2015年09月29日
ケータイ不携帯の旅。

土曜日から月曜日まで、福岡に行って参りました。
もちろんお仕事ですよ。
高速バスに乗り込んで、さあ出発。
そこで気付いた。
携帯・・・・忘れとるやんけ。
今から月曜日の夕方まで、携帯が手元にない。
それは由々しき一大事。
でも、そこで慌てないのがエライ私。(自分で言う)
前にも、携帯を忘れて広島の実家に帰った経験が物を言うのだ。(すでにやらかしちゃってるの)
「携帯がない!!困った!!どうしよう!!??」
さすがにちょっとは慌てますが、失敗し慣れている身だと、すぐにこう考えます。
いったい、何が困るのか?
お店や家族と連絡がつかない。
パーキングに着いたら、すぐに公衆電話を探しました。
「携帯忘れた。」
「ほーう。(家族の反応)」
「そうですか。(キリン堂スタッフの反応)」
「定期的に電話するから。」
「そうして。じゃあね・(家族の反応)」
「わかりました。大丈夫ですよ、お気を付けて。(スタッフの反応)」
もっと、こう、大騒ぎしてくれんかなあ・・・・・。
でも、冷静に考えると、そんなもんなんです。
ただ、今回とてもラッキーだったのが、
誰とも待ち合わせをしてなかったことです。
ちょっとだけ時間があったので、
友達とお茶でも飲めないかと連絡したのだけど、
今回は、ことごとく振られたのでした。
もしも待ち合わせしてたらどうだろう。
近頃の待ち合わせは、
「着いたら電話するね。」
あぶね~~~~~~~~~~~。
夜は友達の家に泊まったのだけど、
ここは何時に行ってもいいことになっていたので、連絡の必要なし。
月曜日に戻ってくるまで、
家族とお店に何度か電話したけれど、
特別なことは起こらず、なんてことありませんでした。
なんとなく拍子抜けですが、携帯なくても、なんとかなるもんです。
さて、もうすぐ10月。
元気だしていきましょうね。
2015年09月02日
いじめの記憶

いじめたことも、いじめられたことも、
生きていれば多かれ少なかれ、あるものです。
その中でも、胸の奥に小骨がささったみたいに、
という表現がぴったりな出来事がありました。
小学校5年生のころのことです。
1年生の時からずっと同じクラスに、たかこちゃんはいました。
可愛いし、明るいし、素直だし、足が速くてスポーツ万能で、
たかこちゃんが誰かの悪口を言うのを、聞いたことがありません。
もちろん学年でもとても目立っていて、
「友達になりたい女子ナンバーワン」という代名詞がぴったり。
そんなたかこちゃんを、みんなでいじめたのです。
いじめって、何の落ち度がなくても始まるものなのです。
きっかけは、全くバカバカしいことなのですが、
「たかこちゃんのブルマ‐がヘン」と誰かが言いだしたこと。
たかこちゃんのブルマ‐は、
お兄ちゃんのズボンを縫い直したものでした。
当時はそんなことは珍しくなくて、
実は私も母の手縫いの、おもいっきり広がった提灯ブルマ‐だったので、
ヒヤヒヤしたのですが、
何故かこの際お目こぼし。
いじめって、ターゲット以外はどうでもいいんです。
「リレーの選手なのに、あんなブルマ‐は恥ずかしい。」
誰かが強く言うと、
引きずられるかのように、そうだそうだと言い始めるから怖い。
みんなの憧れのたかこちゃんだったのですが、
憧れと妬みは表裏一体。
その日から、みんなたかこちゃんを避けるようになりました。
ある日、仲の良いメンバーで遊ぶ計画をたてました。
メンバーの一人の家に集まろうと。
いつもなら、当然のようにたかこちゃんも誘うのだけど、
黒い心に支配された私たちの合言葉は、
「たかこちゃんには、絶対に知らせないように。」
当日、みんなで集まって楽しく遊んでおりました。
おばちゃんがオヤツに出してくれたお芋を美味しく頂いていたとき、
玄関で声がしました。
「ごめんください。」
全員が一瞬、凍りつきましたね。
「たかこちゃんだ。」
何故か、全員で玄関に走りました。
どどどどどどっと。
みんなを見て、目を丸くして立っているたかこちゃん。
ちょっと黙っていたけど、にっこり笑って、
「みんな、来とったんじゃね。」
「・・う、うん・・・・。」
実は、たかこちゃんの家は、そこのご近所。
その日は偶然遊びに来たのでした。
そして一瞬で、自分だけが誘われなかったということを知ったのです。
みんな、しばらく気まずく押し黙っていたのですが、
たかこちゃんが再び口を開きました。
「あっ、うち、お母ちゃんに用事を頼まれとったんじゃ。
帰るね、バイバイ。」
帰るまで、ずっと笑顔だったたかこちゃん。
だけど、心の中はどうだったのでしょう。
あの時のたかこちゃんの笑顔と、
それを見た時の私の心の痛みは、未だに忘れられません。
きっと、そこにいた全員が同じ心の痛みを感じたはずです。
その証拠に、次の日から、
たかこちゃんとの友達関係は復活しました。
何事もなかったかのように。
その後、誰もそのことを口にしたことはありません。
たかこちゃんも、何も言いませんでした。
だけど、何も悪くない人をいじめてしまったという苦い記憶は、
今でも心に刺さったまま、しっかり残っているのです。
2015年08月26日
キリンさんは、元気です!!
こないだ、お店で仕事をしていた時のこと。
「よかった~、生きてた。」
という声に振り向くと、そこには〇〇〇さんが立っていました。
(名前は言っちゃダメだそうで)
「ずっとブログを更新してないから、
もしかして具合が悪いんじゃないかと心配して見に来たのよ。」
いや~、ご心配おかけして申し訳ありませんでした。
お店の移転だのリニューアルオープンだの、
バタバタ忙しく、1つのことしか出来ないキリンさんはブログをさぼってました。
一度さぼると、なんだかめんどくさくなっちまって。
もともとさぼり癖があるので、いけませんねえ。
まさか心配してくれてる人がいようとは。
キリンさんは感激の涙がちょちょぎれる思いです。
ブログをさぼっている間に、
ボンベルタ地下の改装工事も終わり、
くすりのキリン堂は、無事にリニューアルオープンを果たすことが出来ました。
それもこれも、応援して下さる皆様のお陰であります。
いや、本当に思ってるんですよ、ブログはさぼったけど。
ところで、今朝の地震はけっこう揺れましたね。
私、実は朝風呂に入っておりました。
湯船にゆったりつかっていた時だったのですよ。
お湯とともにゆらんゆらん揺れると、
まるで揺り籠の中にいるようで、なかなか気持ちの良いもの。
うっとり・・・。
うっとりしながらも、別の頭で考えた。
もしも揺れが激しくなったらどうする?
天井が落ちてきたら?
湯船には、なみなみと湯が張ってあります。
もぐった上に天井が落ちたら溺れ死んでしまうかも。
早めに栓を抜いておこうか。
そして身を縮めていれば、助かるのでは?
昔話に、山姥が風呂の中で死ぬ話があったなあ。
でも裸で風呂で死んだ場合、
発見されても納得してもらえるだろうが、
飛び出して台所かどこかで柱の下敷きになった場合、
なんで裸なのか理解してもらえないのも困るよね。
と、わけのわからんこと考えているうち、
揺れは無事におさまったのでありました。
そんなこんなで相変わらずのキリンさんです。
ボンベルタの地下は綺麗になりましたよ。
ずいぶん変わってビックリです。
どうぞ様子を見にいらしてね。
ついでに、元気なキリンさんの顔も見にいらしてね。
あ、最初の画像は加賀のゆるキャラ「ひゃくまんさん」です。
これをくれた「あーちゃん」が、今宮崎に来ているのだ。
それで出してみました。では。
2015年07月09日
私、狙われておりまして。

