2009年01月09日
みかんと漢方

この季節、欠かせないのが「みかん」です。
漢方薬に使われるのは、皮の部分で「陳皮(ちんぴ)」といいます。
これは「行気薬(こうきやく)」といって、「気」の巡りを良くする効果があります。
「気」というのは、何かを動かす力です。
陳皮は特に、胃腸の働きや呼吸器系の働きを良くしてくれるんです。
だけど、皮なんか食べないよって?
ところが、行気薬というのは、その香りが一役かってくれるんです。
だから、みかんを食べる時には、その香りをしっかり味わってください。
皮をジャムにしても良いと思うのですが、農薬をきれいに洗い流す必要があります。
なんといっても季節のものですから、クンクンしながら楽しく食べて下さい。
ただ、最近は改良されて糖分が多いので、
食べ過ぎると、お腹にもノドにも反って障ることになります。
当店では、キンカンを酵素に漬けて食べることをおススメしています。
(ちょっとCM入りました。)