2011年05月26日
乳癌のリスク

昨日はにゃろ~まさんの記事に影響されて、
フォークダンスの話を書いてしまったのですが、
その前日に乳癌のことを書くと予告していたのでした。
以前も書いたような気がするのですが、
おさらいの意味で友達の話を。
私がまだ20代後半だったころ、
テレビで乳癌の触診の話をしていました。
それを見ながらなにげなく胸にさわってみると・・・・
・・・・あれ?これって、シコリ・・・????
胸の横の方に小さな塊があるではありませんか!!!!!
私はもともと楽観的な人間ですが、
不安を放ったらかしには出来ないタイプ。
すぐさま病院へGO!!
お医者さまは表情も変えずにアッサリと、
「あ、これ大丈夫ですよ。」
は・・・・はあ・・・・。
でもシコリが・・・。
「何かははっきり言えませんが、癌じゃないですよ。
ほら、しこりが柔らかいでしょう?押せば動くし。
癌だったら、もっと固くて動かないんです。
どうしても何かを知りたかったら、細胞をとって調べますが。
どうしますか?」
ちと半信半疑ながらも、癌じゃないと太鼓判だったのでまあいいか。
家に帰ると、ちょうど友達から電話がありました。
私がその話をしていると友達は
「あれ?今ちょっと触ってみたけど、シコリがあるみたい。」
と言うのです。
「私も大丈夫だったから、大丈夫と思うけど、一応病院に行ってみたら?」
「うん、行ってみるわ。」
それから何日か後のことです。
彼女から電話がありました。
「どうだった~?」
と脳天気に聞く私。すると彼女の答は
「今、病院やとよ。手術したの。」
「えっ!!???」
と言ったきり二の句が継げない私に
「要するに、悪性だったわけよ。」
彼女はその時たしか25歳。
ドラマのような大恋愛をして、結婚したばかりでした。
「ダンナに、離婚してって言った。」
「そんな・・・。」
「そしたらダンナは、
ぼくがもし交通事故にあって片足を失ったとしたら、
キミは離婚する?って言ってくれた。」
彼女と私は、しばらく静かに泣きました。
もう20年以上も前の話です。
続きはまた明日。