初めはお電話でありました。
「〇〇ですけど、今どこにいらっしゃるんですか?」
ボンベルタが閉まっているので、
毎日のようにお問合せの電話が鳴ります。
しかし〇〇という名前は、
宮崎にはあまりにも多いので、
どの〇〇さんなのか、サッパリ見当がつきません。
仮店舗の場所を説明すると、
「わかりました。
で、今度ランチでもしません?」
は?いや、いきなりそう言われても・・・・・。
それより、アンタ誰?
「以前よくお店にお邪魔してたんですけど、覚えてらっしゃらない?」
「申し訳ありません。〇〇さんって、大勢いらっしゃるもんで、
どちらの〇〇さんでしょうか?」
「顔を見れば、わかると思うんですよ。いつならランチできます?」
グイグイくる〇〇さんでしたが、
今はお店に一人の時間が多いので出られないし、
お休みも研修会で忙しいから、ご用ならお店に遊びに来てね、
とお茶を濁して電話を切った私。
そしたら、来たね。〇〇さん。
「私よ、思い出した?」
いや~、そういえば昔お店に来たことがあるような・・・・
顔に見覚えはあるのだけど、詳しくは思い出せません。
「で、いつなら行ける?ランチ。」
「何かご用ですか?」
「ご用ってほどでも・・、ちょっとゆっくり説明したいのだけど、
それよりアナタとランチがしたいのよ。」
しかし、その日は打ち合わせがあったため、
新しいスタッフや私のダンナが裏でガヤガヤしておりまして、
「ごめんなさい、ちょっと忙しくて。」
と逃げました。
これで終わったと思っていたのです。
が、また来たんだ、これが。
「ねえ、ランチに行きましょうよ。」
いや、お店から出るわけにはいかないんで、と言うと、
「近くのお店ならいいんじゃない?」
いや、近くでもダメだから。
「じゃあ、私がお弁当を買って来るから。」
いや、お店で飲食はダメなんで。
「お店の奥だったら?」
いや、奥はちょっと(住居ですし)。
今回もたまたま打ち合わせでスタッフが裏にいたので、
忙しいからとお帰り願ったのでした。
結局、何の用なのかはワカランのだけど、
何かの勧誘なのでしたら、
やり方も狙う相手も、間違ってますよ。
またまた現れるのでしょうか、〇〇さん。
それにしても、なんでランチなのかしら?わからん。
2015年07月09日
年上の女

