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Posted by みやchan運営事務局 at

2013年09月15日

突然の告白



ある日、突然の告白を受けたこと、ありませんか?

それは私が花の女子大学生だった頃のことです。
友達の家に遊びに行った帰り、
乗り換えのバス停でバスを待っていた時でした。

突然、後ろにいた見知らぬ男の人が、

「なあ。」
と、声をかけてきたのです。

会ったこともない人なので、自分とは気づかず知らん顔してました。
するともう一度、

「なあ。」

「はい?私ですか?」

「そうや、アンタや。」

そしてその人は続けました。

「結婚してくれへんか?
 アンタとやったら、オレ、やっていけそうな気がするんや。」

????????
いや、私たち、初対面ですよね?いきなりそれ?

20代後半くらいでしょうか。見た目は普通のその人。

でも、もしかしたら危ない人かも。
ムゲに断ったら、いきなりナイフ出したりしないよね。
などと頭の中でグルグル考えていたら、

ありがたいことにバスがきました。
ついて来たらどうしよう、と思ったけど、それはなかったので安心。

逃げるようにバスに乗り込む私に、

「来週も、この時間にここで待ってるから!!その次の週も!!」

と、一人でドラマを繰り広げるその人。

私がその後二度とそのバス停に行かなかったのは、
言うまでもありません。

私の予備校のときの友達は、
同じクラスの男子に呼び出され、さては、と思ったらしいのですが、

「アンタの後には霊が見える。」

「・・・・・・・。」

某宗教の勧誘だったそうです。

別の友達も仲のいい男子に呼び出され、やっぱり、と思ったらしいのですが、

「金かしてくれへん。」

「・・・・・・・。」

ネズミ講で切羽詰ってたそうです。

告白、それは甘い響き。
だけど現実はちっとも甘くなどないのでありました。  

Posted by キリンさん at 11:21Comments(4)王様の耳はロバの耳