホイゲーム、全国的にあったのかな。
誰か知りませんか?

  

Posted by キリンさん at 15:48Comments(8)王様の耳はロバの耳