画像のブツは、
雨続きのシーズンに最適な飲み物、梅酵素です。
それは置いといて、
昨日は久しぶりに腐れ縁の五人会でした。
「ねえ、もうちょっとで私達の付き合いも30年よ!」
「もうちょっとの我慢か。」
「アンタが何を我慢してると!?」
嬉しいことに、
このメンバーでは私が一番の年少であります。
若手なのです。
年下の仲間たちからも
「みんなで見守ってるから。」
なんて言われるキリンさんなのですが、
年上のお姉さまたちは、もうちょっと違います。
昨日、調子に乗った私が、
「他人なんてどうなろうと、知ったこっちゃないも~ん。」
とうそぶいてみせると、
「アンタ、そんなこと思ってもないくせに、言うんじゃないわよ。
思ってなくても口に出すと、
言霊ってのがあるんだから本当になっちゃうよ。」
などと説教をしてくれるのです。
平気で一歩踏み込んでくれるのですよ。
これが嬉しい私は、マゾなのか?
いや、誰だって嬉しいよね。
他のメンバーが、お姑さんの愚痴をこぼし、
「こんなこと言うのよ。」
と訴えたときも、別のメンバーが、
「ゴメン。私が姑でも同じこと言ったと思う。気を悪くしないでね。」
と反対意見を述べるのだ。
そこからもちろん喧々諤々、大騒ぎなのですが、
気を悪くする人は誰もいやしません。
「70になっても80になっても、 このメンバーで飲もうね!!」
「もちろん!!」
ふふふ、羨ましいだろう。
今日は仲間自慢、してみました。
画像は絶対にみんなNGだから(聞かなくてもわかる)、
想像してください。とても素敵な人たちなんですよ~~~。
さて、ボンベルタの再オープンの準備で忙しくなってきました。
あともうちょっと、頑張ります。
2015年07月07日
「ひゃくまんさん」がやって来た!!パート2
ちょっとブレてますが、
子どものすることですから許してつかあさい。
(誰が子供じゃ?)
さて、どうしてパート2なのかと申しますと、
「幸せうさぎさん」のブログで先に書かれちまったもんですから。
(リンクがわからないので、興味のある方は自分で探してね)
金沢から、お友達のあーちゃんが遊びに来ました。
いや、遊びにじゃなくて用事があったんだけどね。
目的はどうあれ、
来たからには楽しまなきゃ損!!!
そう考えるのが、あーちゃんの良いところ。
画像のひゃくまんさんは、
あーちゃんがくれたお土産のキーホルダーです。
この「ひゃくまんさん」は、
以前にもブログで紹介したことがあるほど大好きなキャラ。
漆塗りや金箔や、金沢の贅を尽くした、
デラックスでゴージャスで迫力満点なこの「ひゃくまんさん」。
実は、金沢の新幹線PRのためのマスコットなのに、
身体が太すぎて改札を通り抜けられないのだ。
「ワシに会いたくば、そっちから来い!」
みたいな殿様感がすてき。
私がひゃくまんさんファンなのを知っているあーちゃんは、
わざわざこのキーホルダーを持って来てくれたのでした。
ありがとうございます。
あーちゃんは、チビ・・・いや、小柄で可愛らしく、
とてもおっとりした金沢美人です。
ぱっと見たら「守ってあげたい」と思わせるような。
ところが、これは仮の姿。
デカい車を乗り回し(いつも金沢から車で来る)、
誰かの世話をやいたり仕切ったりするのが、
とても上手なんです。
こないだ、
いつもの面々であーちゃんを囲む会を開きました。
お料理は美味しいし、おしゃべりは爆発するし、
記憶のとんだ人、飲み物を吹く人、顔が疲れた人、
そりゃあもう大騒ぎだったのですが、
会計のときになると、
「飲んでない2人はワリカンじゃ可愛そうだから、
その分は安くね!!」
とキッパリ言ってくれたのでした。
2人のうちの一人は私です。
冷静なときは、飲まない人は安くしようねと言っていても、
ぐだぐだになると、面倒くさくなって忘れる人が多いのも事実。
あーちゃんは、結構飲んでたくせに、
そんなところは気配りを忘れない優しさを持っているのでした。
今回も楽しかったね、あーちゃん。
また会いましょう。
2015年07月01日
宮崎市プレミアム商品券

