2011年10月30日
下戸の言い分

まったくの下戸ではないのだけれど、
お酒があまり強い方ではありません。
乾杯のビールが、
食事が全て終わって席を立つころまで残っています。
アレルギーだったり、
気分が悪くなるわけではないのですが、
結局は好きじゃないんですね。
「とことん飲んでみたら実は飲めるのでは?」
なんて言われたりもするけど、
美味しくもないのに、どうして飲まなければならんのか、
納得できません。
「酔うと楽しいよ。」
なんて言われたりもするけど、
別に酔わなくても楽しめるので、余計なお世話です。
「飲んでない人がいると白ける。」
なんて責められることもありますが、
それは酒飲みの勝手な言い分で、
そんな人に限って、
酒に弱い人が無理して飲んで悪酔いしたりすると、
「飲めないのに、無理して飲むからだ。分を知れ。」
なんて、これまた責めたりするんですよ。
下戸にとって、
辛いのがワリカンです。
どう考えても、1000~3000円くらい損します。
仲の良いグループだと、
「オマエは飲まないから。」
ってことで、下戸価格を設定してくれたりしますが、
それは特別。
「あら~、飲めないんですか?
だったら、ジュースでも何でもお代わりしたら?」
なんて言う人もいたりしますが、
アンタ、食事しながら何杯ジュース飲めますか?
と聞きたい。
そもそも食事のときにジュースなど飲みたくないし。
烏龍茶を頼むのも、ほとんど義理。
雰囲気を壊したくないというだけの理由なのですよ。
最近はやりのフリードリンクという制度も、
下戸にはとても不利。
これだとセット価格になっているので、
下戸価格もなにも、全く一律のお値段です。
「私、飲みませんので。」
と言ってみても、
「いや~、全員でないとちょっと・・。」
てなことになります。
はっきり言って、
フリードリンク料金の1500~2000円は、
下戸にとっては、
まったくドブにお金を捨てているようなものなのです。
だけど、そんなこと言うと、
なんだかケチなヤツと思われるのではないか、
雰囲気を壊すのではないか、
もう声をかけてもらえないのではないか、
そんな懸念が頭をよぎるので、
別にどうってことないフリをしているのです。
大人の世界では、下戸は少数派。
呑んベエの機嫌を取って生息しているのですよ。
とはいえ、私は飲み会が大好き。
友達のほとんどがウワバミでして、
浴びるように飲む人も少なくありません。
お酒を好きな人がお酒を飲む様というのは
見ていてとても気持ちがよく、
とても楽しい気分にさせてくれるものです。
だから、
多少の無駄なお金も惜しくないと思っているのですが。
ただ、これから忘年会のシーズンであり、
回数が多いとね、愚痴も言いたくなっちゃうんですよ。
今日は日曜日だし、
ブログを見る人も少ないかと思い、
こっそり愚痴ってみました。
では。