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Posted by みやchan運営事務局 at

2013年09月13日

わけがわからない思い出





昨日、記事をアップしようとしたのに消えてしまいました。

「滝川クリステルに似てますね。」
と言われた嬉しさを綴ったのに、残念です。

え?その内容をメカが拒否したんだろうって?
うぬぬぬ、またしてもメカにしてやられたか。

気を取り直し、大学時代の思い出をひとつ。

それはある秋の昼下がり。
私は下宿から学校まで、自転車で通っておりました。

その日は午後しか授業がなかったので(午前をサボったのではナイ)、
お昼ご飯を済ませてから、
のんびり出かけて行きました。

デニムのロングスカートに、赤いギンガムチェックのブラウスを着て、
室町通りをチャリチャリと走っている途中のことです。

その通りは、いつも人影が少なく静かなのが常なのですが、
その日は特に静かで誰もいませんでした。

突然、前方に男の人が一人立ちはだかり、
こっちを見据えているのです。

作業ズボンに長袖のシャツ(下着の)。
なんだかふらふらしていて、酔っ払ってるのか?ってかんじ。

どうしようかなあと思ったのですが、
自転車暴走族と言われていた私は全速で横を走り抜けようと決め、
そのまま走っていきました。

すると、やはり突然、その人は両手をばっと広げ、

「オマエは、男か!女か!」
と聞くのです。

しかたないので自転車を降り、
しかたないので正直に、

「オンナです。」
と言いました。

すると、
「そうか!女か!」

「はい。」

「女らしいせえ!(関西弁)」

こっちに向かってこられたらどうしようかと心配だったけど、
そのまま立ってるだけのその人。

でも、相変わらず両手を広げたままなので、
しかたなく私は後を向いて、回り道をするために引き返したのです。

道を曲がるとき、ちらっと振り返ると、
その人はまだ両手を開いてつったっていました。

秋晴れの、静かな街中の昼下がり。

あれは何だったんだろう。

それにしても
「女らしいせえ」と説教くらうとは。

ちょっと当たってると思った私なのでした。

  

Posted by キリンさん at 17:22Comments(4)王様の耳はロバの耳