7月ですね!!
本日発売の「宮崎市プレミアム商品券」、
息子に買いに行かせました。
「僕を産んだのは、便利に使うため?」
と聞かれたことがありましたな。
まさか!!・・いや、ちょっとそうかも。
そんな家庭の事情はさておき、
この商品券には、
「共通券」と「地域券」の二種類があります。
くすりのキリン堂(仮店舗)では、
どちらも使えます!!!
しかしこれは清水町にお店がある間で、
ボンベルタ地下に再び入ってからだと、
共通券しか使えません。
地域券をどこで使おうかなあと考えてるアナタ、
くすりのキリン堂へどうぞいらしてね。
清水町での仮営業は、
おそらく今月の20日過ぎくらいまでの予定です。
話はころっと変わります。
私が実家に帰っていたときに、
ダーリンから電話がありました。
「年配の女性が来られて、
いつもの漢方の安定剤をと言われてるけど、何?」
その方の名前を聞いても思い当らず、
電話であれやこれやと騒いでいると、
お客様は棚を指さして、
「あった!!これこれ。」
それは、
「新ポリグリップ 無添加」。
入れ歯の安定剤じゃん・・・・・・。
無添加は漢方って意味じゃないし・・・・。
ま、色んな方がいらっしゃいますよ。
2015年06月30日
俺のこの娘に手を出すな

それは、公衆の面前でありました。
男が二人に女が一人。
何やら緊迫した雰囲気であります。
ぼんやりしたキリンさんも、何だ?と思って見ていると、
「これ以上、この子につきまとうな!!」
「なにをっ!!」
身構えるオトコ2人。
オロオロとうろたえるオンナ一人。
しばらく睨みあったあと、1人のオトコは去り、
泣くオンナ、肩を抱くオトコ。
その男性たち、推定年齢たぶん70歳を過ぎている・・・。
女性の方も、60代後半であろうかと・・・。
びっくり。
そういえば、
友達からもこんな話を聞きました。
知り合いの、踊りのお師匠さん(70代)が、
道ならぬ恋に身を焦がしているのだそうです。
「でもお師匠さん、尿漏れがひどくてパットしてるのよね・・。」
私は50代もほぼ終盤にさしかかり、
色んなこと知ってるつもりになってたけれど、
人生はまだまだ未知数なのでございました。
2015年06月29日
梅の健康パワー

画像はご存じ梅酵素。
けさのNHKで、梅の健康パワーが取り上げられてましたね。
ご覧になりました?
いままで梅酵素をおススメする時、
弱ったお腹を元気にするとか、
夏バテ予防になるとか、
食欲がない時の栄養補給になるとか、
解毒効果があるとか、
そんな話をしてたと思います。
そこに今朝のお話ですと、
ダイエット効果!!骨粗鬆症予防効果!!
が、加わるというのです。
すごいぞ梅パワー。
今年も梅酵素は、
大勢の方からご予約頂き、お配りいたしました。
もう飲み始めてますよね。

お湯割りすると、こんな感じ。
そんなにいいのなら、
自分も漬けてみようかな・・・。
でも、もう梅がないじゃん!!
いやいや、悲観しないで下さい。
大高酵素の販売会社では、
毎年ちょっと多めに梅酵素を仕込んでいるのです。
まだ余裕はあると思うので、
欲しいなあという方は、くすりのキリン堂までご連絡ください。
今、こちらの事情でメールとFAXが使えないので、
お電話か携帯メールでよろしくお願いします。
今日はめずらしく晴れましたね。
いまのうちに、あれやこれやを片付けなくては。
では。
2015年06月28日
B型ってヤツは・・・。
実家の母の血液型、それは「B型」。
呪われたB・・・・そう、私もB型なのでした。
こないだ宮島にグループで旅行に行ったのだけど、
私以外にもB型の女性がいたのです。
事件の発端は、旅の初め、宮島に渡る船の中。
メンバーの一人、ある男性が私達に聞きました。
「宮島にコンビニ、ありますかね?」
「どうしたの?」
「いや、コンタクトレンズの保存液を忘れてしまって、
コンビニで買いたいんですよ。」
「あるよ。」
自信満々に答える私。
そこに、もう一人のB型も加勢します。
「うん、あるある。」
「昔はなかったけど、今はあるよね。」
「うん、ワタシ見たもん。2件ある。」
男性はほっとした顔で
「良かった~。」
と、胸をなでおろしました。
ここまで読んで、なんだか悪い予感がするなあと思ったアナタ、
その予感は大正解なのだ。
宮島に着いて、
彼とB型の彼女はコンビニを探しに行ったのです。
ここから先は、後で聞いた話。
どこを探してもコンビニがないので、
そこにあるお店で聞くことに。
「コンビニ、どこにあるんですか?」
「そんなもの、この宮島には一軒もありませんよ。」
うろたえるB型の彼女。
「えっ、前はありましたよね。」
「いや、一度もコンビニなんて出来たことありません。」
困った彼は聞きました。
「じゃあ、コンタクトの保存液とか、どこで買うんですか?」
「私は本土から通ってきてるので、本土で買います。」
何の参考にもならんかった・・・・。
ごめんね。いいかげんな情報をキッパリ言い切って。
でも2軒あると言ったのは、もう一人の彼女だからね。
(言い訳にならん)
うちの母もそうです。
おしゃれな喫茶店に行こうということで、母を乗せて運転する私。
私は行ったことがないので、頼るは母のナビ。
「そこを曲がったらある。」
曲がっても、ない。
「右じゃった。」
右に曲がってみた。
「お母ちゃん、ここ他人の家じゃろ。」
「ほんまじゃ。ごめんください、あははは。」
もう言葉を返すのもイヤ。
なんとか辿り着いたものの、
私は慣れないところで右往左往したのでグッタリです。
帰りついて、母にいいました。
「頼むけん、ええかげんなことをキッパリ言うんはやめてね。
すっごい困るけん。」
しかし母は事も無げに笑うのだ。
「知らん知らん、楽しかった、あははは。」
B型は、自分の失敗を面白がるという、
始末の悪い傾向があるのです。困ったちゃんですね。
血液型に根拠はないと言われても、
やっぱりな~、と、ため息をつくキリンさんなのでした。
2015年06月26日
宮島だけではありません
平清盛公の像であります。
さては、宮島の記事の続きでは?
そう思ったアナタ。
違いますよ。
ここは呉市にある「音戸の瀬戸」という名所。
本州と倉橋島の間、わずか90m幅の海峡を言うのであります。

