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Posted by みやchan運営事務局 at

2010年05月19日

オトコの危機




写真と本文の内容とは、一切無関係です。
いや~、使いやすいもんで。

大学時代の、男友達の話です。

今、就職難の時代ですが、
私が就職活動をしていた頃もかなりひどかった。

今と違って、
一度就職したら生涯その会社に骨を埋めるってのが、
一般的な時代。

親の七光りも、コネもなく、成績も芳しくない彼は、
相当にあせっていたそうな。

ある日、近鉄電車に乗っていたら、
上品そうな初老の紳士から声をかけられたのだそうです。

「学生さんですか?」

それは、きれいな標準語で、どうやら身分卑しからぬ方のニオイが・・。

それをきっかけに色々と話してみると、
東京は日本橋の大きな呉服屋さんのご隠居さんだとか。

その時、彼の頭にひらめいたのは、
きっと東京では顏も広いだろうから、
優しくしといたら就職の口をきいてくれるかも!!!!

そしたらむこうの方から
「実はふらっと一人旅に出たのですが、
 関西はあまり詳しくないので、案内してもらえませんか?」

「喜んで!!」
てなわけで、彼はご隠居の案内を買って出たわけです。

そらもう、自分のジイちゃんにもここまで優しくしたことない、
ってな尽くしようだったそうです。

そして夜になって、祇園にでもご案内を・・・と考えていたらしいのですが、
ご隠居は
「いや、いささか疲れたのでホテルの僕の部屋で飲みましょう。」

まあそれもよし。
と、下心満々の彼はお供つかまつったのでした。

そしてご隠居のホテルの部屋に入ったあたりから、
ちと様子が・・・・・。

「きみ・・・先にシャワーを浴びてきたまえ・・。」

!!!???????

彼は察しの良い方なので、すぐに、
(これはアカン!!!!)
と、心の中で叫んだのでした。

「いや、ボク、ちょっと用事があるの忘れてたんで、
 今日はこれで・・・。」
と帰ろうとすると、
ご隠居は彼の前に立ちはだかり、
片手をパーの状態で突き出して、

「キミ!!5万でどうだ!!!!!」

彼はそれを振り払うようにして逃げ帰ったそうですが、
巷の噂では、
「あいつのことやから、売っとるで・・。」

それはどっちでもいいのですが、
男性でも、恐ろしい目に合うことってあるんですね。
くわばらくわばら。

そういえば、別の友達はやはり大学生のとき、
当時で言うところのポルノ映画を見にいったとき、
となりのオッサンから
「ついて来たら、ええもん見せたる。」
と言われて、女性の写真でも見せてくれるんかなあと、
喜んでトイレについていき、
オッサンのええもんを見せられたとか。

・・・世の中、いろいろあります。  

Posted by キリンさん at 10:23Comments(16)王様の耳はロバの耳