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Posted by みやchan運営事務局 at

2011年05月23日

陰影礼賛 黒礼賛




日曜日は博多で勉強会があり、
その夜は友達の家に泊めてもらいました。

画像は、
寝る時に必ず枕元に置いてくれる
ステンドグラスのランプです。

真っ暗な中にぼうっと灯るランプは何故か懐かしく、
疲れた心を優しく癒してくれます。

帰りのバスの中では、
谷崎潤一郎の『陰影礼賛』を久しぶりに読みました。

闇、陰、暗がり、
そういったものの中に風情を感じ愛でる心は、
日本人の特権のような気がします。

土曜日に、黒麒麟会がありました。
なんとなく集まったメンバーですが、
みんな優しい人たちです。

この優しさというのは、
困ってる人に対して大きな声で
「大丈夫?」
なんて声をかけるような類ではなく、

なるべく本人には気付かれないように
裏でサポートしようとするような、

光をあてるのではなく、
木陰を作ってあげるような、

そんな優しさではなかろうかと思うのです。

「お主も黒よのう。」
「お代官様こそ、真っ黒にございますよ。」

「ふっふっふ。」
「へっへっへ。」

なんて会話を交わしてるわけではありませんが、
楽しい時間を過ごすことが出来たのでした。

また話はもとに戻りますが、
ステンドグラスのランプというものは、
思いのほか日本家屋にしっくり合うように思います。

昔の行灯や灯篭の灯りにつながるような。

ブロガーさんの中にもステンドグラスの作家、
花水木のKAZUさんがいらっしゃいます。

彼女の作品も、とても綺麗です。
私は彼女に実家に置くランプをオーダーするために、
こっそり積み立てをしているのでありました。

博多のことは、
明日また書く予定。では。  

Posted by キリンさん at 16:16Comments(11)王様の耳はロバの耳