その狭い狭い海を、
この真っ赤な「音戸大橋」がつないでいるのでした。
ここはもともと陸続きだったのを、
平清盛が切り開いたという伝説があります。
それは航路として便利な場所だからで、
今でもここは、大きな船が頻繁に行きかう海の路なんですよ。
清盛公に戻りますが、
このあたりは海流が激しく、また頻繁に向きを変える難所なので、
たった一日で一気に工事を終わらせたと伝えられているのです。
その折、日没になっても工事が終わらなかったため、
清盛公が扇であおぎ、
沈む太陽を持ち上げたという伝説が、
平清盛の日招き伝説なのであります。
睨み潮という伝説もあって、
それは清盛公が宮島で大蛇に追いかけられ
船に乗ってこの音戸の瀬戸まで逃げてきたとき、
流れる潮を睨みつけると大蛇の方に潮が向かい、
逃げおおせたという話。
ほんまかいな~。
音戸の瀬戸は、一帯が公園となっており、
丘の上からは瀬戸内海に浮かぶ島々が、それは美しい眺めなんです。
晴れた日には、四国までくっきり見えます。
だけど、そこにはこんな物も。
実は、むかし呉には軍港がありました。
そこは音戸の瀬戸公園とはずいぶん近いのです。
丘からは瀬戸内海も見渡せるけど、
別の方向には呉の港がすぐそこに見えるのです。
というわけで、港を守るための砲台が、
ここにはあったのでした。
上の画像は、
火薬庫と、兵舎の跡なのです。
のどかで美しい風景と、この砲台のあと、
その違和感は、天空の城を思わせるのでありました。
呉で人気の大和ミュージアム、
そちらを訪ねたら、
ここにも足を運んでほしいなあと思うキリンさんなのでした。
2015年06月25日
猫だって、一生懸命生きているのだ

うちのモモりん。
今回は違う猫の話なのですが。
お友達の実家に、一匹の猫がいます。
拾いニャンコらしいのですが、
内臓に生まれつきの奇形があるのだとか。
手術には耐えられないタイプのものなので、
長生きはしないだろうなあと思いながら飼っていたのだそうです。
ある日、友達のお母さんがニャンコを抱っこすると、
「ん?」
病気のせいでペッタンコのはずのお腹が、
なんだか妙な形になっている・・・しかも、
おっぱいが膨らんで・・・・。
「えーーーーーっ!!!!!」
まさかの妊娠!!!
そうです。
手術出来ないってことは、避妊手術も出来てなかったんです。
庭にはときどき出てたけど、まさかと思ってたのに。
病院に相談したところ、
「お腹にメスを入れると死ぬから、帝王切開は無理。
お産に耐えられるかどうか、ちょっと難しいかも。」
とのことでした。
友達のご両親は、
どうせ死ぬかもしれないのなら、病院より自宅で、と考えたそうで、
自宅で出産させる道を選んだのでした。
その結果、
自然分娩、大成功!!!
4匹が生まれ、1匹は残念ながら死産でしたが、
3匹がちゃんとオッパイ飲みながら、
すくすく育っているのでした。
3匹の中の、
いちばん小さくてちょっと弱々しい子は
不憫だから手放せないけど、
あとの2匹は里親募集中だそうです。
いい引き取り手がいるといいな。
奇形の猫というと、
むかし飼っていたチビを思い出します。
うまれつきマブタがないという身体。
身体はずっと小さくて大人しい子だったけど、
5年間しっかり生きて、病気もせず、
ある朝、炬燵の横で眠るように死んでいました。
私のおばあちゃんの家は、
かつて猫屋敷と呼ばれるほど猫がいっぱいいて、
お腹にさわると下痢する子や、首がカックンと外れる子や、
鼻水飛ばす子や、
いろんな猫がいましたが、
みんな一生懸命に生きていたなあと思い出します。
どんな命も、一生懸命なのですね。
ちなみに友達の実家のご両親は、
よく喧嘩をしていたのが、
猫のお陰で仲良しになったとか。
良かった良かった。
2015年06月23日
メール、した?

