スポンサーリンク


上記の広告は一定期間更新のないブログに表示されます。新しい記事を書く事で広告が消す事ができます。

  

Posted by みやchan運営事務局 at

2013年09月20日

満月から新月へ向かうとき


夕べの月は、本当に綺麗でした。
流れる雲の様子もまた美しく、心に残りましたね。

満月の、一番古い記憶は子供の頃。
おそらく小学校にあがる前くらいではないでしょうか。

8時ころには眠りについていたのだけど、
何かの拍子に目がさめたのでしょう。

ここで最初の画像を見てほしいのですが、
これは実家の座敷から見た庭です。

当時はこの座敷の一つ手前の部屋に寝ていた私。
襖の隙間からもれる光に、
布団から起き出して、その襖を開けました。

するとそこには、画像のように開けた障子と縁側があり、
ススキと果物とお団子がかざられ、
縁側に腰掛けた母の後姿が見えたのです。

庭は満月の光に照らされ白く輝いており、
子供の私でも息をのむほどの美しさでした。

声も出せずに立っている私の方を、
母はゆっくりと振り返り、

「おいで。」
と手招きしてくれたのです。

小走りに母の横に行き、
同じように縁側に腰掛けた私。

月と母の顔を、代わる代わる見つめました。
まだ30前後であった母の横顔は、
月の光に照らされ、それは綺麗に輝いており、
娘ながらに、ぼうっとしたのを覚えています。

それにしても、
眠る前には縁側には何もなかったのに、
いつの間に母はお供えを設えたのであろうかと、
不思議でたまらず、
まるで夢を見ているような気分でありました。

「お団子、食べてもええ?」
と聞くのだけは忘れませんでしたが。

いつもは夜中に食べるなんて叱られるに決まってるのだけど、
その日の母は、
「ええよ、食べんさい。」
と、甘やかすように言ってくれたのも、
また夢のように思えた私。

食べたあとも、しばらく二人でお月見をして、
それから寝たのでありました。

幼い日の、甘い甘い思い出です。

さて、
満月から新月に向かうときは、
デトックスにとても適した時期なんです。

つまり、断食するなら今!!

本当は、満月の夜の断食にもとても意味があるのだけど、
団子の誘惑に負けた私。

しばらく予定があるけれど、
近いうちに断食しようと思っております。

皆様も、ぜひどうぞ。  

Posted by キリンさん at 10:50Comments(4)健康一般