2013年09月04日
橋の下に捨てられていた子

たまたま橋の画像だったので入れてみました。
子供の頃に、
「アンタは橋の下に捨てられていた。」
と言われたことありませんか?
今は言わないのかな。
私の年代では、ほとんどの子供が言われたことあったのでは。
私はこれを言われるのが大キライでした。
ええ~~~っ、じゃあ私はお母さんの子じゃなかったの?????
なんて思うほど素直な子供だったわけではなく
、
どうしてそんな見え透いた嘘をつかれなければならないのか、
それが理解できなくて情けなくなるからです。
私がそんな嘘を見抜けないとでも???
バカにしないでよ!!
と、憤怒に燃え、屈辱に唇をかんだものでした。
それを思い出したのは今朝のできごと。
台風は行っちゃったけど、小学校は臨時休校になってます。
お店の前で小学校の低学年くらいの女の子がお母さんと一緒にいたところ、
通りかかった知り合いらしきオバサンが、
「あら!!さっきオバちゃんの家に電話があって、
小学校は普通どおりあります、って先生が言うちょりやったよ。
はよ行かんね!」
「うそ!!」
「ホントやが。オバちゃんは、それを言うために来たっちゃから。
他の小学生は、もうみんな行ったっちゃが。休んじょるのは、アンタだけやが。」
「うそうそ!!」
「あはははは、うそやが。」
女の子は顔を真っ赤にして、
「も~~~~~~!!うそつかんでよ!!」
大人はみんな笑っていましたが、
女の子は本当に悔しそうでした。
私も一緒に
「ホントよ!!!ホントに嘘つかんでよ!!」
と言いたかった。
どうして大人は子供をからかうのでしょう。
56歳の私の中にいる小さな子供は、
まだちっとも忘れていません。
大人たちの理不尽なうそ。
本気で怒っている私を見て、謝りもせずに笑う姿。
悔しくて泣いたこともしばしばあります。
まったく、大人は理不尽なものです。
え?私は自分の子供たちに嘘をつかなかったか?
そりゃあ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
さて、仕事しようかなっと。ではでは(逃)。