ここで言うメールとは、
パソコンへのメール、またはメッセージのこと。
仮店舗に移って、はや1か月となりました。
あっと言う間です。
ということは、
リニューアルオープンまで
残り1か月ということなんですよ。
大丈夫か?
準備はオッケイなのか?私。
そんな今日この頃、
まったくもって今更なんですが、
パソコンにメールが届いておりません。
ボンベルタ地下から移動することで、
どうも届かなくなってるらしい。
こっちからも送れないし。
またボンベルタに戻ったら使えるのでしょう。
というわけで、
ご用のある方は、電話か携帯メールでご連絡ください。
今頃になって言うなよとお怒りの方々。
ごもっともです。
そろそろキリンさんはボケてるのでは?
そう思われてもしかたないけど、
どうぞお許しください。
こんなキリンさんですが、見捨てないでね~。
2015年06月22日
父の日に、父はいない

昨日、息子が言った言葉。
「父の日に、父はいない。」
実は金曜日からダーリンは研修のため、
北九州に行っておりまして、今日帰ってくる予定なんです。
うちはメモリアルに比較的無関心な家族なので、
何のイベント予定もありませんが。
そこでふと、自分の父を思い出しました。
私の実家もまた、
メモリアルに全く興味のない人たちだったので、
生きていてくれたら、プレゼント送ったのに、
ってなことはないのですが。
画像は私がまだ1歳か2歳だったころ。
弟が生まれる前ですから、
両親の愛情を一身に受けていた頃です。
自信満々な私の表情と、
我が子が可愛くてタマランという母の表情と、
その後でうすぼんやり笑みを浮かべている父ちゃん。
大人になって記憶を振り返ると、
この頃の父は時々、私に焼きもちを焼いていました。
妻を娘にとられた、そんな感じ。
乳離れが遅かった私がオッパイ飲んでると(4歳まで飲んでた)、
いつも髪の毛を引っ張ったり、いやがらせをしに来るのだ。
私が泣くと、
「泣いた泣いた。」
と喜んで笑うのだ。ひどいでしょう。
だけど、こんなこともあるのです。
父と二人でお風呂に入った時でした。
きっと弟が生まれた後だったんでしょうね。
父ちゃんと湯舟につかっていると、
どうしてもどうしても我慢できないほどの便意が・・・・。
しかも大の方なんですよ。
どうしよう。
「ウン子がしたい。」
そう言えば済むだけのこと。
でも当時の子供には、
父ちゃんにそう言うのは、とてもハードルが高かったのです。
「なんで風呂に入る前に便所に行かんかったんか!!」
そう怒られるの、怖いんです。
必死で我慢して我慢して、
そして、ついに、やっちまいました。
水面に申し訳なさそうにぷか~~っと浮かぶ、
小さなウン子。
ああ、もうダメだ。
絶望にうつむく私。
その時、父ちゃんは何も言わず、
事も無げにブツを手ですくい、
排水溝から流し、
何事もなかったかのような顔をしてくれたのです。
そしてお風呂を出てからも何も言わず、
まるで共犯者のように何食わぬ顔を続けてくれたのでした。
きっと忘れてるだろうなあ、父ちゃん。
もう死んでるけど。
亡くなる前に入院していた頃、
お見舞いに行った母が、
「今度つかさを連れて来ようか?」
と尋ねると、
「いや、連れてこんでええ。
アンタさえ来てくれたら、それでええ。」
そうぬかした父ちゃん。
父の日に、父はいなかったけど、
しみじみと思い出を紡いだキリンさんなのでした。
2015年06月19日
夜の宮島
「夜の宮島」、ご当地演歌のタイトルみたいですな。
広島県に住んでいると、
宮島に行く機会はいやがおうでも何度もあります。
地区の日帰り旅行だったり、
遠足だったり、
県外の友達を連れて行ったり、
デートだったり。
宮島でデートすると別れるというジンクスがあるのに、
今日もまた身の程を知らぬカップルが行ってることでしょう。
きっと、
宮島にある小さなロープウエイが目当てと思われる。
4人乗りなんだけど、混んでなければ2人っきりで乗れるのですよ。
これが結構な深い谷の上を延々とゆくのです。
軽いから揺れもひどく、
きゃー、こわいわ!!
大丈夫、ぼくにつかまって!!
あらん、頼もしいお方・・・。
という楽しい時間が繰り広げられるので、
それが目当てではなかろうか。
私?違いますよ。まさか。
デートには行ったけど。
(そして別れたが)
おっと、余計なことでしたね。
それはさておき、そんな広島県人でも、
夜の宮島にはあまり縁がないものなのだ。
だって、日帰りできるのに、わざわざ泊まらないもん。
それに宮島の旅館は高いのです。
足元みやがっ・・・いや、あの、その。
神の島ですから、めったなことは言われんのじゃった。
だけど今回、宮島に泊まったのです。
男性4人、女性5人のグループで。
ちょっと高かったけど、そこは大人。大人になって良かった。
最初のピンボケ写真は、
暗くなってから、舟で大鳥居の周りをクルージングした時のものです。
もっと潮が満ちていたら、
鳥居の下をくぐれるんだって。
だけど今回は、鳥居のあたりは水深30cmくらいだったので、
近くから見るだけでした。
それでもライトアップされた大鳥居や、
厳島神社の社殿は、とても美しく幻想的でしたよ。
翌朝は、6時に起きてお参りに。
この時は干潮で、大鳥居のそばまで歩いて行きました。
驚くことが一つ。
この大鳥居、メインとなる柱の片方は、
宮崎県は西都産の杉の木なんだそうです。
ご縁があるのね。
宮島では、あっと驚く大事件が勃発したのですが、
それはヒミツ。
どうしても知りたい方は、
こっそり聞きにいらしてね。
これから宮島にいらっしゃる方、
宿代はちょっと高いけど、
宿泊をおススメいたします。
宮島は、島全体が神と言われるところ。
とってもスピリチュアルなスポットですから、
昼のパワーと夜のパワーと、
是非とも両方を体感してみてください。
2015年05月30日
楽しい運動会

