2015年06月28日
B型ってヤツは・・・。
実家の母の血液型、それは「B型」。
呪われたB・・・・そう、私もB型なのでした。
こないだ宮島にグループで旅行に行ったのだけど、
私以外にもB型の女性がいたのです。
事件の発端は、旅の初め、宮島に渡る船の中。
メンバーの一人、ある男性が私達に聞きました。
「宮島にコンビニ、ありますかね?」
「どうしたの?」
「いや、コンタクトレンズの保存液を忘れてしまって、
コンビニで買いたいんですよ。」
「あるよ。」
自信満々に答える私。
そこに、もう一人のB型も加勢します。
「うん、あるある。」
「昔はなかったけど、今はあるよね。」
「うん、ワタシ見たもん。2件ある。」
男性はほっとした顔で
「良かった~。」
と、胸をなでおろしました。
ここまで読んで、なんだか悪い予感がするなあと思ったアナタ、
その予感は大正解なのだ。
宮島に着いて、
彼とB型の彼女はコンビニを探しに行ったのです。
ここから先は、後で聞いた話。
どこを探してもコンビニがないので、
そこにあるお店で聞くことに。
「コンビニ、どこにあるんですか?」
「そんなもの、この宮島には一軒もありませんよ。」
うろたえるB型の彼女。
「えっ、前はありましたよね。」
「いや、一度もコンビニなんて出来たことありません。」
困った彼は聞きました。
「じゃあ、コンタクトの保存液とか、どこで買うんですか?」
「私は本土から通ってきてるので、本土で買います。」
何の参考にもならんかった・・・・。
ごめんね。いいかげんな情報をキッパリ言い切って。
でも2軒あると言ったのは、もう一人の彼女だからね。
(言い訳にならん)
うちの母もそうです。
おしゃれな喫茶店に行こうということで、母を乗せて運転する私。
私は行ったことがないので、頼るは母のナビ。
「そこを曲がったらある。」
曲がっても、ない。
「右じゃった。」
右に曲がってみた。
「お母ちゃん、ここ他人の家じゃろ。」
「ほんまじゃ。ごめんください、あははは。」
もう言葉を返すのもイヤ。
なんとか辿り着いたものの、
私は慣れないところで右往左往したのでグッタリです。
帰りついて、母にいいました。
「頼むけん、ええかげんなことをキッパリ言うんはやめてね。
すっごい困るけん。」
しかし母は事も無げに笑うのだ。
「知らん知らん、楽しかった、あははは。」
B型は、自分の失敗を面白がるという、
始末の悪い傾向があるのです。困ったちゃんですね。
血液型に根拠はないと言われても、
やっぱりな~、と、ため息をつくキリンさんなのでした。
Posted by キリンさん at 11:16│Comments(0)
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