2010年05月28日
口蹄疫 なぜ食べてはいけないのか

今、ボン店が開店しました。
お客さんが走っている・・・・・。
何が目当てなんだろう。
とりあえず、うちは素通りだ。
さて、
相変わらずですが、県外の人と話すときには、
必ず口蹄疫の話をして、理解を求めています。
自己満足かもしれませんが、
知ってもらいたいので。
「どうして全部殺すの?」
という質問については以前書きました。
それに次いで多いのが、
「人間に害がないんだったら、
どうして食肉にしないの?
どうせ殺すんだったら。」
これは、実を言うと私も最初はそう思いました。
あまり何も知らなかった頃です。
「牛を食べる」
字にすると簡単です。
でも、実際に生きている牛を食肉にするためには、
処理をしなければなりません。
感染した牛を処理場で処理すると、
処理場が汚染されてしまうのです。
処理場が汚染されると大変なことです。
感染してない牛なら?とも言われますが、
潜伏期間というものがあるので、
絶対にシロでなければ、やはり大変なことです。
あとで感染がわかったら取り返しがつきません。
それと、私自身が誤解していたことですが、
家畜の病気だから研究が遅れているのでは?
と思っていましたが、間違いでした。
口蹄疫のウイルスは、変異がとても早いらしい。
インフルエンザのウイルスが撲滅できないように、
こちらもなかなか、困難を極めているそうです。
全く無念なことですが、
現在とられている措置以外に、今のところは手立てがないのです。
さて、今日と明日は忙しいのでした。
自分の生活を粛々と進めて行こうと思います。
元気出していきましょう。