某閣下のブログで思い出した。
運動会での理不尽の数々。
ウソだと思われるかもしれませんが、
こんな私ですが、
運動は得意な方でした。
足だって、まあまあ早い方。
だけど小学校のとき、
4人で走る徒競走では、いつも3番が定位置だったのです。
4人の中の3番ですから、
ビリから二番目。
遅い方ってことですよね。
だけどだけど、しょうがないんです。
だって、
学年で1番早い子と、2番目に早い子が同じ組なんだもん。
他の組み合わせだったら、
2番、いや1番だったかもしれないのに。
口惜しくてたまらないキリンさんなのでした。
それから、
うちの小学校では、
朝礼や始業式なんかでは背の低い順に並ぶにに、
運動会では背が高い順に並ぶのです。
私はとてもチビだったので、
前がまったく見えなかったのだ。
朝礼台の上で生徒会長が体操してても、
全く何をやってるのかサッパリです。
それから一番ムカついたのは、
フォークダンスの時です。
背の高い順に男女がペアを組むのだけど、
うちの学校は女子の数の方が多かったので、
あぶれた女子が男役をするのです。
チビな私は当然あぶれて男役にまわります。
これがね、
チビ同士が組むならまだいいよ。
オクラホマミクサーで、パートナーが変わると、
いきなり自分より頭一つデカい女子と組むわけですよ。
で、私は男子なんですから、
巨大な女子の背中側に張り付いて、
必死で手をのばすわけですよ。
むこうだって必死で私の手をつかみ、
そうすると、なんだか私が背負われてるような格好になるのだ。
普通、大きい女子が男子役になった方がいいと考えるのでは?
だけど先生はそこを考えてくれず、
失笑をかうようなフォークダンスが繰り広げられたのです。
わけがわからん。
そんな風に、理不尽ばかりの運動会でしたが、
私は運動会が大好きでした。
何故か?きっと授業がなかったからでしょうね。
子どもなんて、そんなレベルです。
2015年05月28日
くすりのキリン堂 仮店舗営業のお知らせ

お友達からもらった香炉。かわいいでしょう。
さて、ご存じの方も、未だご存じでない方もいらっしゃいますが、
ボンベルタ橘は地下フロアを全面改装することになり、
5月20日をもちまして営業を停止しております。
そして、7月の終わりごろにリニューアルオープン。
素敵に生まれ変わることになりました。
くすりのキリン堂も、もちろん新しくなります。
それまでの間どうするの?
それまでの間、約2か月間は仮店舗営業です。
仮店舗ってどこにあるの?
それは、清水1丁目8-2。
近くにあるのは、
「わらしべ」「受験ラサール」「理容矢野」など。
ここは主人の父が開いた「くすりのキリン堂」の原型の場所です。
昔はほとんどの薬屋さんがそうだったように、
自宅兼店舗。
義父と義母は、朝起きたときから夜布団に入るまで、
ずっと働いて、お店を守ってきたのでした。
そこでまた薬屋の看板を上げようとは。
たった2ケ月の間だけど、
頑張ろうと心に誓うキリンさんなのでありました。
というわけで、
ご用の方はこちらにいらしてね。
いや、ご用はなくても遊びに来て下さい。
お待ちしております。
どうしても場所がわからない時には、
0985-23-3521 または 0985-26-7890までお電話ください。
2015年04月29日
かくかくしかじか
大人買いしてしもうた。
と言っても5冊で完結ですけど。
宮崎出身の、東村アキコさん作「かくかくしかじか」。
まんが大賞を受賞したから買ったのか?
いや、違います。
もっと前から知ってたもん。(いばってみる)
作者は私よりもずっと若い方ですが、
まだまだ昭和という時代の価値観を共有できるような、
そんな風に勝手に思っています。
一気に読んで、泣きました。
作者はどこかで
「これを描くのは辛かった」
とコメントしてるそうです。
その真意はわからないけど、
読んでる私も辛かった。
ここからは、私の勝手な感想です。
読んでいるうちに、
いろんな人の期待を裏切ってきたことを思い出すのです。
そんな経験は、誰にでもあるはず。
親の期待に始まり、
先生からの期待、部活の顧問からの期待、
仕事での期待、友達からの期待。
頑張って、期待に応えられた人もいれば、
力及ばず応えられなかった人もいるでしょう。
だけど、
頑張りもせずに逃げてしまって裏切った思い出は、
ずっと苦く心の底に残るものです。
根っから怠け者の私には、
そんな思い出がありすぎるほどあるのだ。
この作品に出てくる先生ほど密に関わった人は私にはいないけど、
人生の中で入れかわり立ちかわり、
真面目に励まそうとしてくれた人たちがありました。
だけど、なんにもわかってなかった。
その頃を振り返ると、
穴を掘って入りたいくらい恥ずかしくなります。
作者も昔に戻って
「あの頃の自分」をぶんなぐるシーンが何度もありますが、
読みながら私も
激しくうなずきながら「ある!ある!ある!」と同意するのでした。
だけど、そんな真面目な励ましというものが自分に力をくれていると気づいたのは、
ずいぶん大人になってからです。
「棚から牡丹餅」ばかりを目指して生きていたけれど、
いつか真面目に頑張るようになったとき、初めてわかったのかもしれません。
なんだか抽象的な話ばかりですね。
キリンさんの言うこと、よくわからんわい、そう思ったら、
「かくかくしかじか」を読んでみて下さい。
面白いよ。
2015年04月21日
まさかの店舗リニューアル!!

