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Posted by みやchan運営事務局 at

2011年10月01日

お葬式




結婚式の記事の次にお葬式とは。

主人の父が亡くなりました。
半年ほど入院していたのだけど、
そんなに重篤というわけでもなかったので、
突然のことに驚いています。

危険な状態であったら
実家に帰ったりしてないもんね。

木曜日に実家に帰って
月曜日に宮崎に戻り、さて働くぞ!!と思っていたら、
翌日の火曜日の朝に容態が急変して
そのまま亡くなったのです。

まるで私が実家でのんびり過ごせるように、
待っていてくれたみたい。

とにかく優しい人で、
同居して20年以上になるのだけれど、
私のことはずっと
「つかささん」と呼んで大切にしてくれました。

火曜日の朝、病院から知らせがあって
店番がある私は行けなかったのだけれど
他の家族は全員が駆け付け、
主人が
「お父さん」と声をかけると

「は~い・・」
と答え、そのまま息が途絶えたのだそうです。

とにかく丈夫で頑丈な人だったので、
ずっと元気でいてくれるようなつもりでいたけれど、
一度具合が悪くなってからは
どんどん火が小さくなっていくように弱ったのでした。

半年ですから長い患いではなく、
ひどく苦しむ場面も少ないまま、最期を迎えたのは、
周りに対する気遣いのようにも思えます。

そんな人でした。

通夜、葬儀に来てくれた面々は、
本当に父との別れを悼んでくれる人ばかりでした。

そして、きっと父が一番に喜んでいるだろうと思えるのは、
二人の弟のことです。
ちょっとした諍いから
10年以上もお互いに音信不通だったのです。
その間にはさまれた父はずいぶん心配していました。

その二人が棺を前にして、
色々と語り合っていたようです。

お葬式って不思議。
すべてが魔法のように思えることばかり。

父のお葬式の前後は、
お天気が安定せずに、急に雨が降ったりしましたが、
お葬式の日だけは綺麗な秋晴れで、
一日中、それは続いたのでした。

それから、
訃報を聞きつけて
色々と気遣ってくれたブロガーの皆様、
心から感謝しております。

メール、電報、お花、弔問、
とても嬉しかったです。

それから特に、
いち早く訃報を耳にして、
心配してキリン堂に顏を出したばっかりに
受付を押し付けられた二人、

BAR小粋の御頭と、はりがねやホショのりあんさん、
突然のことなのに快く引き受けてくれて、
有り難うございました。
二人の実務能力の高さにはたまげました。
(私が駄目すぎるという説もある)

くすりのキリン堂は、
父が始めたお店です。

頑張って続けて行くのが供養かなあと、
そう思う今日でありました。  

Posted by キリンさん at 12:35Comments(10)王様の耳はロバの耳