夏の画像がどこにもなかったので、
梶山みゆきさんの作品をのせてみました。たんぽぽだけど。
しばらくブログをさぼっていたキリンさんですが、
今回はさすがにお知らせしておかなければイカンことが勃発。
ボンベルタ橘の地下フロアは、
5月20日の営業をもって一旦閉店し、
大がかりなリニューアル工事に入ることになりました。
工事期間は約2ケ月なので、
7月の終わりあたりに再オープンという計画です。
かなりの大改装ですよ。
当然ながら、くすりのキリン堂も改装します。
2ケ月間も、キリン堂はなくなっちゃうの??
とご心配のアナタ、
改装の間は、仮店舗で営業しますのでご安心ください。
場所は清水1丁目の、「わらしべ」さんの近くです。
地図をアップする能力がないので、
是非とも知りたい方は、5月20日までにご来店ください。
手書きの地図をお渡しします。
しばらくご不自由をおかけしますが、
それだけの期間をかけての改装ですから、
相当がらっと変わります。
乞うご期待ですよ。
楽しみにしていてくださいね。
食品売り場では、
すでに売り尽くしセールが始まっています。
おヒマな方は覗いてみてくださいませ。
ついでにキリン堂にもいらしてね。
そうそう、
どうして最初に夏の画像を探したかというと、
リニューアルオープンが夏だからなの。
それだけのことでした。
たんぽぽの方が希望に向かってる感じで、
よほど良いですね。ふふふのふ。
では。
2015年03月12日
五十の手習い。

50?うそつけ、58やんか。
と思った人は体育館裏に来なさい。
はっきり言って、発表会好きです。
試合も好きです。
ただ黙々と続けるだけじゃなく、
その成果を試す場があるならば、是非とも試したい。
という肉食な心を持つキリンさんです。
ボイストレーニングを始めたのが
去年の4月のことでした。
それから、苦節一年(短っ!)。
おかげさまで晴れ舞台に立つことが出来たわけです。
率直な感想は「すっごく気持ち良かった!!」であります。
見に来てくれた茉莉花のトモ子さんは
「よかったよーー!!不覚にも涙が出たわ。」
と、人を喜ばせるようなこと言ってくれるし、
先生にも褒められるし。
「本番、すごく良かったですよ!!」
「ありがとうございます。なんだか自分の声がすごく良いモノみたいに聞こえたし、
ギターも綺麗な音に聞こえまして~、えへへ。」
「でしょう!?あそこ、音響が抜群にいいんですよ!!」
「・・・・・。」
音響に助けられたキリンさん。
日頃は毛嫌いしているメカではありますが、
今回ばかりは文明の有難さを知ったのでありました。
このトシでボイストレーニングに通っているとか、
発表会でギターの弾き語りをするとか、
「すごいですね」と色んな人から言われました。
それは
「その年ですごいですね。」
という意味でありましょうか。
だけど、横浜の友達はバレエを習っていて発表会に出るし、
広島の友達は心理学を学びに大学に行こうかと考えたりしてるし、
ロースクールに入りなおして司法試験を受けてる友達もいるし、
ホノルルマラソンに出る人もいるし、
私なんて、そう珍しくもないんです。
50代になっても60代になっても、十分チャレンジできる。
そんな実例がもっと増えると、
年をとるのもオツなものだと考える人が増えるのではなかろうか。
そんな実例の一人として、
これからも頑張ろうと意欲に燃えるキリンさんでありました。
さて、土曜日は酵素味噌造りです。
今日から準備に入っておりますよ。
美味しいお味噌を作るために、これもまた頑張るぞ。